4. 子契約管理機能¶
4.1. 子契約の一覧¶
再販パートナーさま向けのポータル画面では、画面上部に「子契約」というメニューが表示されます。 これはパートナーさま契約配下に作成する子契約を効率的に管理するための機能です。
上図の「子契約」メニューを選択すると、100件を上限として子契約の一覧が表示されます。
注釈
子契約管理機能以外のポータル機能は、他の一般のユーザー向けのポータルと同様ですので、操作方法等は該当のチュートリアルページを参照ください。子契約一覧に目的の子契約が表示されない場合は 子契約の検索 によって目的の子契約を検索してください。
注釈
パートナー契約の概要については、こちら を参照ください。
4.2. 子契約の作成¶
子契約一覧画面から「契約新規作成」を選択すると、次の画面から子契約の作成を行うことができます。 必要な項目を入力し、「この内容で作成」をクリックすると新しい子契約が作成されます。
注釈
「お客様番号(パートナーさまご指定の契約管理番号」は半角英数6~50文字を使って、任意のIDを付与することができます。パートナーさま側のシステムで管理されているIDとの紐づけ等でご活用いただくことができます。
4.3. 子契約の検索¶
子契約管理画面上部の絞り込み検索機能によって、管理している子契約を検索して表示することができます。
検索条件については、「検索キーを選択」を押下し選択してください。また、詳細な検索を開くことで、契約の利用開始/終了日を指定して検索することができます。
4.4. 子契約情報の参照¶
本画面から、以下の設定/確認が可能です。
- 契約グループの所属情報
- 子契約ユーザからの料金情報参照可否の設定
- 契約通知設定
- 子契約の削除
4.5. 子契約のワークスペース管理¶
子契約ワークスペースの新規作成¶
上図の操作で、下図の画面が表示され、「ワークスペース新規作成」をクリックすると選択した子契約に対してワークスペースを作成することができます。
子契約ワークスペースのアクセス権設定¶
子契約に属するワークスペースに対しては、子契約内のユーザーに加え、親契約のユーザーにもアクセス権を付与することができます。
下図のようなワークスペースのアクセス権編集画面において、アクセス権を付与したい一般ユーザーのユーザーIDにチェックを入れ、「変更を完了」を実行します。 子契約ユーザに加え、自契約ユーザー(親契約のユーザー)を選択することも可能です。
親契約のユーザーのプロファイルにおいて、「ワークスペースアクセス権の自動付与」の設定を有効にすることで子契約のワークスペースの詳細画面を開いた際、自動で自身と対象のワークスペースにアクセス権を付与することが可能です。
ワークスペースの説明変更¶
ワークスペース選択状態から、プルダウンで「詳細」を選択します。下図のようなワークスペースの情報が表示されるので、「編集」を選択します。
下図のような編集画面において、新しくワークスペースの説明を入力し、「変更を完了」を実行します。
ワークスペースの切り替え¶
ワークスペースの詳細画面より「子契約ワークスペース切り替え」を選択することで、選択中のワークスペースを持つ子契約のワークスペース一覧に遷移し、別のワーススペースを選択することが可能です。別の子契約のワークスペースを選択したい場合は再度子契約の一覧より対象契約のワークスペース一覧画面へ遷移してください。
4.6. 子契約のユーザーの管理¶
下図の画面が表示され、詳細をクリックすることで該当ご契約に属するユーザーのプロファイルを表示することができます。
「ユーザー新規作成」を選択することで、子契約に対して一般ユーザーを追加することが可能です。
また、対象子契約の契約代表ユーザーを変更することが可能です。 対象子契約の契約代表ユーザープロファイル画面から以下のボタンをクリックします。
下図の画面が表示され、新しい契約代表ユーザーとしたい一般ユーザを選択し、「変更を完了」のボタンをクリックします。
確認のポップアップが表示されますので、「OK」を選択すると、契約代表ユーザーの変更が実施されます。
契約代表ユーザー以外のユーザーは削除することも可能です。 下図プロファイルの右上にある「ユーザー削除」をクリックします。確認のポップアップが表示されますので、「OK」を選択すると、ユーザーの削除が実施されます。
4.7. 子契約の通知設定¶
パートナーさまは配下の子契約(エンドユーザー契約)に対して、 Smart Data Platform から通知されるメールの受信可否を設定することができます。
変更が完了すると、契約情報の画面に遷移します。
注釈
通知の設定の反映には時間がかかる場合がございます。
メールの種別について¶
Smart Data Platform ではサービスに関して、以下のようなメール通知を子契約に対して実施いたします。
注釈
子契約のユーザーは個別に自身の受信設定を ユーザー通知設定管理機能 にて変更することができますが、子契約の通知設定 で受信しない設定にしたカテゴリは、子契約ユーザーの設定画面には表示されず、設定変更することもできません。
メール通知カテゴリ | 説明 | 備考 |
---|---|---|
お知らせ/リリース情報 | 新メニュー/機能追加などのお知らせ、仕様変更などに関するお知らせです。 | ー |
故障 | 故障に関する情報の通知です。 | 契約代表ユーザーは受信設定を無効にすることはできません。一般ユーザーは一括で設定を無効もしくはアクセス権を持つワークスペースそれぞれに受信の設定をすることが可能です。 |
メンテナンス | メンテナンスに関する情報の通知です。 | 一括で設定を無効もしくはアクセス権を持つワークスペースそれぞれに受信の設定をすることが可能です。 |
