5.1.15. SD-Exchange(Azure)のFIC移行手順¶
- 本チュートリアルでは、SD-Exchange(Azure)からFlexible InterConnect(FIC)を活用したECL2.0とAzureの接続移行に関して、2つの異なる方法を記載しています。
- 移行方法1はECL2.0とAzure間の通信断時間を極力短くしたいお客様向けになります。本手順ではECL2.0内のネットワーク構成(ゲートウェイのIPアドレス)に変更が生じます。
- 移行方法2は既存のECL2.0内のネットワーク構成を崩したくないお客様向けになります。移行方法1と比較し、ECL2.0とAWS間の通信断時間が長くなります。
5.1.15.1. 移行方法1¶
- 本移行方法はECL2.0とAzure間の通信断時間を極力短くしたい、あるいはコストを最小限にしたいお客様向けになります。
- 本手順ではECL2.0内のネットワーク構成(ゲートウェイのIPアドレス)に変更が生じます。
- SD Exchange Microsoft Azure接続を切断する間、おおよそ1分程度の通信断が発生します。
FIC-Router新設¶
FIC-Routerの購入¶
- カスタマーポータルからFICテナントにアクセスし、グローバルビュー画面が表示されますので、任意のエリアを選択します。
- 選択されたエリアのエリアビュー画面が表示されますので、左メニューから「ルータ」を押下します。
- 画面右側にメニューが表示されますので、「購入」を押下します。
- ルータ購入ガイダンス画面が表示されますので、「次へ」を押下します。
- ルータ購入手続き画面が表示されますので、項目に沿って値を入力します。
項番 | 名称 | 説明 | 入力形式 | 備考 |
1 | 名前 | ルータに設定する名前を入力します。 | 半角英数記号※購入後は名前を変更することは出来ません。 | |
2 | エリア | ルータを設置するエリア名が表示されます。 | 保守調査時に利用するNWアドレス(/27)を入力します。 | |
3 | 網内利用アドレス | 保守調査時に利用するNWアドレス(/27)を入力します。 | ネットワークIPアドレス/27 | |
4 | 冗長構成 | 冗長構成の有無を選択します。 | クリックで選択(選択時はポイントの色が赤くなります。) | ※基本的には冗長構成をお申し込みください。非冗長では故障時に復旧に時間がかかる恐れがあります。 |
- 値を入力しましたら、「確認」を押下します。
- ルータの購入確認画面にて入力内容を確認し、内容に問題なければ「購入」を押下します。
- ルータ購入申し込み受付完了画面が表示されますので、「OK」を押下します。
- 画面右上の更新ボタンにて画面を更新しますと、購入したルータが表示されます。
FIC-Connection(ECL2.0)新設¶
FIC-Connection(ECL2.0)の購入¶
- カスタマーポータルからFICテナントにアクセスし、グローバルビュー画面が表示されますので、任意のエリアを選択します。
- 選択されたエリアのエリアビュー画面が表示されますので、左メニューから「コネクション」を押下します。
- 画面右側にメニューが表示されますので、「購入」を押下します。
- コネクション購入メニューにて「Enterprise Cloud 2.0」を押下します。
- クラウド接続購入ガイダンスが表示されますので、「次へ」を押下します。
- クラウド接続の購入手続き画面が表示されますので、エリアビューより、クラウド接続(ECL2.0)の接続元を選択します。
- コネクションの購入情報入力(Enterprise Cloud 2.0)画面が表示されますので、購入情報を入力します。
項番 | 項目 | 説明 | 入力形式 |
1 | コネクション名 | コネクションに設定する名前を入力します | 半角英数及び一部記号&()-_ ※購入後は名前を変更することは出来ません。 |
2 | 接続帯域 | コネクションの接続帯域を選択します。 | プルダウンにて選択 [10M,20M,30M,40M,50M,100M,200M,300M,400M,500M,1G] |
3 | ルータID | 選択した接続元ルータのIDが表示されます。 | 固定値 |
4 | Group名 | FIC-RouterのGroupを選択します。 | プルダウンにて選択 [group_1, group_2, group_3, group_4, group_5, group_6, group_7, group_8] |
5 | BGP Filter Ingress | BGPの受信種別を選択します。(受信しない場合は’受信停止’を選択します。購入後に変更可能です。) | プルダウンにて選択 [フルルート,受信停止] |
