2.2.2. ダウンロード及びアップグレード編


本書では、例としてOSがRed Hat Enterprise LinuxのサーバーにインストールされたArcserveを最新バージョンへアップグレードする手順を記載します。

注釈

本書で提示する構成は一例であり、お客様環境に応じたアップグレード手順が必要です。

2.2.2.1. Arcserve UDP Agentのバージョン確認


1.現在インストールされているArcserveにログインします。

2.「ヘルプ」-「バージョン情報」をクリックします。

3.現在インストールされているバージョンが表示されます。
「OK」をクリックして閉じます。

2.2.2.2. Arcserve UDP 7.0のダウンロード

アップデート用ファイルはインターネットからダウンロードが必要です。
インターネットに接続できない環境で更新を行う場合は、インターネットに接続できる環境でインストーラーをダウンロードして、サーバーへ配置します。

注釈

インターネットに接続できない環境の場合は、インターネット接続が可能な環境でダウンロードいただくか、一時的にインターネット接続が可能な環境を新規に作成いただき、ダウンロードください。 インターネットに接続される際のファイアウォール等による制限設定については、Knowledge Centerの「よくある質問」をご確認ください。 ダウンロードに際しては、サイト「downloads.arcserve.com」「arcserve.zendesk.com」に対し「443」ポートで接続する必要があります。


1.以下のサイトより、「Arcserve_Unified_Data_Protection_Agent_Linux.bin」ファイルのダウンロードを行ってください。
インストールファイルは任意の場所に保存してください。

注釈

Web サイトからダウンロードしたインストールパッケージを使用してインストールを実行する場合、パッケージのコンテンツはユーザーのローカルシステムに抽出されます。

注釈

サポートされているオペレーティングシステムの英語以外のものが検出された場合、製品をインストールする際に言語を選択する必要があります。 Arcserveの日本語版をインストールする場合は、LinuxOSの言語を日本語に設定してからインストールしてください。

Arcserve UDP 7.0 ダウンロードリンク(Linux)

Arcserve UDP 7.0 ダウンロードファイル(Linux)
https ://downloads.arcserve.com/arcserve_family_products/Arcserve_UDP_7.0/GA/Arcserve_Unified_Data_Protection_Agent_Linux.bin
※上記URLの「https ://」のスペースを削除してご利用ください。
2.ダウンロードしてきたインストールファイル「Arcserve_Unified_Data_Protection_Agent_Linux.bin」をバックアップ対象となるLinuxサーバへ配置してください。
(ここでは、バックアップ対象Linuxサーバからネットワーク接続できるWindowsサーバ上の、fileという共有フォルダにインストールファイルを配置します。)

3.バックアップ対象Linuxサーバにログインします。この後の作業をコマンドで実行するため、デスクトップ上で端末エミュレータを開きます。
以下のコマンドでの作業はこのバックアップ対象Linuxサーバで実施します。(telnet、sshによる遠隔操作でも構いません。)

注釈

端末が開いたら、root権限をもつユーザに変更してください。


4.バックアップ対象Linuxサーバに、Windowsサーバの共有フォルダをマウントするため、「/file」というフォルダを作成します。
$ mkdir /file

5.先ほど作成した「/file」ディレクトリに、インストールファイルのあるWindowsサーバの共有フォルダをマウントします。
$ mount -t cifs -o username=ユーザー名,password=パスワード //インストールファイルのあるWindowsサーバの共有フォルダ /file

6.バックアップ対象Linuxサーバの/tmpディレクトリにインストールファイルをコピーします。
更に、/tmpディレクトリへ移動して、インストールファイルがコピーされたかを確認します。
$ cp /file/Arcserve_Unified_Data_Protection_Agent_Linux.bin /tmp

2.2.2.3. Arcserve UDP Agentのインストール

注釈

Arcserveを最新バージョンへアップグレードする際、追加で前提パッケージをインストールする必要はありません。

1.Arcserveを以下コマンドで実行していきます。
(ここでは、/tmp上にインストールファイルが配置されており、現在のプロンプトが/tmpディレクトリにある状態となっております。)
$ ./Arcserve_Unified_Data_Protection_Agent_Linux.bin

2.「このアップグレードには、現在インストールされているバージョンより新しいビルドバージョンが含まれています。アップグレードを実施しますか?」と表示されます。
「y」を入力します。

3.「インストール処理を実行しますか?」と表示されます。
「y」を入力します。

4. PXEブートは使用しないため、「y」を入力します。

注釈

RHEL 7 環境では依存関係の確認で”67”ポートが占有され、上記表示となる場合があります。 これは”dnsmasq”プロセスがデフォルトで67ポートを使用していることが原因で表示されますが、本書によるバックアップでは、PXEベースのBMRを使用しないのでバックアップ運用に影響しません。


5.ライセンス使用条件が表示されますので、スペースキーで進みます。
「このままインストール処理を続行しますか?」と表示されます。
使用条件を承諾する場合は、「y」を入力します。

6.「インストーラでは、このUDP LinuxバックアップサーバをArcserveUDPに登録できるようになりました。…」と表示されます。
「n」を入力します。

7.インストールが実行され、Arcserve UDP AgentのLiveCDの作成ディレクトリーが表示されます。
 /opt/Arcserve/d2dserver/packages
上記ディレクトリー内に、リストアで使用するLiveCDが格納されます。
「サーバを開始しています...」のステータスが[完了]になったら、アップグレード完了です。

注釈

  • 上記Arcserveの復旧メディア(LiveCD)を使用し、Enterprise Cloud 2.0の仮想サーバーへ復旧(リストア)する方法は「仮想サーバへリストア編(ECL2.0内のLinux)」を参照してください。
  • なお、旧バージョンで作成された復旧メディア(LiveCD)を復旧(リストア)で使用できないことをご注意ください。

注釈

アップグレード後、Arcserve UDP v6.5 の画像が残る場合があります。ブラウザのキャッシュ履歴を削除することで、画像を最新化することができます(機能については問題ありません)。

8.Arcserve UDPに、root権限でアクセスします。

9.「ヘルプ」-「バージョン情報」をクリックします。

10.アップグレード後のバージョンが表示されます。
「OK」をクリックして閉じます。

以上でアップグレードは完了です。
アップグレード完了後、ライセンスキーを更新して下さい。ライセンスキーの更新方法については構成ガイド「ライセンスキー更新編」をご参照ください。