よくある質問(ECL2.0)
Enterprise Cloudをご利用中のお客様から寄せられる質問を掲載しています。
ベアメタルサーバーのよくある質問
- Workload Optimized 2についてHDD故障時の活性交換がN/Aなのはぜですか。ECL2.0, ベアメタルサーバー
- ベアメタルサーバー起動時、UEFI(BIOS)画面で各種設定を実施しようとしたところ、Administratorのパスワードを求められました。こちらに入力するパスワードを教えてください。ECL2.0, ベアメタルサーバー
UEFI(BIOS)上で求められるAdministratorのパスワードについては、公開しておりません。
UEFI(BIOS)全機能をお客さまに提供した場合、サービス側で使用および品質維持が困難となるため、お客さまにて設定変更を実施できないようにしています。
ご了承ください。参考: サービス説明書 - ベアメタルサーバー - ご利用条件
(抜粋)
UEFI
設定変更可能な機能は、本メニューの仕様により限定されております。 - オフィシャルイメージテンプレートから作成したWindowsサーバで、ボリュームライセンス認証の有効期限日が表示されます。更新など作業は必要ですか?ECL2.0, OS, ベアメタルサーバー, 仮想サーバー
いいえ。お客さま側での作業は不要です。
共通機能ゲートウェイと接続され、認証サーバーと疎通できていれば、定期的に認証が更新されます。
参考:
チュートリアル - 仮想サーバー - OSライセンスのアクティベーション
チュートリアル - ベアメタルサーバー - OSライセンスのアクティベーション - ベアメタルサーバーにおけるBIOSの設定変更の方法を教えてください。ECL2.0, ベアメタルサーバー
クラウドコンピューティングコントロールパネルにおけるベアメタルサーバーのサーバーリストで、対象のベアメタルサーバーのアクションから、UEFI 設定より設定変更を実施いただけます。
UEFI(BIOS)設定画面へのアクセス方法については、下記チュートリアルを参照ください。
チュートリアル - ベアメタルサーバーの操作可能項目UEFI(BIOS)設定を変更可能な項目については、下記サービス説明書を参照ください。
サービス説明書 - ベアメタルサーバー - UEFI機能一覧 - ECL CLIコマンド(ecl baremetal server stop)を実行しても、ベアメタルサーバーが停止しません。ECL2.0, ベアメタルサーバー
ECL CLIコマンド(ecl baremetal server stop)は、ACPI経由でソフトウェアレベルのシャットダウンを実行するものなので、ソフトウェアの状態のよっては電源停止に時間を要したり、電源停止自体行われない可能性があります。
確実にベアメタルサーバーの電源停止を実施したい場合には、下記で案内をしているハードウェアレベルの電源停止を実施ください。 - ベアメタルサーバーのNICは、VXLANオフロードを利用できますか?ECL2.0, ベアメタルサーバー
- ベアメタルサーバーのホスト名は変更することはできますか?ECL2.0, ベアメタルサーバー
ベアメタルサーバーのサーバーリストに表示されるベアメタルサーバー名を変更することはできません。
参考:チュートリアル - ベアメタルサーバーの操作可能項目 - ベアメタルサーバーにおけるNIC冗長化の方法を教えてください。ECL2.0, ベアメタルサーバー
Enterprise Cloud 2.0 オフィシャルテンプレートのRed Hat Enterprise Linux 7 イメージより作成いただきました、ベアメタルサーバーのホストOS(Red Hat Enterprise Linux)における物理NIC の冗長化の手順は以下の通りでございます。
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1. Enterprise Cloud 2.0 クラウドコンピューティングコントロールパネルにて、 ベアメタルサーバーの同じプレーンに接続する物理NIC 2つがそれぞれ接続している物理ネットワーク機器に、 それぞれ同じロジカルネットワークを接続
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以下チュートリアルにてご案内を行っております方法にて、ベアメタルサーバーの同じプレーンに接続する物理NIC 2つがそれぞれ接続している物理ネットワーク機器に、それぞれ同じロジカルネットワークの接続をご実施ください。
接続する際は、それぞれ同じセグメント種別を指定ください。
また、セグメント種別にてvlan を使用する場合には、セグメントID(VLAN ID)についても、それぞれ同じセグメントID を指定ください。■チュートリアル
チュートリアル - ベアメタルサーバー - 物理NICに接続するロジカルネットワークの追加==================================================
2. ベアメタルサーバーのホストOS(Red Hat Enterprise Linux 7)にて、インターフェイスの冗長化および冗長化したインターフェイスへIP アドレスを設定
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ベアメタルサーバーのホストOS(Red hat Enterprise Linux 7)のShell にて、以下コマンドを実行いただき、インターフェイスの冗長化をご実施ください。--------------------------------------------------
2-1. ベアメタルサーバーの同じプレーンに接続する物理NIC#1, #2 のIPv4, IPv6 の無効化
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# nmcli connection modify [physical_connection_name_1] autoconnect on ipv4.method disable ipv6.method ignore
# nmcli connection modify [physical_connection_name_2] autoconnect on ipv4.method disable ipv6.method ignore※physical_connection_name_1 にはベアメタルサーバーの物理NIC#1 に対応する既存のコネクション名をご指定ください。
※physical_connection_name_2 にはベアメタルサーバーの物理NIC#2 に対応する既存のコネクション名をご指定ください。--------------------------------------------------
2-2. ベアメタルサーバーの同じプレーンに接続する物理NIC#1, #2 を利用したボンディングインターフェイスの作成
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# nmcli connection add type bond con-name [bond_connection_name_1] ifname [bond_interface_name_1] miimon 100 updelay 0 downdelay 0 mode active-backup primary [slave_interface_name_1] # nmcli connection add type bond-slave ifname [slave_interface_name_1] master [bond_interface_name_2] # nmcli connection add type bond-slave ifname [slave_interface_name_2] master [bond_interface_name_2]※physical_connection_name_1 にはベアメタルサーバーの物理NIC#1 に対応する既存のコネクション名をご指定ください。