6 | BGP Filter Egress | BGPの広告種別を選択します。(広告しない場合は’配信停止’を選択します。購入後に変更可能です。) | プルダウンにて選択 [フルルート(デフォルトルート除外),フルルート(デフォルトルート込み),配信停止] |
7 | Connecting Point | 接続するECL2.0 リージョンを選択します。 | プルダウンにて選択 |
8 | テナントID | ECL2.0 テナントIDを入力します。 | 半角英数字記号[!-_~] |
9 | API鍵 | 接続するECL2.0のAPI鍵を入力します。API鍵の確認方法については 各種情報の確認 をご覧ください。 | 半角英数字記号[!-_~] |
10 | API秘密鍵 | 接続するECL2.0のAPI秘密鍵を入力します。API秘密鍵の確認方法については 各種情報の確認 をご覧ください。 | 半角英数字記号[!-_~] |
11 | 接続ネットワークアドレス(Primary) | ECL2.0とFIC-Router(Primary)間のネットワークアドレス(IPv4)を入力します。 | ネットワークアドレス/30 |
12 | 接続ネットワークアドレス(Secondary) | ECL2.0とFIC-Router(Secondary)間のネットワークアドレス(IPv4)を入力します。 | ネットワークアドレス/30 |
- 右メニューから購入情報の入力に不備がないか確認した後、「確認」を押下します。
- コネクションの購入確認画面が表示されますので、購入内容を確認し「購入」を押下します。
- コネクション購入申し込み受付完了画面が表示されますので、「OK」を押下します。
項番 | 項目 | 説明 |
1 | 受付番号 | コネクション購入時に発行された受付番号が表示されます。 |
- 画面右上の更新ボタンにて画面を更新すると、エリアビューに購入したコネクションが表示されます。
Flexible InterConnectゲートウェイの設定¶
ゲートウェイインターフェイスの追加¶
- カスタマーポータルからECL2.0テナントにアクセスし、「ネットワーク」カテゴリ→「Flexible InterConnect接続」とクリックします。
- 表示されているFlexible InterConnectの名前をクリックし、Flexible InterConnectの詳細を表示します。
- ゲートウェイインターフェイスのタブを選択し、「ゲートウェイインターフェイスの追加」をクリックします。
- ゲートウェイインターフェイスの追加時には、下記の項目を入力します。
名前 | お客様で管理上の名前を任意に指定できます。 |
説明 | 本ゲートウェイの説明に関する任意の項目です。 |
接続ロジカルネットワーク | 移行対象のSD Exchange Azureゲートウェイが接続されているロジカルネットワークを指定します |
ゲートウェイIPv4アドレス | ゲートウェイに対して割り当てるIPアドレスを指定します。このIPアドレスは、接続するロジカルネットワークのIPアドレスレンジの範囲で割り当てる必要があります |
プライマリデバイスIPv4アドレス | ゲートウェイのプライマリIPアドレスを指定します。このIPアドレスは、接続するロジカルネットワークのIPアドレスレンジの範囲で割り当てる必要があります |
セカンダリデバイスIPv4アドレス | ゲートウェイのセカンダリIPアドレスを指定します。このIPアドレスは、接続するロジカルネットワークのIPアドレスレンジの範囲で割り当てる必要があります |
VRRPグループID | ゲートウェイは、VRRPで冗長化構成を組んだ形でご利用いただけます。その際のVRRPのグループIDを指定します |
注釈
- 同一ロジカルネットワーク上でVRRPグループIDが重複すると、通信が正常に行えない可能性がありますので、他の機器と重複しないIDをご指定ください。
スタティックルートの追加¶
注釈
- こちらはAzureゲートウェイにてスタティックルートを設定いただいているお客様のみが対象の作業となります。
- カスタマーポータルからECL2.0テナントにアクセスし、「ネットワーク」カテゴリ→「Flexible InterConnect接続」とクリックします。
- 表示されているFlexible InterConnectの名前をクリックし、Flexible InterConnectの詳細を表示します。
- 「スタティックルート」のタブをクリックすると設定されているスタティックルートの一覧が表示されますので、「スタティックルートの追加」をクリックしてください。
- スタティックルートの追加時には、以下の情報を入力します。
- 「スタティックルートの追加」で設定された宛先ネットワークアドレスが、Flexible InterConnect側へBGP経路として広告されます。
FIC-Connection(Azure)新設¶
ExpressRouteの作成¶
