7.1.5. Agent Update(SP3→8)手順について¶
注釈
本手順ではWindowsおよびLinuxでのAgent update手順を記載いたします。
この章は2019年2月以前からご利用のサーバーが対象になります。
2019年2月以降にご利用の場合本手順は不要です。
7.1.5.1. Windows Server¶
本構成について¶
以下環境のもとチュートリアルを作成しています。
- オフィシャルイメージ
WindowsServer-2012R2_Standard_64_include-license_baremetal-server_01
- ネットワーク接続
共通機能ゲートウェイ
- アップデートを行うツール
Updater_sp3_sp8_Windows.exe
手順¶
Commvault process manager を起動し、Versionを確認します。
- Updateプログラムを以下URLからダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを右クリックし、Administrator権限で実行します。このとき、Agentは起動中でも停止中でもどちらでもかまいません。Update完了後は、自動的に起動状態となります。
注釈
DNAT設定している場合は、Updateプログラムを以下URLからダウンロードします。
http://<DNAT設定IPアドレス>:<ポート>/downloadcenter/updates/Updater_sp3_sp8_Windows.exe
PowerShellまたコマンドプロンプトを起動し、ダウンロードしたプログラムを以下のように実行します。
Updater_sp3_sp8_Windows.exe <DNAT設定IPアドレス> <ポート>
"Update was completed” メッセージが表示されたらUpdate完了です。
Commvault process manager を起動し、Versionを再度確認します。
- ServiceでAgentの起動状態を確認します。Commvault Communications ServiceとCommvault Client Manager Serviceが起動していることが確認できれば作業は完了です。
7.1.5.2. Linux¶
本構成について¶
以下環境のもとチュートリアルを作成しています。
- オフィシャルイメージ
RedHatEnterpriseLinux-7.3_64_include-license_virtual-server_12
- ネットワーク接続
共通機能ゲートウェイ
- アップデートを行うツール
Updater_sp3_sp8_Linux
手順¶
“commvault status” コマンドで、version を確認します。
- Updateプログラムを以下URLからダウンロードします。
注釈
※DNAT設定している場合は、Updateプログラムを以下URLからダウンロードします。
curl -O http://<DNAT設定IPアドレス>:<ポート>/downloadcenter/updates/Updater_sp3_sp8_Linux
ダウンロードしたプログラムを以下のように実行します。
chmod 755 Updater_sp3_sp8_Linux
./Updater_sp3_sp8_Linux <DNAT設定IPアドレス> <ポート>
- ダウンロードしたファイルに実行権限を付与して実行します。
- “Update was completed.” が表示されるとUpdate作業は完了です。
“commvault status” コマンドでVersion が”SP8” であることを確認します。
併せて “commvault list”コマンドで4つのプロセスが起動していることを確認し完了です。