
仮想サーバーのサポート情報
Enterprise Cloud 2.0のサービス紹介・サポート情報を掲載しています。
- サービス紹介
- サポート情報
既知の事象
- Red Hat Enterprise Linux 8でyumやdnfコマンドが失敗する事象について
- 仮想サーバーのトラフィック量「Incoming Traffic」「Outgoing Traffic」の出力が逆に表示される。
- Windows Server 2019で完全メモリダンプ取得時に自動再起動されない
- Virtual Server RHEL7.5/CentOS 7.5のDNS設定について
- ボリュームを接続したままインスタンスを削除した際に接続していたボリュームの操作が出来なくなる事象
よくある質問
- RHEL8で yum や dnf を実行するとエラーが出ます。対処策はありますか。ECL2.0, OS, vSphere/Hyper-V, サーバーインスタンス, ベアメタルサーバー / 運用
RHEL8テンプレートをご利用のお客様で yum や dnf コマンドを実行した際、下記の様なエラーが出る場合には、お客様にて対処策を実施頂く必要があります。
[エラーメッセージ] – Curl error (56): Failure when receiving data from the peer for https://rhcds-sr-vip-<リージョン名>.ecl.ntt.com.local/pulp/repos/content/dist/rhel8/rhui/8/x86_64/appstream/os/repodata/repomd.xml
[OpenSSL SSL_read: error:14094415:SSL routines:ssl3_read_bytes:sslv3 alert certificate expired,errno 0]
以下の手順を実施頂くことで yum や dnf コマンドがエラー無く実行可能となります。①今はいっている期限切れのrpmをいったん削除(<リージョン名>はjp1等が入ります)
(コマンド) rpm -e rh08-sr-rhui-client02-<リージョン名>-ecl-ntt-com-2.0-1.noarch②お客様VMの/etc/hostsに以下を追加
(記載する内容) 169.254.127.24 rhcds-sr-vip-<リージョン名>.ecl.ntt.com.local③curlで新しいrpmを取得
(コマンド) curl –insecure https://<リンクローカルアドレス>/pub/rhui-client-packages/<rpmパッケージ名> >> <rpmパッケージ名>
(コマンド) curl –insecure https://<リンクローカルアドレス>/pub/rhui-gpg-key/RPM-GPG-KEY-rhui-custom >> RPM-GPG-KEY-rhui-custom●リンクローカルアドレス
169.254.127.24●パッケージ名
JP1 rh08-sr-rhui-client02-jp1-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
JP2 rh08-sr-rhui-client02-jp2-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
JP3 rh08-sr-rhui-client02-jp3-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
JP4 rh08-sr-rhui-client02-jp4-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
JP5 rh08-sr-rhui-client02-jp5-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
JP6 rh08-sr-rhui-client02-jp6-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
US1 rh08-sr-rhui-client02-us1-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
UK1 rh08-sr-rhui-client02-uk1-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
SG1 rh08-sr-rhui-client02-sg1-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
HK1 rh08-sr-rhui-client02-hk1-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
DE1 rh08-sr-rhui-client02-de1-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
AU1 rh08-sr-rhui-client02-au1-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm
FR1 rh08-sr-rhui-client02-fr1-ecl-ntt-com-2.0-2.noarch.rpm④新しいrpmをインストール
(コマンド) chown root:root ~/<rpmパッケージ名>
(コマンド) chown root:root ~/RPM-GPG-KEY-rhui-custom
(コマンド) chmod u+x ~/<rpmパッケージ名>
(コマンド) chmod u+x ~/RPM-GPG-KEY-rhui-custom
(コマンド) rpm -U <rpmパッケージ名>⑤GPG 鍵のインポート
(コマンド) rpm –import ~/RPM-GPG-KEY-rhui-custom上記対処策を実施してもエラーメッセージが出る場合には、チケットにてお問い合わせください。
- 仮想NICの仕様にある帯域制限を超過した場合、超過した場合の当該NIC宛のパケットはどのように処理されますでしょうか。ECL2.0, サーバーインスタンス / 仕様, 運用
- VMHA動作を確認したい。疑似障害を起こす方法を教えてください。ECL2.0, サーバーインスタンス, ファイアウォール (Brocade 5600 vRouter), ファイアウォール (vSRX), ロードバランサー / 運用