- Azureポータルにアクセスし、「リソースの作成」から「ExpressRoute」を選択し、「作成」をクリックします。
- ExpressRouteの設定画面に遷移するため、必要事項を記入・選択し、「作成」をクリックします。
回線名 | お客様で管理上の名前を任意に設定できます。 |
プロバイダー | NTT Communications(Flexible InterConnect)をプルダウンで選択します。 |
ピアリングの場所 | 接続先のピアリング先の拠点をプルダウンで選択します (JP4/JP5はTokyoを選択ください) |
帯域幅 | 必要な帯域をプルダウンで選択できます。 |
SKU | ライセンスをプルダウンで選択します |
課金モデル | 契約したい課金モデルをプルダウンで選択します |
サブスクリプション | 契約したいサブスクリプションをプルダウンで選択します |
リソースグループ | 新規作成か既存のものを使用するのか選択します |
場所 | 接続先の接続ポイントをプルダウンで選択します (JP4/JP5は東日本を選択ください) |
- ExpressRouteの作成後、左側のメニューで「すべてのサービス」→「ExpressRoute回線」を選択します。
- 作成した全てのExpressRoute回線が表示されるため、該当の回線名をクリックします。
- 該当の回線のプロパティが表示されるため、サービスキーを書き留めます。(サービスキーは回線に固有です。)このサービスキーはFIC接続申し込み時に必要な項目となります。
- また、この段階で「プロバイダーの状態」→「未プロビジョニング」、「回線の状態」→「有効」となっていることを確認します。
FIC-Connection Azure(Private Peering)の購入¶
- グローバルビュー画面が表示されますので、任意のエリアを選択します。
- 選択されたエリアのエリアビュー画面が表示されますので、左メニューから「コネクション」を押下します。
- 画面右側にメニューが表示されますので、「購入」を押下します。
- コネクション購入メニューにて「Azure ER - Private」を押下します。
- クラウド接続購入ガイダンスが表示されますので、「次へ」を押下します。
- クラウド接続の購入手続き画面が表示されます。
- エリアビューより、クラウド接続(Azure(Microsoft Peering))の始点(Primary)を選択します。
- コネクションの購入情報入力(Azure(Microsoft Peering))画面が表示されます。
- 購入情報を入力し「確認」を押下します。
- コネクションの購入確認画面が表示されますので、購入内容を確認し「購入」を押下します。
- コネクション購入申し込み受付完了画面が表示されますので、「OK」を押下します。
項番 | 項目 | 説明 |
1 | 受付番号 | コネクション購入時に発行された受付番号が表示されます。 |
- 画面右上の更新ボタンにて画面を更新すると、エリアビューに購入したコネクションが表示されます。
FIC接続用のExpressRouteを仮想ネットワークゲートウェイに接続¶
- Azureポータルにアクセスし、Azureサービスから「ExpressRoute回線」をクリックします。
- 移行対象のFICが接続されているExpressRoute回線を選択します。
- 「Connnections」を開き、「+ Add」をクリックします。
- 基本タブで「Name」を入力し、Settingsタブの「Virtual network gateway」でExpressRouteを接続する仮想ネットワークゲートウェイを選択し、「確認および作成」をクリックし接続をします。
スタティックルートの設定¶
- FICゲートウェイを介して、Azure側と通信ができるように、お客様の環境に合わせてリソース(VMなど)のスタティックルートを設定してください。
SD Exchange Microsoft Azure接続の廃止¶
SD-Exchange接続用のExpressRouteとAzure仮想プライベートゲートウェイの接続を削除¶
- Azureポータルにアクセスし、Azureサービスから「ExpressRoute回線」をクリックします。
- 移行対象のSD-Exchangeが接続されているExpressRoute回線を選択します。
- 「Connections」から、接続の削除対象のConnectionをクリックします。
- 「削除」をクリックします。
- 接続の削除で「はい」をクリックし、接続を削除します。
ECL2.0 Azureゲートウェイとロジカルネットワークの接続を削除¶
- カスタマーポータルからECL2.0テナントにアクセスし、「SD-Exchange」カテゴリ→「Microsoft Azure接続」とクリックし、移行対象のSD-Exchangeをクリックします。
