よくある質問(ECL2.0)
Enterprise Cloudをご利用中のお客様から寄せられる質問を掲載しています。
SLAのよくある質問
- サービスレベル合意書(SLA)における返金申請方法を教えてください。ECL2.0, SLA
- 基盤となる物理サーバーに障害はないが、ソフトウェアレベルでの不具合は障害とみなされますか?(仮想サーバーのNICが勝手に外れた等)ECL2.0, SLA
仮想サーバーの機能の障害なので、仮想サーバーに対してSLA返金を実施致します。
- 複数のリソースを利用可能なメニューにおいて部分的に故障が発生した場合、SLA返金対象はどの部分が該当しますか?ECL2.0, SLA
原則、故障した部分のみのSLA返金を行います。
例えば、同一フレーバーの仮想VMを10VM利用中に1VMのみがダウンした場合は1VMだけがSLA返金対象となります。
- 月跨ぎの故障が発生した場合のSLA返金額の算出方法を教えてください。ECL2.0, SLA
万が一、月末月初に跨ぐ故障が発生した場合、各暦月における故障時間に対応するSLA返金額を、それぞれの月において算定し、返金処理を行うものとします。(例;Y月30日23:00~Z月1日1:30が故障時間の場合、Y月に60分、Z月に90分の故障時間に対するSLA返金額を適用する)
なお、時間は協定世界時を用いて計算されるため、上記算出において留意して下さい。
- 同一月内で複数回の故障が発生した場合のSLA返金額の算出方法を教えてください。ECL2.0, SLA
万が一、同一月内に複数回同じメニューがSLA返金対象となる故障を起こした場合、同一月内の故障時間の合計時間を以って、SLA返金対象額の算定を行うものとします。(例;1回目:X月A日に40分故障、2回目:X月B日に50分故障の場合、合計90分の故障時間に対するSLA返金額を適用する)
- お客様にて冗長設定を行い利用しているシステムが、片系故障のためフェイルオーバーし、瞬断の後、予備系で正常起動し継続して動作した場合は、SLA返金の対象となりますか?ECL2.0, SLA
原則、故障した片系サービス分の月額利用分のみがSLA返金計算対象となります。故障中正常動作していた他のクラウドリソース部分については通常課金の対象となります。
このケースでは、お客様の冗長設定によりお客様にとってのサービスが正常に継続動作していたとしても、弊社の提供するサービスの故障が確認できる限りSLA返金対象となります。
- サービス提供範囲内で冗長化されているシステムが、片系故障のためフェイルオーバーし、瞬断の後、予備系で正常起動し継続して動作した場合は、SLA返金の対象となりますか?ECL2.0, SLA
原則、SLA返金対象とはなりません。弊社がサービス提供の枠内で冗長化を図っているサービスメニューの場合、その片系が故障しフェイルオーバーのための瞬断が発生したとしても、原則、サービス提供が継続して動作している限りSLA返金の対象とはなりません。
詳細はKnowledge Centerをご参照ください。
利用できる機能/システムと運用
https://ecl.ntt.com/documents/service-descriptions/support/support.html
- 共通機能ゲートウェイが故障した場合は、SLA返金の対象となりますか?ECL2.0, SLA
共通機能ゲートウェイは返金対象とはなりません。共通機能ゲートウェイの故障により影響を受けたメニューに対しては、SLA返金を実施致します。
- ECL本体は正常稼働していたが、インターネット接続やVPN接続、コロケーション接続などの外部接続サービスに故障が発生し、その故障中にクラウドリソースへのアクセスが行えなかった場合は、SLA返金の対象となりますか?ECL2.0, SLA
原則、故障したサービスメニューの月額利用分のみがSLA返金計算対象となります。故障中正常動作していた他のクラウドリソース部分についてはSLA返金計算対象とはなりません。
- SLA(品質保証制度)はありますか?ECL2.0, SLA
サービス品質に関する指標を「 エンタープライズクラウドサービス利用規約エンタープライズクラウドサービスレベル合意書 」にて定めております。
SLA対象となる各メニューを契約中のお客様には、別途申込み等必要なく、適用されます。このSLAを満たせなかった場合には、当社所定の申請方法によって返金申請を行うことが可能です。詳しくは以下をご参照ください。
SLA