- サーバー冗長化構成の設定方法を教えて下さい。ECL2.0, サーバーインスタンス / 構築
- リモートデスクトップ接続にてWindowsサーバへ接続していますが、キーボードと異なる文字が入力されます。ECL2.0, サーバーインスタンス / 仕様, 運用
本事象に関しまして、マイクロソフト社によると、リモートデスクトップ接続によるアクセスにも関わらずキーボード配列がお手元のものと異なってしまうという類似事象がございます。
本事象に関しマイクロソフト社は原因に言及しておらず、大変恐縮でございますが原因の特定は難しい状況でございます。
参考までに、紹介されているワークアラウンドをご案内いたしますので、ご確認いただければ幸いでございます。
1. RDP先サーバーのキーボードレイアウトの変更
デプロイ時、Windows Server 2016 VMのキーボードレイアウトは英語(101/102)に設定されております。
下記の記事をご参考に、当該設定を日本語キーボードへとご変更ください。
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-hardware/macbook-pro-%E3%81%AE-us/9ea5d799-e66f-4485-b220-2f679ae8c393?msgid=0c2205ea-8abd-4c16-a8af-28d823408bd12. レジストリの変更
クライアントのレジストリ値を変更します。
詳細につきましては、下記のリンク先の方法2をご確認ください。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/416037 - HA設定を弄っていないのにオフに変更されてしまう。ECL2.0, サーバーインスタンス / 運用
- 仮想サーバーのコンソール画面にある、ctrl+alt+delete ボタンを押した際の挙動を教えてください。ECL2.0, サーバーインスタンス / 仕様, 運用
ご利用のOSによって挙動が異なります。
【Linux】
ctrl+alt+delete ボタンを押した際、Linux系OSの場合には仮想サーバーが再起動されます。
Linux系OSの場合には、下記コマンドによって、ctrl+alt+delete ボタンの押下に伴う再起動を無効にすることができます。
——————————————
# systemctl mask ctrl-alt-del.target
——————————————※上記設定を行いましても、2秒間の間にSIGNALを7回送信しますとSIGNALが受諾され、再起動が発生いたします。
詳しくは man systemd (下記URL)のSIGNALの項目をご参照ください。
——-
https://man7.org/linux/man-pages/man1/systemd.1.html#SIGNALS
——-【Windows】
Windowsの場合には再起動はされず、画像のようなセキュリティオプションの画面が表示されます。
- QCOW2形式のプライベートイメージテンプレートをボリュームに入れようとしたところ、ステータスがエラーになり起動可の設定にできず、ルートボリュームの作成ができません。ECL2.0, サーバーインスタンス / 運用
エラーの原因として、QCOW2形式のプライベートイメージテンプレートに対して、
ご用意いただきましたボリュームサイズが不足しているということが考えられます。エラーへの対処方法でございますが、
ご用意いただきましたボリュームサイズより大きいサイズにてボリュームを作成し、
再度QCOW2形式のイメージを入れていただき、エラーが継続して発生するかご確認ください。例)
[事象]OSが[Windows Server 2012 R2 Standard Edition]の、QCOW2形式のプライベートイメージテンプレート(13.6GB)を
15GBのボリュームに入れようとしたところステータスがエラーになった。
[原因]Windows Server 2012 R2 Standard Editionからボリュームを作成する際、
80GBを下回るボリュームを作成することはできないため、ステータスがエラーになったと考えられる。
(下記ドキュメント参照)
[対処方法]80GB以上でボリュームを作成し、再度イメージを入れたところ、問題なくルートボリュームの作成ができた。万一ボリュームサイズを変更してもエラーとなる場合は、お客さまにはお手数をお掛けし申し訳ございませんが、
チケットにてお問い合わせください。■参考URL
[サービス説明書:オフィシャルイメージの制約事項] ※OS毎に最低限必要なボリュームのサイズが異なります。
サービス説明書 – 仮想サーバー – オフィシャルイメージの制約事項※上記制約事項から抜粋
[FAQ:RAWとQCOW2の違い] ※QCOW2形式の場合、データは圧縮されるようになっております。
オフィシャルイメージテンプレートからボリュームを作成する際、オフィシャルイメージテンプレートのサイズ
を下回るボリュームを作成することはできません。(例:WindowsOSの場合80GB以上のボリュームサイズが必要)
よくある質問 – イメージの保存領域へのアップロード行う場合、RAWとQCOW2どちらのオプションを選択すべきでしょうか。また、双方の違いについて教えてください。 - コンソール接続でマウス操作ができなくなりました。ECL2.0, サーバーインスタンス / 仕様
仮想サーバーメニューのコンソール接続機能において、
稀にマウス操作のみが効かなくなることがございます。
万が一、上記事象が発生した場合は以下対処をお試しください。(1)利用端末、ブラウザの変更
利用端末、ブラウザ等のご利用環境を変更することで操作できるケースがございます。(2)仮想サーバーの再起動
(1)を実施しても状況に変化がない場合、お客さまの可能なタイミングで仮想サーバーの再起動をお試しください。なお、仮想サーバーへのコンソール接続は、
Openstack のコンソール接続の仕組みを利用しておりますが、
通常の物理サーバーでお客さまがご利用になられるようなシリアルコンソール接続とは仕組みが異なっており、
Openstackの仮想サーバーへのコンソール接続は通常のシリアルコンソール接続に比べ安定性に劣ります。
このため、ご利用はリモートデスクトップ接続等のリモート接続での利用をご検討いただきますようお願い致します。 - ボリュームの作成時、「Error writing field to database (HTTP 400)」というエラーで作成に失敗します。ECL2.0, サーバーインスタンス / 仕様