- 「ゲートウェイインターフェース」タブを開き、「ゲートウェイインターフェースの削除」をクリックします。
- 「ゲートウェイインターフェースの削除の確認」画面が表示されますので、「ゲートウェイインターフェースの削除」をクリックし、Azureゲートウェイの接続削除は完了です。
Azureコネクションの廃止申し込み¶
- ECLの「Microsoft Azure接続」申込書を作成の上、営業担当に提出してください。
5.1.15.2. 移行方法2¶
- 本移行方法は既存のECL2.0内のネットワーク構成を崩したくないお客様向けになります。
- 移行方法1と比較し、ECL2.0とAWS間の通信断時間が長くなります。
- SD Exchange Microsoft Azure接続を切断した後、Flexible InterConnectによる接続を開始するまでの間、おおよそ10分程度の通信断が発生します。
FIC-Router新設¶
FIC-Routerの購入¶
- カスタマーポータルからFICテナントにアクセスし、グローバルビュー画面が表示されますので、任意のエリアを選択します。
- 選択されたエリアのエリアビュー画面が表示されますので、左メニューから「ルータ」を押下します。
- 画面右側にメニューが表示されますので、「購入」を押下します。
- ルータ購入ガイダンス画面が表示されますので、「次へ」を押下します。
- ルータ購入手続き画面が表示されますので、項目に沿って値を入力します。
項番 | 名称 | 説明 | 入力形式 | 備考 |
1 | 名前 | ルータに設定する名前を入力します。 | 半角英数記号※購入後は名前を変更することは出来ません。 | |
2 | エリア | ルータを設置するエリア名が表示されます。 | 保守調査時に利用するNWアドレス(/27)を入力します。 | |
3 | 網内利用アドレス | 保守調査時に利用するNWアドレス(/27)を入力します。 | ネットワークIPアドレス/27 | |
4 | 冗長構成 | 冗長構成の有無を選択します。 | クリックで選択(選択時はポイントの色が赤くなります。) | ※基本的には冗長構成をお申し込みください。非冗長では故障時に復旧に時間がかかる恐れがあります。 |
- 値を入力しましたら、「確認」を押下します。
- ルータの購入確認画面にて入力内容を確認し、内容に問題なければ「購入」を押下します。
- ルータ購入申し込み受付完了画面が表示されますので、「OK」を押下します。
- 画面右上の更新ボタンにて画面を更新しますと、購入したルータが表示されます。
FIC-Connection(Azure)新設¶
ExpressRouteの作成¶
- Azureポータルにアクセスし、「リソースの作成」から「ExpressRoute」を選択し、「作成」をクリックします。
- ExpressRouteの設定画面に遷移するため、必要事項を記入・選択し、「作成」をクリックします。
回線名 | お客様で管理上の名前を任意に設定できます。 |
プロバイダー | NTT Communications(Flexible InterConnect)をプルダウンで選択します。 |
ピアリングの場所 | 接続先のピアリング先の拠点をプルダウンで選択します (JP4/JP5はTokyoを選択ください) |
帯域幅 | 必要な帯域をプルダウンで選択できます。 |
SKU | ライセンスをプルダウンで選択します |
課金モデル | 契約したい課金モデルをプルダウンで選択します |
サブスクリプション | 契約したいサブスクリプションをプルダウンで選択します |
リソースグループ | 新規作成か既存のものを使用するのか選択します |
場所 | 接続先の接続ポイントをプルダウンで選択します (JP4/JP5は東日本を選択ください) |
- ExpressRouteの作成後、左側のメニューで「すべてのサービス」→「ExpressRoute回線」を選択します。
- 作成した全てのExpressRoute回線が表示されるため、該当の回線名をクリックします。
- 該当の回線のプロパティが表示されるため、サービスキーを書き留めます。(サービスキーは回線に固有です。)このサービスキーはFIC接続申し込み時に必要な項目となります。
- また、この段階で「プロバイダーの状態」→「未プロビジョニング」、「回線の状態」→「有効」となっていることを確認します。
FIC-Connection Azure(Private Peering)の購入¶
- グローバルビュー画面が表示されますので、任意のエリアを選択します。
- 選択されたエリアのエリアビュー画面が表示されますので、左メニューから「コネクション」を押下します。
- 画面右側にメニューが表示されますので、「購入」を押下します。
- コネクション購入メニューにて「Azure ER - Private」を押下します。
- クラウド接続購入ガイダンスが表示されますので、「次へ」を押下します。
