23.3.3. ドメインを取得し Enterprise Cloud 2.0 のネームサーバへ移譲するまでの流れ

本ページでは、ドメイン登録事業者からドメインを取得した後に、 Enterprise Cloud 2.0 のDNSメニューのネームサーバへドメインを移譲するまでの流れを示します。
ここでは、例として “example.com”ドメインを移譲します。

23.3.3.1. ドメインを取得する

Enterprise Cloud 2.0 では、ドメイン登録サービスを提供しておりませんので、下記に示すようなドメイン登録事業者からドメインを取得してください。
  • NTTコミュニケーションズ ドメイン登録サービス

  https://www.nttdomain.com/

注釈

Enterprise Cloud 2.0 のDNSメニューでは、ご利用いただけるドメイン事業者に制限はございません。
どの事業者で取得されたドメインであっても、ドメインの移譲(ドメインをホストするネームサーバ情報を変更)が可能な事業者であれば Enterprise Cloud 2.0 のDNSメニューをご利用いただけます。

23.3.3.2. DNSメニューでゾーンを作成する

Enterprise Cloud 2.0 のDNSメニューで"example.com."のゾーンを作成します。
詳しい手順は、ゾーンの作成方法 をご覧ください。

23.3.3.3. 作成したゾーンのNSレコードを確認する

ゾーンを作成すると、NSレコードが4つ割り当てられますのでDNSの画面で確認してください。
このNSレコードは、移譲されたドメインをホストするネームサーバを示しています。
NSレコードの情報をドメイン事業者側に登録することで、ドメイン事業者からドメインを移譲することができます。

対象のゾーンにマウスオーバーし、レコードセット表示アイコンをクリックします。

ドメイン登録のチュートリアル

Typeが「NS」となっているレコードセットのValue列の設定値を確認します。

ドメイン登録のチュートリアル

この場合、以下のネームサーバがドメイン登録事業者へ登録するネームサーバ名となりますので、この値を控えて次の手順へ進みます。

dns103-1.jp1.ecl.ntt.com.
dns103-2.uk1.ecl.ntt.com.
dns103-3.us1.ecl.ntt.com.
dns103-4.sg1.ecl.ntt.com.

23.3.3.4. ドメイン登録事業者からドメインを移譲する

ドメイン登録事業者が提供するコントロールパネルや申込み窓口等でドメインの移譲設定をします。

注釈

ドメイン移譲設定は、事業者によってはネームサーバ情報の変更やNSレコードの変更と呼ばれる場合があります。また、ドメイン移譲設定方法はドメイン登録事業者により異なります。詳細はドメイン登録事業者のマニュアルやFAQをご確認ください。

注釈

ドメイン移譲する場合や、他社ネームサーバから Enterprise Cloud 2.0 のネームサーバへ移行される場合には、事前にNSレコードのTTLを小さい値に変更することでDNSキャッシュのキャッシュによる影響を少なくできます。

23.3.3.5. ドメインが移譲された事を確認する

ドメインがドメイン登録事業者から Enterprise Cloud 2.0 のネームサーバに移譲されたことを確認するコマンドと確認方法を示します。
例として、"example.com."ドメインが移譲されたことを確認します。
  • Linux/MacOSなど

ターミナル(Terminal等)より以下のコマンドを実行

dig +trace example.com

下記の場合では、移譲された順にルートネームサーバ、GTLDのネームサーバ、Enterprise Cloud 2.0 のネームサーバと順に名前解決される事を示しています。 example.com.をホストするネームサーバとして Enterprise Cloud 2.0 のネームサーバ4台が記載されていますので、ドメイン移譲できていると判断できます。

; <<>> DiG *.*.*.* <<>> +trace example.com
;; global options: +cmd
.           474422  IN  NS  m.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  a.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  b.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  c.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  d.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  e.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  f.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  g.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  h.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  i.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  j.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  k.root-servers.net.
.           474422  IN  NS  l.root-servers.net.
;; Received 496 bytes from 192.168.11.1#53(192.168.11.1) in 13 ms

com.            172800  IN  NS  b.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  d.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  l.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  c.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  h.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  a.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  m.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  f.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  e.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  i.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  k.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  g.gtld-servers.net.
com.            172800  IN  NS  j.gtld-servers.net.
;; Received 485 bytes from 192.112.36.4#53(192.112.36.4) in 126 ms

exmaple.com.    172800  IN  NS  dns103-1.jp1.ecl.ntt.com.
exmaple.com.    172800  IN  NS  dns103-2.uk1.ecl.ntt.com.
exmaple.com.    172800  IN  NS  dns103-3.us1.ecl.ntt.com.
exmaple.com.    172800  IN  NS  dns103-4.sg1.ecl.ntt.com.
;; Received 75 bytes from 192.5.6.30#53(192.5.6.30) in 211 ms
  • Windows系OSの場合

コマンドプロンプト、もしくはPowerShellのターミナルより以下のコマンドを実行

C:\>ipconfig /flushdns
C:\>nslookup -type=ns example.com

下記のレスポンスのように、Enterprise Cloud 2.0 のネームサーバが4台記載されていればドメイン移譲ができていると判断できます。

Server:  UnKnown
Address:  172.16.14.2

Non-authoritative answer:
example.com nameserver = dns103-1.jp1.ecl.ntt.com.
example.com nameserver = dns103-2.uk1.ecl.ntt.com.
example.com nameserver = dns103-3.us1.ecl.ntt.com.
example.com nameserver = dns103-4.sg1.ecl.ntt.com.