4.8. 子契約毎の料金確認¶
- 子契約ご利用分の料金明細:ログインユーザさまが直下のチャネルの子契約に請求する料金明細
- 親契約(ホールセール)の料金明細:弊社からログインユーザさまに請求する料金明細、またその内の子契約が利用した分の料金明細
子契約ご利用分の料金明細¶
作成されたZIPファイルには、月毎のCSVファイルが含まれています。
注釈
- 2021年11月10日より、サマリ明細と詳細明細の2種類の明細をご提供します。
- ■ サマリ明細・ご利用いただいたワークスペース単位で表示し、基本的には前日までのご利用実績にもとづきご利用料金を画面表示します。・APIを利用することで料金情報を取得することができます。■ 詳細明細・各メニューのプランや地域情報などの詳細情報を記載したCSVファイルをダウンロードすることができます。・APIを利用することで料金情報を取得することができます。2021年10月以前の明細形式も左側のタブ「2021年10月以前の明細形式」よりご確認いただけます。(2022年11月末までの提供となります)2021年11月以降の明細と料金計算を合わせるため、一部変更しております。詳細は SDPFサービス仕様変更のご案内 をご確認ください。■ 2021年10月以前の明細形式・ご利用いただいたテナント単位、メニュー単位、リソース単位で表示します。・画面に表示された料金情報はCSVファイルとしてダウンロードすることができます。・APIを利用することで料金情報を取得することができます。
CSVのフォーマットについては、 ご契約情報の管理(構成) をご参照ください。また、既存明細については、通常のCSV構造に加えて、子契約毎の区切りとして、以下のレコード種別番号が追加されます。
レコード内容 | 説明 | レコード種別番号(2列目) |
---|---|---|
子契約区切り | CSV内で子契約毎の区切りを表す行です。※通常の区切りレコードと同様3-7列目は空文字となります。 | 50 |
親契約(ホールセール)の料金明細¶
以下の画面からサマリ明細をご確認いただけます。
CSVのフォーマットについては、 ご契約情報の管理(構成) をご参照ください。また、既存明細については、通常のCSV構造に加えて、子契約毎の区切りとして、以下のレコード種別番号が追加されます。
レコード内容 | 説明 | レコード種別番号(2列目) |
---|---|---|
子契約区切り | CSV内で子契約毎の区切りを表す行です。※通常の区切りレコードと同様3-7列目は空文字となります。 | 50 |
4.9. 子契約へのアクセス権の設定¶
機能の概要¶
- この機能で管理を行なっていない場合、左図のように全てのパートナー様の契約内のユーザから全ての子契約にアクセスすることが可能です。
- この機能を利用すると、複数の契約グループを作り、それぞれの契約グループの範囲でアクセスできる子契約を制限できるようになります。
- 各契約グループ内のユーザは、その契約グループにアクセス権が設定されている子契約のみを閲覧したり操作したりすることができます。
- 契約グループは階層的に構成することができます。ある契約グループに契約へのアクセス権を付与する場合、その契約グループより上位の契約グループにもアクセス権が付与されている必要があります。
契約グループの作成¶
契約グループは、契約グループの一覧から作成することができます。まず、下位グループを追加したい 契約グループの、「下位契約グループ追加」を選択します。
その後の画面で、契約グループの名前と説明文の指定を行います。 契約グループ名は半角英数と記号、説明文には任意の文字をご利用いただけます。 また、契約グループ名、説明文はどちらも後から変更いただけます。
入力が完了したら、「この内容で作成」ボタンを押してください。
契約グループの一覧画面に、契約グループが追加されているのをご確認いただけます。
契約グループへの子契約アクセス権の追加¶
契約グループにアクセス権を付与したい子契約を追加します。 まず、子契約を追加したい契約グループの「子契約割当て」を選択します。 契約グループに追加したい子契約にチェックを付け、「変更を完了」を押します。
- 一つの子契約は同時に複数の契約グループに追加することができます(アクセス権を付与している、とお考えください)
- ある契約グループに子契約へのアクセス権を追加した際に、その契約グループより上位の契約グループがアクセス権を持っていない場合、自動的にアクセス権が付与されます
- 逆に、ある契約グループから子契約へのアクセス権を剥奪した場合、その契約グループ以下全ての契約グループからその子契約へのアクセス権が剥奪されます。
契約グループへのユーザの追加¶
ユーザを追加したい子契約を契約グループの「所属ユーザー追加」を押下します。 この契約グループに追加したいユーザをチェックし、「変更を完了」を押します。
- 子契約と異なり、ユーザは同時に一つの契約グループにしか所属することができません。上記の操作を行なってある契約グループにユーザを追加した場合、そのユーザは前に所属していた契約グループには属さなくなります。
- 契約代表ユーザは必ずRoot契約グループに属するため、所属する契約グループを変更することはできません。
その他注意点¶
- ある契約グループに属しているユーザが契約作成を行なった場合、新しい子契約はそのユーザの属する契約グループに最初から所属した状態で追加されます。
- ユーザがログインポータルで最初に作成されると、そのユーザはRoot契約グループに属しており、全ての子契約にアクセスが可能です。アクセスの制限が必要な場合、速やかに契約グループの移動を行なってください。