- クラウド接続の購入手続き画面が表示されます。
- エリアビューより、クラウド接続(Azure(Microsoft Peering))の始点(Primary)を選択します。
- コネクションの購入情報入力(Azure(Microsoft Peering))画面が表示されます。
- 購入情報を入力し「確認」を押下します。
- コネクションの購入確認画面が表示されますので、購入内容を確認し「購入」を押下します。
- コネクション購入申し込み受付完了画面が表示されますので、「OK」を押下します。
項番 | 項目 | 説明 |
1 | 受付番号 | コネクション購入時に発行された受付番号が表示されます。 |
- 画面右上の更新ボタンにて画面を更新すると、エリアビューに購入したコネクションが表示されます。
FIC-Connection(ECL2.0)新設¶
FIC-Connection(ECL2.0)の購入¶
- カスタマーポータルからFICテナントにアクセスし、グローバルビュー画面が表示されますので、任意のエリアを選択します。
- 選択されたエリアのエリアビュー画面が表示されますので、左メニューから「コネクション」を押下します。
- 画面右側にメニューが表示されますので、「購入」を押下します。
- コネクション購入メニューにて「Enterprise Cloud 2.0」を押下します。
- クラウド接続購入ガイダンスが表示されますので、「次へ」を押下します。
- クラウド接続の購入手続き画面が表示されますので、エリアビューより、クラウド接続(ECL2.0)の接続元を選択します。
- コネクションの購入情報入力(Enterprise Cloud 2.0)画面が表示されますので、購入情報を入力します。
項番 | 項目 | 説明 | 入力形式 |
1 | コネクション名 | コネクションに設定する名前を入力します | 半角英数及び一部記号&()-_ ※購入後は名前を変更することは出来ません。 |
2 | 接続帯域 | コネクションの接続帯域を選択します。 | プルダウンにて選択 [10M,20M,30M,40M,50M,100M,200M,300M,400M,500M,1G] |
3 | ルータID | 選択した接続元ルータのIDが表示されます。 | 固定値 |
4 | Group名 | FIC-RouterのGroupを選択します。 | プルダウンにて選択 [group_1, group_2, group_3, group_4, group_5, group_6, group_7, group_8] |
5 | BGP Filter Ingress | BGPの受信種別を選択します。(受信しない場合は’受信停止’を選択します。購入後に変更可能です。) | プルダウンにて選択 [フルルート,受信停止] |
6 | BGP Filter Egress | BGPの広告種別を選択します。(広告しない場合は’配信停止’を選択します。購入後に変更可能です。) | プルダウンにて選択 [フルルート(デフォルトルート除外),フルルート(デフォルトルート込み),配信停止] |
7 | Connecting Point | 接続するECL2.0 リージョンを選択します。 | プルダウンにて選択 |
8 | テナントID | ECL2.0 テナントIDを入力します。 | 半角英数字記号[!-_~] |
9 | API鍵 | 接続するECL2.0のAPI鍵を入力します。API鍵の確認方法については 各種情報の確認 をご覧ください。 | 半角英数字記号[!-_~] |
10 | API秘密鍵 | 接続するECL2.0のAPI秘密鍵を入力します。API秘密鍵の確認方法については 各種情報の確認 をご覧ください。 | 半角英数字記号[!-_~] |
11 | 接続ネットワークアドレス(Primary) | ECL2.0とFIC-Router(Primary)間のネットワークアドレス(IPv4)を入力します。 | ネットワークアドレス/30 |
12 | 接続ネットワークアドレス(Secondary) | ECL2.0とFIC-Router(Secondary)間のネットワークアドレス(IPv4)を入力します。 | ネットワークアドレス/30 |
- 右メニューから購入情報の入力に不備がないか確認した後、「確認」を押下します。
- コネクションの購入確認画面が表示されますので、購入内容を確認し「購入」を押下します。
- コネクション購入申し込み受付完了画面が表示されますので、「OK」を押下します。
項番 | 項目 | 説明 |
1 | 受付番号 | コネクション購入時に発行された受付番号が表示されます。 |
- 画面右上の更新ボタンにて画面を更新すると、エリアビューに購入したコネクションが表示されます。
SD-Exchange接続用ゲートウェイをデタッチ¶
