13.3.2.5. CentOS,Ubuntu,Red Hat Enterprise Linux(仮想サーバー)のシステムリストア

事前準備

リストア先仮想サーバーを新規作成します。
  • リストア先サーバーは、バックアップ元サーバーと同じプラン、フレーバーを使用してください。

  • サーバー作成時には、15GBの空のデータボリュームをアタッチしてください。

  • リストア先サーバーに空のボリュームをアタッチして起動すると、空のボリュームにテンポラリのOSが展開され、そのOSで起動してきます。
    テンポラリのOSにエージェントをインストールし、そのエージェントを利用してバックアップ元OSをリストア先サーバーのボリュームにリストアします。
  • リストア先サーバーのイメージはバックアップ元OSによって、以下の通り選択してください。

注釈

  • このとき利用するデータボリュームはお客様負担となりますので、予めご了承願います
バックアップ元OS リストア先サーバーのイメージ
CentOS, Ubuntu
(Official Template, バージョン問わず)
Full-System-Restore_for_CentOS_and_Ubuntu_v2.0
Red Hat Enterprise Linux Server
(Official Template, バージョン問わず)
Full-System-Restore_for_RHEL_v2.0

作成手順

1.空データボリュームの作成
事前にテンポラリOSを展開するための空データボリューム15GBを作成します。
詳細は、 6.2.2.1. データボリュームの作成 をご覧ください。

2.リストア先サーバーのイメージ(テンポラリOS)の選択
詳細」タブを選択して、「イメージ名」のプルダウンからリストア先サーバーのイメージを選択してください。
CentOS、Ubuntuの場合は、”Full-System-Restore_for_CentOS_and_Ubuntu_v2.0”をRed Hat Enterprise Linux Serverの場合は、”Full-System-Restore_for_RHEL_v2.0”を選択してください。
下記の例は、CentOS、Ubuntuの場合です。
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3.テンポラリOS用データボリュームのアタッチ
①「データボリュームタブ」クリックし、1.で事前に作成しておいたデータボリュームを選択します。
②その他、必要に応じて、「アクセスとセキュリティー」、「Post-Install script」、「ネットワーク」設定をしてください。
なお、本サービスを利用するには、「ネットワーク」設定にて共通機能ゲートウェイ(common_function_gw)への接続が必要です。詳細は、 3.10. 共通機能ゲートウェイ をご覧ください。
③設定が完了しましたら「インスタンスの作成」を押下します。
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4.作成されたリストア先サーバーへのデータボリュームのアタッチ、パーティション(LVM構成も含む)・ファイルシステムの作成
  • リストア先OSでオフィシャルテンプレートとは別のパーティション(LVMも含む)構成・ファイルシステムを利用する場合は、テンポラリOS上で、手動にてパーティション(LVMも含む)構成・ファイルシステムを作成してください。
    作成した各ファイルシステムをテンポラリのOSの ”/mnt” 配下にそれぞれマウントしてください。
    リストア後のOSではテンポラリのOSの ”/mnt” が ”/” になるため、各ファイルシステムを適切な位置にマウントしてください。
    (例)
    • リストア後のOSで ”/var” となるファイルシステムは、テンポラリのOSの ”/mnt/var” にマウントする。
    • リストア後のOSで ”/home”となるファイルシステムは、テンポラリのOSの ”/mnt/home” にマウントする。
  • リストア後のOSにデータボリューム・iSCSIのボリューム・nfsのボリュームなどの外付けのボリュームをアタッチし、パーティション(LVMも含む)構成・ファイルシステムを作成する場合も同様です。

  • オフィシャルテンプレートと同じパーティション(LVMも含む)構成・ファイルシステムを採用する場合は、この手順はスキップしてください。(リストア実施の際に自動的に作成されるため)


5. 作成されたリストア先サーバーにエージェントソフトウェアのダウンロード、インストール

注釈

  • 空のボリュームに展開されたテンポラリのOS、インストールしたエージェントは、ボリュームを切り離して別のリストア先仮想サーバーにアタッチすることにより再利用可能です。
  • 再利用の際には、上記5.の手順が不要となります。

リストアの実行

  1. Workflowから「Full System Restore」を押下します。
    Full System Restore (deperecated)ではなく、Full System Restore を選択してください。
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  1. 「OK」ボタンを押下してください。
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  1. 対象となるシステムバックアップで取得したデータを指定します。
    「Select Source Client」画面から、バックアップ元サーバを選択した後、「OK」ボタンを押下します。
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  1. リストアの対象となるバックアップデータ(取得時期)を「Select Source Backup」画面から選択後、「OK」ボタンを押下します。(バックアップ対象がスラッシュでバックアップが成功したものしか選択対象として表示されません。)
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  1. リストア先サーバーを指定します。
    リストア先サーバーを「Select Destination Client」画面から選択後、「OK」ボタンを押下します。
    事前準備にて新規作成したサーバーを指定してください。プルダウンにはLinuxサーバーが候補として一覧で表示されます。
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  1. リストア先のサーバに作成するパーティション(LVMも含む)構成・ファイルシステムをオフィシャルテンプレートから選択してください。
    オフィシャルテンプレートとは異なるパーティション(LVMも含む)構成・ファイルシステムを採用したり、外付けボリュームをアタッチしている場合には、”custom settings”を選択してください。
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  1. リストア先サーバーの接続を確認します。「OK」ボタンを押下してください。
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  1. リストア先サーバの接続が確認されると、これから実施するシステムリストアに関する確認画面が表示されます。
    内容を確認し、問題なければ「Continue」ボタンを押下してください。
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リストアの前処理に時間がかかる場合、以下のような画面が表示される場合があります。
何度か表示される場合がありますが、OKボタンを押下してください。
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  1. リストア実行ステータスを参照する場合には、「Restore Start Notification」画面の「Client Detail Window」のリンクを押下してください。「OK」ボタンを押下すると「Restore Start Notification」画面が閉じます。
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(例)リストア実行ステータス

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  1. リストア完了後、コンソールを立ち上げたのちに、サーバーを再起動してください。
    上記画面の「最近のリストアジョブ」をクリックすると、リストア結果を確認できます。
    リストア結果の状態が「Completed with one or more errors」と表示される場合がありますが、これは一部のファイルが上書きできなかったために発生するもので、特に問題はありません。

注釈

  • 元サーバーでSE Linuxをenforcingで利用していた場合、フルシステムリストア後のサーバでは、permissiveの状態になります。必要に応じて設定を変更してご利用ください。
  • フルシステムリストア後は、cloud-init(Linux系) は無効化された状態でOSが起動されます。

  1. サーバの再起動完了後、テンポラリOS用にアタッチしていたボリュームを切断ください。
    OS再起動後、テンポラリOS用のvdbはVMのOSから切り離されます。
    dfコマンドなどでマウントから外れた状態であることを確認いただいた後にボリュームを切断してください。
    ※テンポラリOS用のボリュームが接続されたままの状態であっても、OSの動作に影響はございません。