3.3.4. ライセンススイッチ

イメージの登録時に、適切なOS種別を選択することで、Enterprise CLoud 2.0上にWindows Serverのイメージを持ち込み、仮想サーバーインスタンスを作成することができます。 また、同イメージから作成された仮想サーバーは、当社のライセンス認証サーバーを利用することが可能です。

ここでは、Windows Serverのイメージを登録する方法、および同イメージから作成された仮想サーバーが、当社のライセンス認証サーバーを利用して、ライセンス認証を実施する手順を説明いたします。

注釈

ライセンススイッチは、登録されたWindows Serverのプライベートイメージから作成された
仮想サーバーインスタンスの動作を保障する機能ではありません。お客さまにて十分な検証を実施し、ご利用いただくようお願いします。

注釈

ライセンススイッチをご利用いただく際は、Arcserveと組み合わせてご利用いただくことを推奨しております。
Arcserveと本機能を組み合わせて利用する方法については、Arcserve UDP Version 6.5を用いたEnterprise Cloud 2.0仮想サーバーへの移行例 をご参照ください。

注釈

ISOイメージをライセンススイッチすることはできません。
このため、Windows ServerやRed Hat Enterprise LinuxのISOイメージを持ち込むことはできませんので、予めご注意ください。

3.3.4.1. イメージ保存領域

コントロールパネルから、「イメージ保存領域」へと進み、画面下部にある「イメージの作成」をクリックします。

3.3.4.2. イメージの作成 / OS種別の選択

「イメージの作成」画面において、持ち込みを実施するイメージファイルを登録・アップロードを実施します。

Upload Image

ここでは、仮想サーバーインスタンスの作成時に使用する、Windows Server 2008 R2 Standard EditionのQCOW2ファイルのアップロードを実施します。設定項目の詳細については下表の通りです。

名前 作成するイメージの名称
タグ イメージのタグを設定することで「イメージ保存領域」内の一覧表示の中でソートが可能になります
イメージファイル お客様の端末から持ち込むイメージファイルを選択します
形式 qcow2 / raw それぞれのファイル形式の中から、上記で選択したイメージファイルの形式を選択します
最小ディスク イメージを起動するために必要となる最小ディスク容量を指定します。イメージボリューム作成時に、この容量より小さいボリュームを作成することができなくなります
最小メモリー イメージを起動するために必要となる最小メモリー容量を指定します。インスタンス作成時に、このメモリー容量より小さいメモリーをもつフレーバーでリソースを作成することができなくなります
ライセンススイッチ/BYOL 持ち込みたいWindows ServerのOSバージョン、エディションと一致した項目を選択します。
保護 保護をオンにした場合、今回アップロードしたイメージを削除することができなくなります

イメージファイルのアップロード、登録が完了すると「イメージ保存領域」の一覧画面に登録したものが「稼働中」として追加・表示されます。

3.3.4.3. ライセンス認証

注釈

本手順は、ライセンススイッチ機能を利用したプライベートイメージ(Windows Server)から作成された仮想サーバーインスタンスに対してのみ、実施可能です。
上記以外あたらないサーバーに対して、本手順を実施された場合は、Microsoftに対するOSライセンス違反となる可能性があります。その場合、当社は同ライセンス違反に対し、一切の責を負いません。

注釈

事前準備として、下記手順を実施する仮想サーバーインスタンスは、共通機能ゲートウェイと接続し、OSライセンス認証サーバー(KMSサーバー)と通信ができる状態としてください。
また、NTPサーバーと時刻同期されている状態としてください。

Windows Server 2008 の場合

CommandPromptを立ち上げます。

slmgr.vbs /ipk [Client setup Key] を入力します。 ※[Client Set Up Key]は、4.4.4 Client Set Up Key 一覧を確認ください。

slmgr.vbs /skms 169.254.127.17 を入力します。

slmgr.vbs /ato を入力します。

OKをクリックします。

slmgr.vbs /dlv を入力します。

ライセンスの状態が「ライセンスされています」 になっていれば作業完了です。

Windows Server 2008 R2 / 2012 R2 の場合

Powershellを立ち上げます。

slmgr /ipk [Client setup Key] を入力します。 ※[Client Set Up Key]は、4.4.4 Client Set Up Key 一覧を確認ください。

slmgr /skms 169.254.127.17 を入力します。

slmgr /ato を入力します。

slmgr /dlv を入力します。

ライセンスの状態が「ライセンスされています」 になっていれば作業完了です。

3.3.4.4. Client setup Key 一覧

Operating system Edition Client setup key
Windows Server 2008 Enterprise Edition YQGMW-MPWTJ-34KDK-48M3W-X4Q6V
Windows Server 2008 Standard Edition TM24T-X9RMF-VWXK6-X8JC9-BFGM2
Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition 489J6-VHDMP-X63PK-3K798-CPX3Y
Windows Server 2008 R2 Standard Edition YC6KT-GKW9T-YTKYR-T4X34-R7VHC
Windows Server 2012 R2 Standard Edition D2N9P-3P6X9-2R39C-7RTCD-MDVJX