お知らせ
(2020/12/1更新)ECL1.0におけるRed Hat Enterprise Linuxバージョン6 の延長サポートの提供開始、および同OSバージョン5 の延長サポートの提供終了
平素よりEnterprise Cloud(以下ECL)をご利用いただき誠にありがとうございます。
Enterprise Cloud 1.0(ECL1.0)において仮想サーバー向けRed Hat Enterprise Linuxバージョン6の延長サポートの提供開始およびRed Hat Enterprise Linuxバージョン5の延長サポート終了についてご案内いたします。
[2020/11/10] 提供価格の”(予定)”を削除、”③お申込について”, “④ご利用条件・注意事項”の情報を更新 [2020/12/1] “(参考)ELSをご利用されない場合のサポート”の情報を更新、” (参考)ECL2.0へのテンプレート持込について”を追記Red Hat Enterprise Linuxバージョン 6 延長サポート提供開始
ECL1.0で提供中のRed Hat Enterprise Linux(以下RHEL)バージョン6について2020年11月30日をもってRed Hat社による標準サポートが終了します。
これに伴い延長ライフサイクルサポートアドオン(以下ELS)の提供を2020年12月1日に開始する予定です。
参考)(https://access.redhat.com/support/policy/updates/errata#Life_Cycle_Dates)
ELSの内容
ECL1.0は規約サービスとして、ELSを提供します。ELSを利用するには、ELS用のリポジトリサーバーにアクセスするためのOSの設定変更作業が必要です。
①ELS提供内容
Red Hat社が定めた影響度「重大」のセキュリティー修正と優先度「緊急」の一部のバグ修正パッチがご利用いただけます。
詳細は以下のRed Hat社の公式サイトをご参照ください。
(参考)Red Hat社の公式サイト (https://access.redhat.com/ja/support/policy/updates/errata)
②ELS提供対象および料金
ELSはvCPU数に応じた月額固定課金となります。RHEL本体料金に追加して、ELS料金が課金されます。当月中にvCPUを変更した場合、月額上限料金は
最大vCPU数の上限金額が適用されます。最低利用期間はありません。料金は下記の通りであり、OSの設定変更をお客さまにて実施される場合、
初期費用は無料です。
<ECL1.0 RHEL ELS月額料金>
サービス名 | vCPU | 提供価格 | 初期費用 |
コンピュートリソース
(共用/専用) |
4vCPUまで | 6,800円 | 無料 |
5vCPU以上 | 12,700円 |
※上記のELS料金に加えて、RHELの標準OS料金が加算されます
※国内データセンターの場合の提供価格となります
※料金は税別となります。
③お申込について
弊社営業担当にお問い合わせのうえ、申込書によるお申込み手続きが必要となります。受付開始日は2020年11月13日となります。
④ご利用条件・注意事項
・サービス契約単位での契約となるため、ご利用中のRHEL6全サーバー台数分にELSが適用されます。サーバー単位のELS適用はできません。
・お客さま持ち込みのRHELにELSを適用することはできません。
・プライベートカタログにRHEL6の仮想サーバーテンプレートを保管されている場合、現在運用中のRHEL6仮想サーバーが無い場合でも、ELS利用前提で
仮想サーバーを作成する予定がある場合は、事前にELSをお申し込みいただく必要があります。ELSを利用中の場合、プライベートカタログから新規に
仮想サーバーを作成した場合は、作成月から自動的にELSが適用されます。仮想サーバー作成時に切替手順書にもとづきOSの設定作業をお客様にて実施いただく必要があります。ただし、切替設定作業後に再度テンプレート保存したものについては、それ以降、仮想サーバー新規作成時の設定作業は不要です。
・切替手順書についてはお申込いただいたお客様に対して受付後、カスタマポータルにて送付させて頂きます。(本切り替え手順書の送付をもって開通案内に代えさせていただきます。)
(参考)ELSをご利用されない場合のサポート
Red Hat社から新規の修正パッチ等の提供はされません。
そのためOSを継続して利用することは推奨されません。但し、ソフトウェア使用料としてRHELのOSに対する課金は継続されます。
参考:Red Hat Enterprise Linux Life Cycle(https://access.redhat.com/support/policy/updates/errata/)
RHELのOSに関するECL1.0のサポート(チケット対応含む)を受けられなくなります。なお、クラウド基盤に関するサポートについては継続してご利用いただくことが可能です。
(参考)ECL2.0へのテンプレート持込について
ECL1.0のREHL6オフィシャルイメージテンプレートをECL2.0の専用ハイパーバイザーに持ち込むことが可能です。その場合、従来のRHEL5と同様必ずELSが適用され、RHEL本体価格に追加して、ELS価格が課金されます。
Red Hat Enterprise Linuxバージョン 5 延長サポート提供終了
ECL1.0で提供中のRed Hat Enterprise Linux(以下RHEL)バージョン5について2020年11月30日をもってRed Hat社による延長サポートが終了します。
これに伴いRHEL5の延長ライフサイクルサポートアドオン(以下ELS)の提供を終了します。
データセンター | 提供終了日 |
横浜第1 | 2020年11月30日 |
関西1 | |
関西1a | |
埼玉第1 | |
フランス | |
イギリス | |
シンガポール | |
スペイン | |
タイ | |
アメリカ(ランディ) | |
香港 | |
マレーシア |
(注意事項)
・RHEL5を継続してご利用される場合、ELSをお申し込みいただいたとしても、2020年12月1日以降はRed Hat社からのサポートを受けることができなくなり、新規の修正パッチ等の提供はされません。
・RHEL5を継続してご利用される場合、サポートを受けられない2020年12月1日以降であっても、ライセンス規約により、RHEL本体料金に追加して、ELS料金についても課金されます。
・上記の理由から、現在Red Hat社からサポートされている新しいバージョンのRHEL OSへの切替を推奨いたします。
今後ともお客さまにとってより良いサービスをご提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご愛顧下さいますよう何卒宜しくお願い致します。