よくある質問(ECL2.0)
Enterprise Cloudをご利用中のお客様から寄せられる質問を掲載しています。
PaaSのよくある質問
- Cloud Foundryダッシュボードへ移動時にAuthorization failedエラーになります。Cloud Foundry, ECL2.0, PaaS
Cloud Foundryダッシュボードへ移動時に Authorization failedと表示されることがあります。
この場合、現在ログイン中のユーザーにCloud Foundryへのアクセス権限が付与されていない可能性があります。
ECL2.0共通管理機能の一つ、IAM(Identity and Access Management)にてご確認ください。
- SSLを利用する為に、何が必要ですか?ECL2.0, PaaS
共用ドメイン(*.eclpaas.com)でSSLを利用する場合には、お客様側で特別な操作は不要です。
httpでアプリケーションにアクセス可能になっていれば、httpsでもアクセス可能です。
お客様の独自ドメインでSSLを利用する場合には、SSLオプションの利用が必要です。
お客様にてCSRの生成や証明書の取得を行って頂き、コンソールよりお申し込みください。
- Pivotal Cloud Foundryを自分で構築運用することは可能ですか?ECL2.0, PaaS
Pivotal社が提供するPivotal Cloud Foundryについて、ECL2.0の仮想サーバー上にて下記バージョンの構築・動作実績があります。
Pivotal Cloud Foundry Operations Manager : 1.7.9
Pivotal Cloud Foundry Elastic Runtime : 1.7.9
ご利用の際には、通常の構築作業の他に、若干追加作業が必要となりますので、営業担当もしくはチケット起票にてお問い合わせください。
- Cloud FoundryのOrg Manager権限が無いため、space作成等の操作ができません。Org Managerの権限を付与する方法はありますでしょうか?PaaS
ECL2.0 PaaSではユーザにOrg Managerを付与しておりません。
spaceを作成される場合は、以下の手順を追加実施してください。
1.ECL2.0のダッシュボードからテナントを作成
※既存のテナントを使用している場合は、作成不要となります。
2.テナントとユーザの紐付け
- ECL2.0の[ホーム > ダッシュボード > テナント]画面を開きます。
- テナント画面上からPaaS対象のテナント名のリンクをクリックします。
- テナント情報画面上の[編集]ボタンをクリックします。
- 編集画面上のアクセス権項目にて、PaaS対象のユーザにチェックを入れます。
- [編集確定]ボタンをクリックします。
- Cloud Foundryのバージョンのアップデートポリシーはどうなっていますか?PaaS
Cloud Foundryのバージョンは、最新版に随時追従していきます。
ただし、コミュニティ版のCloud Foundryがリリースされた後、弊社にて検証を行ってから弊社サービスに適用しますので、必ずしも常に最新版とは限りません。またバグの存在が認められた場合等、あえて追従しない場合もあります。
- 1つの契約の中に、複数のSpaceを作ることはできるでしょうか?PaaS
1つの契約(Org)の中に複数のSpaceを作ることは可能です。
その際には一つの契約に複数のテナントを作成頂く必要がございます。
ただし、ご使用のアカウントが一般ユーザーである場合はテナントの作成を行うことができません。
また一般ユーザーをご利用中の場合に作成できるSpaceは1つとなります。
「一般ユーザー」など、ユーザーの種類については管理機能のマニュアルをご参照ください。
- サポートされている言語が終了することはありますか?PaaS
対応言語のサポート終了はCloud Foundryコミュニティに従いますが、基本的には対応言語/ミドルウェアのオープンソースとしてのサポートが続く限り、サポートしています。
(2016年6月現在でもTomcat6が動作するなど、サポート期間はかなり長期です)
また対応言語のオープンソースとしてのサポートが終了してしばらく経過した場合、Cloud Foundryのサポートも終了する可能性はありますが、この場合でも稼働中のECL PaaS上のアプリケーションが突然動作を停止することはありません。新規にデプロイ(push)する際にエラーが発生する形になりますが、お客様側でBuildpackを準備すれば半永久的に利用可能です。
ただし、ECL PaaSやCloud Foundryの利用有無にかかわらず、サポートが終了したミドルウェア/言語は脆弱性が発見されてもパッチが提供されませんので、基本的には新バージョンに移行することをお勧めします。
- 1つのテナントに、複数のSpaceを作ることはできるでしょうか?PaaS
一つのテナントの中に複数のSpaceを作ることはできません。
- 料金表のメモリサイズは何を示しますか?またCPUとディスクはどう扱いますか?PaaS
料金表のメモリサイズは、お客様のアプリケーションが稼働するコンテナに割り当てられるメモリのサイズとなります。
ログ等を保存するディスクは一律1GBです。("cf scale"コマンドで2GBまで無料拡張可能)
ただし、ローカルディスクはインスタンスの切り替え等によりデータが消滅するため、あくまで一時データの保存用となります。
CPUは固定です。より大きな処理能力が必要な場合は、スケールアウトによる対応となります。"
- セキュリティパッチの運用はどうなりますか?PaaS
Cloud Foundryに関するパッチは、全て弊社側で運用します。
アプリケーションの動作に影響を与える可能性のあるミドルウェアや言語に対するパッチは、自動ではセキュリティパッチは適用されません。セキュリティ上の観点から対処が必要なパッチがリリースされた場合、弊社メールにて通知を行います。アプリケーションを再度デプロイするとパッチが適用されたミドルウェアが利用されますので、再度デプロイと動作検証後、ルートを切り替えることにより、無停止でパッチ適用が可能です。
今後、自動的にパッチを適用できるオプションを提供予定です。