3.2.1.1. オフィシャルテンプレートからのインスタンス作成

Enterprise Cloud 2.0 で提供しているオフィシャルテンプレートからインスタンス(仮想サーバー)を作成する方法について説明します。ここでは、本サービスで提供しているオフィシャルテンプレート、Windows Server 2012 R2を使用したインスタンスを作成します。

インスタンスの作成

まず「仮想サーバー」→「インスタンス」を選択します。「インスタンスの作成」画面で必要な項目を入力します。
インスタンスの作成にあたっては、下記の6つのタブでそれぞれ初期設定を入力することができます。
「インスタンスの起動」
詳細 ご利用になるサーバー名称やスペック(flavor)、サーバーの起動イメージ、サーバーを設置するゾーンの設定
データボリューム データボリュームを追加してインスタンスを作成する場合に、追加するボリュームを指定します
アクセスとセキュリティ サーバー管理者のキーペアの登録およびSSHでアクセスする際の管理者パスワードの設定
Post-Install script サーバーの初期設定において、お客様側でカスタマイズを実施したい場合にスクリプトをアップロードしておくことで、作成時にスクリプトを実行します
ネットワーク サーバーが接続するロジカルネットワーク、およびIPアドレスの設定。事前にロジカルネットワークを作成しておく必要があります。
メタデータ インスタンスに対してHA機能を有効化、メタデータの登録ができます。

注釈

メタデータの登録
メタデータではお客さまが任意にキーバリューの追加を設定することができ、複数のインスタンスを1つのシステムとしてグルーピングして管理する際などに利用することができます。

インスタンスの作成 - 詳細

ここでは、インスタンスのOS上ホスト名やスペック(flavor)、サーバーの起動イメージ、サーバーを設置するゾーンの設定を行います。

「インスタンスの起動」

ゾーン/グループ 仮想サーバーインスタンスを作成するゾーンをプルダウンから選択
インスタンス名 仮想サーバーの名前
フレーバー 作成する仮想サーバーのCPU、メモリの組み合わせをプルダウンから選択
インスタンスのブートソース 仮想サーバーを作成する際のブートイメージを「イメージ」、「スナップショット」、「ボリューム」の中から選択。ここでは、オフィシャルテンプレートからインスタンスを作成するため、「イメージから」を選択します。
イメージ名 作成するインスタンスのベースとなるイメージを選択します。ここでは、仮想サーバー用のWindowsテンプレートを選択します。

注釈

インスタンスのブートソースを、「イメージ」として選択された場合は、インスタンス作成・起動時に自動で起動イメージの入ったボリュームが作成され、インスタンスが起動します。 ただし、インスタンスを削除した際に、起動イメージの入ったボリュームは削除されます。

注釈

本サービスでは「ゾーン」は収容ビル単位、仮想サーバーメニューにおける「グループ」は複数の物理サーバーで構成された設備単位を意味します。
複数の仮想サーバーインスタンスを作成される場合、異なる「グループ」を選択することで同一ゾーン内の物理的に異なるサーバーにインスタンスを収容でき、異なる「ゾーン」を選択することで離れたロケーションにインスタンスを収容することが可能です。

インスタンスの作成 - データボリューム

続いて、「データボリューム」タブをクリックし、インスタンスに追加したいデータディスクを選択します。
ルートディスクだけでは必要な容量が足りない場合は、データディスクを事前に作成する必要があります。
データディスクの作成にあたっては、インスタンスへのデータボリュームの追加 をご確認下さい。
「インスタンスの起動」データボリューム

インスタンスの作成 - アクセスとセキュリティ

仮想サーバーへのログインにキーペアを使用したい場合、インスタンス作成時にキーペアを指定することができます。

注釈

キーペアの作成にあたっては、以下の2通りの方法があります。

  1. 「仮想サーバー」→「インスタンス」と進み、「キーペア」のタブをクリックして、「キーペアの作成」を実行します。「キーペアの作成」を実行すると、.pemファイルのダウンロードが自動で行われます。.pemファイルは、作成した仮想サーバーのログインにあたっての秘密鍵となりますので、大切に保管してください。
キーペアの作成
  1. 仮想サーバー作成時に、キーペアのインポートを実施。インポートにあたっては、事前にお客さま側の端末においてssh-keygenコマンドを使用して公開鍵・秘密鍵を作成しておく必要があります。

Post-install script

サーバーの初期設定において、お客様側でカスタマイズを実施したい場合にスクリプトをアップロードしておくことで、作成時にスクリプトを実行することができます。
VS Post-install Script

インスタンスの作成 - ネットワーク

インスタンスと接続するネットワークを設定します。「利用可能なネットワーク」に表示されているロジカルネットワークの中からこのインスタンスが接続するものを選択し、「選択済み」ネットワークに移動させます。
また、下図のように割り当てるIPアドレスを入力して指定することができます。
なお、「選択済み」ネットワークの上から順番にNICおよびIPアドレスが割り当てられます。

ここでは、作成するインスタンスを1つのネットワークに接続するため、下図のように設定しています。

「インスタンスの起動」ネットワークタブ

注釈

静的にIPアドレスを付与したい場合は、上図のように設定したいNICにIPアドレスを手動で入力します。入力されない場合は、IPアドレスはロジカルネットワークの作成時点で設定した「IPアドレス割り当てプール」から自動的に払い出しが実施されます。

インスタンスの作成 - メタデータ

最後に、インスタンスのメタデータを設定します。ここでは作成するインスタンスに対してHA機能の有無を選択することができます。

メタデータ

注釈

HA機能をオフにしたインスタンスが当社メンテナンス等により停止した場合、自動で起動はされませんので、お客さま自身で起動いただく必要があります。

全ての設定が完了したら、右下の「インスタンスの作成」をクリックし、インスタンスの作成を実行します。
インスタンスの作成が完了すると、一覧画面に作成されたインスタンスがリストに追加されて表示されます。
インスタンス一覧

注釈

オフィシャルイメージテンプレートのCentOS、Ubuntuを使用して作成されたインスタンスの初期ユーザおよびパスワードについては、下記サービス説明書をご確認ください。

また、初回ログイン後、パスワードを任意のものに変更することが可能です。

注釈

作成したリソースを直接インターネットゲートウェイに接続される場合は、外部からの攻撃の被害を防ぐためにOS上でのセキュリティ設定を実施していただくことを推奨いたします。一般的な設定方法については、 (参考)OS上の一般的なセキュリティ設定方法 をご確認ください。