SD-Exchange接続用のExpressRouteとAzure仮想プライベートゲートウェイの接続を削除¶
- Azureポータルにアクセスし、Azureサービスから「ExpressRoute回線」をクリックします。
- 移行対象のSD-Exchangeが接続されているExpressRoute回線を選択します。
- 「Connections」から、接続の削除対象のConnectionをクリックします。
- 「削除」をクリックします。
- 接続の削除で「はい」をクリックし、接続を削除します。
ECL2.0 Azureゲートウェイとロジカルネットワークの接続を削除¶
- カスタマーポータルからECL2.0テナントにアクセスし、「SD-Exchange」カテゴリ→「Microsoft Azure接続」とクリックし、移行対象のSD-Exchangeをクリックします。
- 「ゲートウェイインターフェース」タブを開き、「ゲートウェイインターフェースの削除」をクリックします。
- 「ゲートウェイインターフェースの削除の確認」画面が表示されますので、「ゲートウェイインターフェースの削除」をクリックし、Azureゲートウェイのデタッチは完了です。
FIC接続用ゲートウェイをアタッチ¶
FIC接続用のExpressRouteを仮想ネットワークゲートウェイに接続¶
- Azureポータルにアクセスし、Azureサービスから「ExpressRoute回線」をクリックします。
- 移行対象のFICが接続されているExpressRoute回線を選択します。
- 「Connnections」を開き、「+ Add」をクリックします。
- 基本タブで「Name」を入力し、Settingsタブの「Virtual network gateway」でExpressRouteを接続する仮想ネットワークゲートウェイを選択し、「確認および作成」をクリックし接続をします。
ECL2.0 FICゲートウェイとロジカルネットワークを接続¶
- カスタマーポータルからECL2.0テナントにアクセスし、「ネットワーク」カテゴリ→「Flexible InterConnect接続」とクリックします。
- 表示されているFlexible InterConnectの名前をクリックし、Flexible InterConnectの詳細を表示します。
- ゲートウェイインターフェイスのタブを選択し、「ゲートウェイインターフェイスの追加」をクリックします。
- ゲートウェイインターフェイスの追加時には、下記の項目を入力します。項目を入力後「ゲートウェイインターフェースの追加」をクリックします。
名前 | お客様で管理上の名前を任意に指定できます。 |
説明 | 本ゲートウェイの説明に関する任意の項目です。 |
接続ロジカルネットワーク | Flexible InterConnectと接続するロジカルネットワークを指定します |
ゲートウェイIPv4アドレス | ゲートウェイに対して割り当てるIPアドレスを指定します。ここではSD-Exchangeで接続しているAzureゲートウェイと同じIPアドレスを割り当てます。 |
プライマリデバイスIPv4アドレス | ゲートウェイのプライマリIPアドレスを指定します。ここではSD-Exchangeで接続しているAzureゲートウェイと同じIPアドレスを割り当てます。 |
セカンダリデバイスIPv4アドレス | ゲートウェイのセカンダリIPアドレスを指定します。ここではSD-Exchangeで接続しているAzureゲートウェイと同じIPアドレスを割り当てます。 |
VRRPグループID | ゲートウェイは、VRRPで冗長化構成を組んだ形でご利用いただけます。その際のVRRPのグループIDを指定します |
注釈
- 同一ロジカルネットワーク上でVRRPグループIDが重複すると、通信が正常に行えない可能性がありますので、他の機器と重複しないIDをご指定ください。
- 続いて、スタティックルートの追加の設定をします。
注釈
- こちらはAzureゲートウェイにてスタティックルートを設定いただいているお客様のみが対象の作業となります。
- カスタマーポータルからECL2.0テナントにアクセスし、「ネットワーク」カテゴリ→「Flexible InterConnect接続」とクリックします。
- 表示されているFlexible InterConnectの名前をクリックし、Flexible InterConnectの詳細を表示します。
- 「スタティックルート」のタブをクリックすると設定されているスタティックルートの一覧が表示されますので、「スタティックルートの追加」をクリックしてください。
- スタティックルートの追加時には、以下の情報を入力します。
- 「スタティックルートの追加」で設定された宛先ネットワークアドレスが、Flexible InterConnect側へBGP経路として広告されます。
- スタティックルートが追加されると、FICゲートウェイのアタッチは完了です。