2.1.4.3. Destination NAT の設定

ファイアウォールポリシーで使用する通信の宛先に対するNATオブジェクトの設定について説明します。
ポートフォワーディングを利用する場合の定義もあります。
Destination NAT は デバイス管理 から設定します。

注釈

  • HA構成で、インターフェイスと同じネットワーク内のIPアドレスをNAT設定する場合は、プロキシーARPの設定が必要です。プロキシーARPの設定 を参照し、お客さま環境に応じて設定してください。

2.1.4.3.1. Destination NAT 初期値

初期状態は、未設定です。
お客さま環境に応じて設定してください。

2.1.4.3.2. Destination NAT 設定項目

Destination NAT の設定項目は、以下の通りです。

項目 説明
NAT Name (半角英数字)
Destination NATの名前を入力します。
日本語など2バイトの文字と次の記号は使用できません。
< > ( ) # ' " スペース(空白)
External IP address xxx.xxx.xxx.xxx
仮想IPアドレス(通信を受付ける外側のIPアドレス)を10進表記で入力します。
External IP addressはMapped IP addressに変換されます。
Mapped IP address xxx.xxx.xxx.xxx
変換する内側のIPアドレスを10進表記で入力します。
External IP addressはMapped IP addressに変換されます。
External Interface Port[4-10] このアドレスを関連付ける(通信を受ける)外側のインターフェイスを選択します。
Port Forward □ または ✔ チェックするとこのオブジェクトでポート フォワーディングを有効にします。
Comment (半角英数字)
コメントをつけたい場合は入力します。
255文字以内で、日本語など2バイトの文字は使用できません。

Port Forward をチェックした場合の追加設定項目は、以下の通りです。
項目 説明
Protocol TCPまたはUDP ポート フォワーディングするプロトコルを選択します。
External Service Port (半角数字)
External側のサービス ポート番号を入力します。
- (ハイフン)で連結してRangeを指定することもできます。
Mapped Port (半角数字)
Internal側のサービス ポート番号を入力します。
- (ハイフン)で連結してRangeを指定することもできます。

2.1.4.3.3. 使用禁止 IP address

次のIPアドレスは、インターフェース、ルーティング、アドレスオブジェクト、Destination NAT、Source NATに使用することができません。
これらのIPアドレスを使用すると、正常に動作しない場合があります。
  • 100.65.0.0/16
  • 100.66.0.0/15
  • 100.68.0.0/14
  • 100.72.0.0/14
  • 100.76.0.0/15
  • 100.78.0.0/16
  • 100.80.0.0/13
  • 100.88.0.0/15
  • 100.91.0.0/16
  • 100.92.0.0/14
  • 100.126.0.0/15
また、他の機器に割り当てられたIPアドレスは Destination NAT および Source NAT に使用することができません。
Destination NAT または Source NAT のオブジェクトとして登録されたIPアドレスは、MACアドレスとして Managed FirewallおよびManaged UTMのMACアドレスを使用します。
このため他の機器に割り当てられたIPアドレスをDestination NATまたはSource NATのIPアドレスに使用すると、正常に機能しません。


2.1.4.3.4. Destination NAT 追加

  1. 画面左側のオブジェクト画面から Destination NAT をクリックします。
    オブジェクト ‣ NAT Object ‣ Destination NAT

    画面右側の Destination NAT 画面で[追加]をクリックします。

    Click Add


  1. 設定値を入力して、[保存]をクリックします。
    設定項目の詳細は、 Destination NAT 設定項目 を参照してください。

    Save Object


  1. [変更の保存]をクリックして、設定をデバイスへ適用します。

    Save Config


注釈

  • ファイアウォールポリシーを作成する前に、必ずオブジェクトの保存[変更の保存]を実施してください。


2.1.4.3.5. Destination NAT 変更(編集/複製/削除)

  1. 画面左側のオブジェクト画面から Destination NAT をクリックします。
    オブジェクト ‣ NAT Object ‣ Destination NAT

    画面右側の Destination NAT 画面で変更対象の行を選択して、操作内容に応じてボタンをクリックします。

    Click Change


    Destination NAT の各ボタンの説明です。
    ボタン 説明
    編集 既に設定済みの Destination NAT の値を変更します。
    複製
    設定されている Destination NAT を複製して、同じ値が入力されたオブジェクト設定画面が開きます。
    NAT Name は必ず変更してください。
    同じような値で別の Destination NAT を定義したいときに便利です。
    削除 選択した Destination NAT を削除します。

    削除の場合、確認メッセージが表示されます。本当に削除する場合は[OK]をクリックしてください。

    Confirm Delete Object

    ※Firewall Policyで使用中のオブジェクトは削除できません。


  1. [変更の保存]をクリックして、設定をデバイスへ適用します。

    Save Config


注釈

  • ファイアウォールポリシーを作成する前に、必ずオブジェクトの保存[変更の保存]を実施してください。