Oracleのサポート情報
Enterprise Cloud 2.0のサービス紹介・サポート情報を掲載しています。
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既知の事象
関連する既知の事象はありません。
よくある質問
- 仮想サーバーでOracle Real Application Clusters(RAC)を構成したところ、共通機能ゲートウェイ経由の通信が不通となりました。ECL2.0, Oracle / 仕様, 構築
下記サービス説明書記載の通り、Oracle Real Application Clusters(RAC)のインターコネクトラインで割り当てられるIPアドレスと、ECL共通機能ゲートウェイで使用されるIPアドレスは、競合する可能性があります。
この競合を回避するためには、Oracle RACノード(OSレベル)または外部のファイアウォールなどで、共通機能ゲートウェイのIPアドレスをNAT等で変換してください。
- ECL2.0環境でOracle Enterprise Manager Cloud Controlを利用する際の制約事項は、何かありますか。ECL2.0, Oracle / 仕様
いいえ。Oracle Enterprise Manager Cloud Control(以下、EMCCと略)利用にあたり、ECL2.0として特に制限はございません。
ただし、EMCC利用には、リポジトリ用のDBとして、Oracle Database Enterprise Edition(EE)が必須ですので、Oracle Database Standard Edition 2(SE2)をリポジトリとして使用できません。
よって、別途EEをインストールするか、別途サーバーを準備して、EEをインストールする必要があります。なお、上記のEEライセンスに関しては、EMCCのリポジトリ利用の場合は、DBがシングルインスタンスの場合にのみ、ライセンス購入が免除されます。
ただし、RACやData Guardを構成した場合は、追加ライセンスの購入が必要となります。
詳細は、以下のドキュメントをご確認ください。Oracle Enterprise Managerライセンス情報ユーザー・マニュアル
12c リリース5 (12.1.0.5)
1.5 Enterprise Managerの使用制限付きライセンスOracle Enterprise Managerライセンス情報ユーザー・マニュアル
13cリリース2
Enterprise Managerの使用制限付きライセンス - Windows Server上で、Oracleソフトウェアのインストールに失敗します(Oracle Universal Installerにて、ショートカットが作成されない)。ECL2.0, Oracle / 仕様, 構築
Enterprise Cloud 2.0 Oracle Databaseサービスで提供されるWindows Serverテンプレートは、基本的に英語環境で提供されます。
この英語設定をお客様にて日本語設定に変更した場合、設定が不十分な場合にOracle Universal Installer(OUI)にて、ショートカットが作成されないなどの不具合が発生します。
この回避策(正しい設定方法)について、本ページにてご説明します。
※参考ページ
チュートリアル – Oracle Database 12c R1 (Windows Server版)チュートリアル – 付録A 英語表示から日本語表示への変更
チュートリアル – Oracle Database 12c R2 (Windows Server版)チュートリアル – 付録A 英語表示から日本語表示への変更
エラー画面(例: Windows Server 2016+Oracle DB 12.2)
回避策(例: Windows Server 2016+Oracle DB 12.2)
1. 表示言語を変更します。※対象のOSユーザすべてで実施する必要があります。
1-1. 「Control Panel」にて「Language」を選択します。
1-2.「Add a language」で「日本語」を追加します。また「日本語」を「Move up」し、日本語の優先順位を上げます。
2. ロケールを変更します。※一度設定すると全OSユーザーに反映します。
2-1.「Control Panel」にて「Region」を選択します。
2-2.「Region」ダイアログで「Administrative」タブを選択、「Change system locale…」を選択します。
2-3.「Region Settings」で「Japanese (Japan)」を選択し、「OK」をクリックします。
2-4.「Change System Locale」ダイアログで「Restart now」をクリックし、OSを再起動します。
3. Oracle Universal Installer(setup.exe)を起動します。
注意 ・1の設定だけで、表示は日本語に変更されますが、2の手順が漏れているとOracle Universal Installerの途中処理に失敗します。 ・本ページでは、Windows Server 2016 + Oracle DB 12.2の場合を示していますが、Windows Server 2012R2 + Oracle DB 12.1でも同様の操作が必要です。
(参考)切り分け方法
