お知らせ
Red Hat Enteprise Linux 6.2でyumアップデートできない事象について(ES,UK,DE,FR Data Center)
平素よりNTTコミュニケーションズ Enterprise Cloud1.0(以下ECL1.0)をご利用いただき誠にありがとうございます。
ECL1.0にて提供中のRed Hat Enterprise Linux(以下RHEL)にて下記の事象が発生するお問合せを頂いております。該当するお客さまは、大変お手数をかけますが、対処方法に記載する対応をお願いします。
事象の概要
ECL1.0のイギリス(UK)、ドイツ(DE)、フランス(FR)、スペイン(ES)のデータセンターをご利用のお客さまにおいて、RHEL6.2仮想サーバーで yumコマンドを実行してもパッケージのインストールができない。
確認方法
yumコマンドを実行すると401エラーが表示されます。
対象
該当のデータセンターにおいて「OSライセンス」メニューで提供する2017年12月2日以前のRHEL6.2の仮想サーバーテンプレートを利用し、仮想サーバーを作成された場合が対象となります。これらを元にしたプライベートカタログ利用のテンプレートや、お客さま作業によるマイナーバージョンアップ実施後(例:6.2->6.3等)の仮想サーバーも該当します。
データセンター名 | Hemel Hempstead2 Data Center
Frankfurt 2 Data Center France Paris 2 Data Center Spain Madrid 2 Data Center |
下記の仮想サーバーテンプレートについては当該事象の対象外となります。
– 2017年12月3日以降に提供されたRHEL6.2テンプレート※
※ RHEL6.2の新テンプレート名
2017年12月3日以降:117 red hat enterprise linux 6.2 64bit keytype jp, 117 red hat enterprise linux 6.2 64bit keytype us
原因
RHEL6.2の仮想サーバーテンプレートの設定におけるクライアント証明書の有効期限を過ぎたため。
対処方法
以下のリンク先に掲載する「証明書切替手順(Red Hat Enterprise Linux)」にしたがってクライアント証明書を更新ください。ご契約者にお渡ししているID/PWの入力が必要です。
参考 証明書有効期限の確認方法
以下のコマンドで確認できます。
# openssl x509 -text -noout -in /etc/pki/rhui/product/content.crt
(中略)
Not Before: Nov 30 06:22:14 2017 GMT
Not After : Jun 30 06:22:14 2030 GMT