※physical_connection_name_2 にはベアメタルサーバーの物理NIC#2 に対応する既存のコネクション名をご指定ください。
※bond_connection_name_1 にはボンディングインターフェイス用に新たに作成するコネクション名をご指定ください。
※bond_interface_name_1 には新たに作成するボンディングインターフェイス名をご指定ください。
※slave_interface_name_1 にはボンディングインターフェイスのスレーブとなる、ベアメタルサーバーの物理NIC#1 のインターフェイス名をご指定ください。
こちらは、ボンディングインターフェイスがプライマリとして利用する物理NIC となります。
※slave_interface_name_2 にはボンディングインターフェイスのスレーブとなる、ベアメタルサーバーの物理NIC#2 のインターフェイス名をご指定ください。
こちらは、ボンディングインターフェイスがセカンダリとして利用する物理NIC となります。
※bond_interface_name_2 にはボンディングインターフェイス名をご指定ください。従いまして、「bond_interface_name_1」にてご指定いただきました値を同様にご指定ください。--------------------------------------------------
(「2-3.」は、「1.」にてロジカルネットワークとの接続を行った際に、セグメント種別に「flat」を利用した場合にのみ追加でご実施ください。)
2-3. ボンディングインターフェイスへのIP アドレスの手動設定(必要に応じてデフォルトゲートウェイ等のパラメータも追加指定ください。)
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# nmcli connection modify [bond_connection_name_2] autoconnect on ipv4.method manual ipv4.address [ip_address_1]※bond_connection_name_2 にはボンディングインターフェイスのコネクション名をご指定ください。
従いまして、「bond_connection_name_1」にてご指定いただきました値を同様にご指定ください。
※ip_address_1 にはボンディングインターフェイスにアサインするIP アドレスをCIDR 形式にてご指定ください。--------------------------------------------------
(「2-4.」は、「1.」にてロジカルネットワークとの接続を行った際に、セグメント種別に「vlan」を利用した場合にのみ追加でご実施ください。)
2-4. ボンディングインターフェイスのIPv4, IPv6 の無効化
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# nmcli connection modify [bond_connection_name_2] autoconnect on ipv4.method disable ipv6.method ignore※bond_connection_name_2 にはボンディングインターフェイスのコネクション名をご指定ください。
従いまして、「bond_connection_name_1」にてご指定いただきました値を同様にご指定ください。--------------------------------------------------
(「2-5.」は、「1.」にてロジカルネットワークとの接続を行った際に、セグメント種別に「vlan」を利用した場合にのみ追加でご実施ください。)
2-5. ボンディングインターフェイスを利用したVLAN インターフェイスの作成
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# nmcli connection add type vlan dev [bond_interface_name_3] con-name [vlan_connection_name_1] ifname [vlan_interface_name] id [vlan_id]※bond_interface_name_3 には新たに作成するVLAN インターフェイスが利用するボンディングインターフェイス名をご指定ください。
従いまして、「bond_interface_name_1」にてご指定いただきました値を同様にご指定ください。
※vlan_connection_name_1 にはVLAN インターフェイス用に新たに作成するコネクション名をご指定ください。
※vlan_interface_name には新たに作成するVLAN インターフェイス名をご指定ください。
※vlan_id には接続するロジカルネットワークに対応するVLAN ID をご指定ください。--------------------------------------------------
(「2-6.」は、「1.」にてロジカルネットワークとの接続を行った際に、セグメント種別に「vlan」を利用した場合にのみ追加でご実施ください。)
2-6. VLAN インターフェイスへのIP アドレスの手動設定(必要に応じてデフォルトゲートウェイ等のパラメータも追加指定ください。)
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# nmcli connection modify [vlan_connection_name_2] autoconnect on ipv4.method manual ipv4.address [ip_address_2]※vlan_connection_name_2 にはVLAN インターフェイスのコネクション名をご指定ください。
従いまして、「vlan_connection_name_1」にてご指定いただきました値を同様にご指定ください。
※ip_address_2 にはVLAN インターフェイスにアサインするIP アドレスをCIDR 形式にてご指定ください。--------------------------------------------------
2-7. ネットワークの再起動(もしくはOS 再起動)
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# systemctl restart network.service
(# shutdown -r now)--------------------------------------------------
- ベアメタルサーバーのBootモードを指定する方法を教えてください。ECL2.0, ベアメタルサーバー
カスタマーポータル/APIからベアメタルサーバーのBootモードを指定することができます。
サーバーの起動、リブートをご利用の際に選択がすることができます。
参考:
サービス説明書 - ベアメタルサーバーの管理 - 電源操作
チュートリアル - ベアメタルサーバーの電源操作方法 - ブロックストレージをベアメタルサーバー又は仮想サーバーへアタッチする際、どのような通信影響がありますか?ECL2.0, ブロックストレージ(IO性能確保), ベアメタルサーバー
アタッチに伴う対象システムの再起動やダウンタイムの発生はございません。
ブロックストレージをご利用いただく際には、以下ドキュメントの「ご利用前の注意点」も合わせてご確認ください。