12.2.5.4. クライアント向けのIPアドレスとサービス・サービスグループとの関連付け

動作確認バージョン:Netscaler VPX Version11.0 Build67.12 Standard Edition, Netscaler VPX Version12.0 Build53.13 Standard Edition, Netscaler VPX Version12.1 Build52.15 Standard Edition
「Virtual Servers」はサーバにクライアント端末がアクセスするサービス用のIPアドレスを定義して、ロードバランシングの対象となるサービスまたはサービスグループを関連付ける機能になります。
ここでは、サービスとサービスグループの両方の設定について紹介します。

登録済みサービスとIPアドレスの関連付け

ここでは、登録済み サービス とロードバランサーがクライアントからアクセスを受け付けるIPアドレスを関連付ける設定を紹介します。
設定は主に、「Virtual Servers」で実行していきます。

サンプル設定のシナリオ

  • クライアントPCのアクセス先は、ロードバランサーのIPアドレス(192.168.1.200 port80)宛にしたい
  • ロードバランサーは、192.168.1.200を宛先にする通信を仮想Webサーバ(192.168.2.12)へ転送したい
構成図
Fig6201
「Configuration」メニューより「Traffic Management」→「Load Balancing」→「Virtual Servers」へと進み、Virtual Servers画面を表示後、「Add」をクリックします。
Fig6202
Basic Settings画面では以下の表のパラメータを入力していきます。
設定項目 設定値
Name www1(任意のVirtualServer名)
Protocol HTTP
IP Address Type IP Address
IP address 192.168.1.200(Virtual ServerIPアドレス)
Port 80
Traffic Domain 10(必ず10を指定してください)
設定値を入力し、「More」をクリックします。
Fig6203
さらに「Traffic Domain」にて10を入力し、「OK」をクリックします。「OK」をクリックした際にLB機能を有効化することの確認画面が出現する場合がございます。その場合は「Yes」をクリックして下さい。
Fig6204
作成したService Group の詳細が表示されるので、「Service and Service Group」の「No Load Balancing Virtual Server Service Binding」と表示されている部分を選択します。
Fig6205
新たに「Service Binding」画面が表示されるので、「Select Service」項の「Click to select」をクリックします。
Fig6206
作成済みServiceの選択画面が表示されるので、サービスを選択し「Select」をクリックします。
Fig6207
Service Binding画面が表示されますので、「Select Server」項に指定した「Service Name」が登録されている事を確認し「Bind」をクリックします。
Fig6208
Service Group の詳細表示画面が表示されるので、「Service and Service Group」に「1 Load Balancing Virtual Server Service Binding」と表示されている事を確認し、「Continue」をクリックします。
Fig6209
Basic Settingsの詳細表示画面が表示されるので、設定項目を確認し問題なければ「Done」をクリックします。
Fig6210

動作確認結果

Virtual Servers画面が表示されるので、Virtual Server(http1)のState及びEffective Stateの表示が「Up」になっていることからVirtual Serverの登録設定が正しく完了していることが確認できました。
Fig6211

注釈

ステータスがすぐにUpにならない場合はしばらくお待ちいただくか画面を更新してみてください。

登録済みサービスグループとIPアドレスの関連付け

ここでは、登録済み サービスグループ とロードバランサーがクライアントからアクセスを受け付けるIPアドレスを関連付ける設定を紹介します。
設定は主に、「Virtual Servers」で実行していきます。

サンプル設定のシナリオ

  • クライアントPCのアクセス先は、ロードバランサーのIPアドレス(192.168.1.200 port80)宛にしたい
  • ロードバランサーは、192.168.1.200を宛先にする通信をサービスグループ(www1)にバランシングしたい

注釈

サービスグループ(www1)はサービスグループで設定されているものとします。

構成図
Fig7201
「Configuration」メニューより「TrafficManagement」→「Load Balancing」→「Virtual Servers」へと進み、Virtual Servers画面を表示後、「Add」をクリックします。
Fig7202
Basic Settings画面では以下の表のとおりに入力していきます。
設定項目 設定値
Name www(任意のVirtual Server名)
Protocol HTTP
IP Address Type IP Address
IP address 192.168.1.200(Virtual ServerIPアドレス)
Port 80
Traffic Domain 10(必ず10を指定してください)
設定値を入力後「More」をクリックします。
Fig7203
「Traffic Domain」にて10を入力し、「OK」をクリックします。
Fig7204
Service Groupの詳細表示画面が表示されるので、「Service and Service Group」の「No Load Balancing Virtual Server ServiceGroup Binding」をクリックします。
Fig7205
ServiceGroup Binding画面が表示されるので、「Select Service Group Name」の「Click to select」 をクリックします。
Fig7206
Service Groupの選択画面が表示されるので、サービスグループを選択し、「Select」をクリックします。
Fig7207
ServiceGroup Binding画面が表示されるので、「Select Server」項に指定した「Service Group Name」が登録されている事を確認し、「Bind」をクリックします。
Fig7208
Service Groupの詳細表示画面が表示されるので、「Service and Service Group」に「1 Load Balancing Virtual Server ServiceGroup Binding」と表示されている事を確認し、「Continue」をクリックします。
Fig7209
Basic Settingsの詳細表示画面が表示されるので、設定項目を確認し問題なければ「Done」をクリックします。
Fig7210

動作確認結果

Virtual Servers画面が表示されるので、Virtual Server名(www)の「State」及び「Effective State」の表示が「Up」になっていることからVirtual Serverの登録設定が正しく完了していることが確認できました。
Fig7211

注釈

ステータスがすぐにUpにならない場合はしばらくお待ちいただくか画面を更新してみてください。