よくある質問(ECL2.0)
Enterprise Cloudをご利用中のお客様から寄せられる質問を掲載しています。
PaaSのよくある質問
- PaaSアプリを他の独自ドメイン・URLで動作させる方法はありますか?ECL2.0, PaaS
PaaSのコントロールパネルからの作成が必要となります。
なお、独自ドメインの管理については以下のマニュアルに記述がございます。
チュートリアル - Cloud Foundry - アプリケーションのURL管理httpsでない、httpのサイトについても同様に独自ドメインのサイトを構成可能です。
- Enterprise Cloudで使われている Cloud Foundryはオリジナルですか?PaaS
- Cloud FoundryのOrg Manager権限が無いため、space作成等の操作ができません。Org Managerの権限を付与する方法はありますでしょうか?PaaS
ECL2.0 PaaSではユーザにOrg Managerを付与しておりません。
spaceを作成される場合は、以下の手順を追加実施してください。
1.ECL2.0のダッシュボードからテナントを作成
※既存のテナントを使用している場合は、作成不要となります。
2.テナントとユーザの紐付け
- ECL2.0の[ホーム > ダッシュボード > テナント]画面を開きます。
- テナント画面上からPaaS対象のテナント名のリンクをクリックします。
- テナント情報画面上の[編集]ボタンをクリックします。
- 編集画面上のアクセス権項目にて、PaaS対象のユーザにチェックを入れます。
- [編集確定]ボタンをクリックします。
- Cloud Foundryのバージョンのアップデートポリシーはどうなっていますか?PaaS
- 1つの契約の中に、複数のSpaceを作ることはできるでしょうか?PaaS
- サポートされている言語が終了することはありますか?PaaS
対応言語のサポート終了はCloud Foundryコミュニティに従いますが、基本的には対応言語/ミドルウェアのオープンソースとしてのサポートが続く限り、サポートしています。
(2016年6月現在でもTomcat6が動作するなど、サポート期間はかなり長期です)また対応言語のオープンソースとしてのサポートが終了してしばらく経過した場合、Cloud Foundryのサポートも終了する可能性はありますが、この場合でも稼働中のECL PaaS上のアプリケーションが突然動作を停止することはありません。新規にデプロイ(push)する際にエラーが発生する形になりますが、お客様側でBuildpackを準備すれば半永久的に利用可能です。
ただし、ECL PaaSやCloud Foundryの利用有無にかかわらず、サポートが終了したミドルウェア/言語は脆弱性が発見されてもパッチが提供されませんので、基本的には新バージョンに移行することをお勧めします。
- 1つのテナントに、複数のSpaceを作ることはできるでしょうか?PaaS
- 料金表のメモリサイズは何を示しますか?またCPUとディスクはどう扱いますか?PaaS
- セキュリティパッチの運用はどうなりますか?PaaS
- Cloud Foundry上で動作させるアプリケーションに制約はありますか?PaaS
Cloud Foundry上で動作させるアプリケーションへの制約は以下の通りです。
(1) プラットフォームがサポートしている言語で記述されたアプリケーションである必要があります。詳細はサービス説明書をご参照ください。サポートしていない言語で書かれたアプリケーションでもBuildpackやDocker imageによる動作させることが可能です。
(2) Webアプリケーションである必要があります。インバウンドのトラフィックはhttp(s)のみです。アウトバンドに制限はありません。
(3) ローカルのディスクは揮発性ですので、永続データの保存はできません。ログや一時作業領域としては利用できます。Cloud Foundryではインスタンスの増減や切替が正常運用の範囲とみなされるためです。
(4) 負荷分散方式として、ラウンドロビンに対応可能である必要があります。セッション管理の方式にご注意ください。