3.2. CNAME切り替え前の動作確認方法(Failover)


3.2.1. 本ページの説明

ここでは Global Server Load Balance (Global Traffic Management) 開通後、利用開始前の動作確認方法についてご説明いたします。

3.2.1.1. 設定値について

お客様環境およびAkamai Platformの設定は以下を前提としてご説明いたします。
種別 設定値
エンドユーザーアクセス先FQDN www.example.com
Akamai Platform FQDN www.example.com.akadns.net (開通時にご連絡いたします)
Primary Server IP Address 1.1.1.1
Secondary Server IP Address 2.2.2.2
ヘルスチェックファイルURL http://www.example.com/healthcheck/test.html


3.2.2. Failover機能の動作確認

Global Server Load Balance (Global Traffic Management) のFailover機能の動作確認方法を説明します。

3.2.2.1. Primary Server IP Addressへの名前解決

通常時にPrimary Serverへアクセスが行われるか、Akamai Platform FQDNを指定して名前解決の確認を行います。
  • Akamai Platform FQDNの名前解決
dig www.example.com.akadns.net
dig結果のANSWER SECTIONにPrimary Server IP Addressが表示されることを確認します。
  • Akamai Platform FQDNの名前解決結果
www.example.com.akadns.net.   IN   A   1.1.1.1


3.2.2.2. ヘルスチェックファイルの削除

Primary Serverダウンを想定して、お客様Primary Serverに設置されているヘルスチェックファイル(www.example.com/healthcheck/test.html)を削除します。
Akamai 監視Agentのダウン判定のタイミングおよびキャッシュされているDNS TTLにより、Failoverのタイミングが異なります。
ヘルスチェックファイルの削除実施後、5分程度お待ちください。

注釈

  • ダウン判定のエラーを検知したことにより、Akamaiからアラートメールが発出されます。


3.2.2.3. Secondary Server IP Addressへの名前解決 (Failover確認)

Primary Serverダウン時にSecondary Serverへアクセスが行われるか、Akamai Platform FQDNを指定して名前解決の確認を行います。
  • Akamai Platform FQDNの名前解決
dig www.example.com.akadns.net
dig結果のANSWER SECTIONにSecondary Server IP Addressが表示されることを確認します。
  • Akamai Platform FQDNの名前解決結果
www.example.com.akadns.net.   IN   A   2.2.2.2


3.2.2.4. ヘルスチェックファイルの再設置

削除したヘルスチェックファイル(www.example.com/healthcheck/test.html)を再設置します。
Akamai 監視Agentのアップ判定のタイミングおよびキャッシュされているDNS TTLにより、Failbackのタイミングが異なります。
また、Failover, FailbackによるFlapを防ぐため、FailbackはFailoverより時間がかかる場合がございます。

注釈

  • アップ判定を検知したことにより、Akamaiからアラートメール(回復報)が発出されます。


3.2.2.5. Primary Server IP Addressへの名前解決 (Failback確認)

Primary Serverアップ時にPrimary Serverへアクセスが行われるか、Akamai Platform FQDNを指定して名前解決の確認を行います。
  • Akamai Platform FQDNの名前解決
dig www.example.com.akadns.net
dig結果のANSWER SECTIONにPrimary Server IP Addressが表示されることを確認します。
  • Akamai Platform FQDNの名前解決結果
www.example.com.akadns.net.   IN   A   1.1.1.1


3.2.3. お客様Secondary Serverの設定確認

Failover発動時、Secondary Serverからのレスポンスが想定どおりであることを確認します。

3.2.3.1. Hostsファイルの書き換え

Secondary ServerのIPアドレスを ”www.example.com” のIPアドレスとしてhostsファイルに設定します。
hostsファイルは以下のフォルダをご確認ください。
- Windows) C:/WINDOWS/system32/drivers/etc
- Linux/Mac) /etc/hosts

  • hostsファイルの記述方法
2.2.2.2 www.example.com


3.2.3.2. hostsファイル設定確認

hostsファイルに正常にアドレスが設定されたかを、コマンドプロンプトからpingコマンドを実施して確認します。
  • Pingコマンド
ping www.example.com
  • Pingコマンド結果
Reply from 2.2.2.2: bytes=32 time=1ms
pingの値がhostsファイルに設定したIPアドレス(2.2.2.2)か確認ください。


3.2.3.3. ブラウザからのアクセス

ブラウザから http://www.example.comにアクセスください。 Secondary Serverからのレスポンスに問題がないか十分に確認をお願いいたします。

注釈

  • テストユーザーの環境にProxyが入っていると、hostsの設定でうまく動作しない可能性がございます。
  • ブラウザからのアクセスで想定どおりのページが表示されない場合、お客様サーバーの設定をご確認ください。