Oracle Universal Installer(OUI)を起動すると、OUIダイアログが表示される前にコマンドプロンプトが表示されます。このコマンドプロンプト表示が文字化けしている場合は、OSの日本語設定がなされていない可能性があります。
コマンドプロンプトは、短時間で消えてしまうため、ご注意ください。
(○成功例)文字化けしていない
(×失敗例)文字化けしている ※上記回避策の手順2が抜けている
- Oracle DatabaseライセンスをECL2.0環境へ持ち込み、仮想サーバー又はベアメタルサーバー環境で利用することはできますか?ECL2.0, Oracle / 仕様, 構築
仮想サーバー環境への持ち込みについて
原則として、Oracle DatabaseライセンスをECL2.0の仮想サーバー環境に持ち込むことはできません。
但し、物理サーバーCPUに依存しないライセンス体系の製品の場合、持ち込みが可能である可能性はあります。
ライセンスの取り扱いについては、Oracle社の購入前サポート(Oracle Digital)に直接お問い合わせください。※Oracle Programmerは、最少ユーザー制限のない、Named User Plus(NUP)であるため、持ち込みが可能な可能性があります。
※NUPであっても、最少ユーザー数制限に物理CPU依存の制限がある場合は、ECL2.0仮想サーバー環境に持ち込むことはできません。
※Oracle Digitalの情報については、以下を参照ください。
http://www.oracle.com/jp/contact-us/overview/index.htmlベアメタルサーバー環境への持ち込みについて
ベアメタルサーバーのCPUに応じたライセンスをご準備いただければ、Oracle DatabaseライセンスをECL2.0のベアメタルサーバー環境に持ち込むことは可能です。
- Oracleメニューのオフィシャルイメージテンプレートに格納されているOracleソフトウェアを教えてください。ECL2.0, Oracle / 仕様, 構築
Oracleメニューのオフィシャルイメージテンプレートに格納されているOracleソフトウェアについては、サービス説明書- Oracle –
オフィシャルイメージテンプレートに含まれるソフトウェアをご参照ください。 - Oracleメニュー(Oracle EE)で、Oracle Advanced Securityは利用可能ですか?ECL2.0, Oracle / 仕様
はい、利用可能です。Oracle EEにおいて利用可能なオプション製品は、以下の通りです。
仮想サーバーメニュー向けのOracle EEが提供するオプション製品
- Oracle Real Application Clusters
- Oracle Partitioning
- Oracle Advanced Security
- Oracle Diagnostics Pack
- Oracle Tuning Pack
サービス説明書 – Oracle – 仮想サーバー向け – 機能・サービス
ベアメタルサーバーまたは専用ハイパーバイザーメニュー向けのOracle EEが提供するオプション製品
- Oracle Real Application Clusters
- Oracle Partitioning
- Oracle Advanced Security
- Oracle Diagnostics Pack
- Oracle Tuning Pack
- Oracle Audit Vault and Database Firewall
- Root Volumeは、拡張できますか?Oracle
- チュートリアル、構成ガイドに提示された構成以外の構成でOracle Databaseをインストールできますか?Oracle
- My Oracle Support(MOS)を利用するには、どのような手続きが必要ですか?ECL2.0, Oracle / 仕様, 運用
Oracle製品ナレッジの検索または製品パッチの取得をお求めの場合、My Oracle Support(MOS)をご利用ください。MOSをご利用いただくための手順は、以下の通りです。
- My Oracle Support にサインインするユーザー・アカウントを作成します。
- 下記My Oracle Support サポートID申請書を弊社に申請します(チケットシステム経由)。My Oracle Support サポートID申請書
- 弊社からサポートID発行を通知いたします(約5営業日後)。
- My Oracle Supportへサインイン後、そのアカウントをMy Oracle Supportで利用できるようにするために、弊社から発行したサポートIDをご利用いただきアカウントのユーザー・プロファイルを設定をします。
弊社でユーザーリクエストを確認、リクエスト承認後、My Oracle Supportの機能が利用可能となります。
ユーザーリクエストを実施された際にご連絡いただく必要はございませんが、万が一、リクエスト承認に時間を要するようであれば、その際は以下情報も併せて、ご連絡いただければ幸いでございます。
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・該当のユーザーリクエストを発行したサポートID
・追加申請を行ったユーザー情報
・ユーザーリクエストを発行した日時
—————- - My Oracle Support(MOS)でService Request(SR)の発行はできますか?Oracle