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Arcserve UDP 7.0を用いたEnterprise Cloud 2.0 でのバックアップリストア運用例
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2. 構成イメージ
>2.1. バックアップ要件の整理
2.1. バックアップ要件の整理¶
バックアップに関する要件は、様々な要件があります。お客様のご利用環境に最適なバックアップ方法を検討する上で、何をバックアップし、どのようにバックアップすればよいのかを決める必要があります。
ここでは、バックアップする対象を決める際の参考情報や、またバックアップする種類としてどのようなものがあるのかを、以下にご説明します。
① バックアップする対象を整理します。(バックアップに必要な容量の検討)
利用用途 | 説明 |
システムボリュームのみ
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システムボリュームとデータボリューム(一部または全体)
|
|
※ Arcserveでは、ファイル単位のバックアップはできません。必ずシステムボリュームを含んでバックアップする必要があります。バックアップデータからファイル単位でのリストアは可能です。
※ バックアップしたアーカイブの保存期間も考慮する必要があります。
② バックアップする種類を整理します。(バックアップに必要な時間を検討します)
種類 | 説明 |
フル | 対象すべてのデータが取込まれ、増分の基盤となる。 |
増分 | 変更分のみが取込まれる。
リストアの際はすべての増分と最新のフルを利用する。
|
注釈
初めてバックアップを取得する時、初回は必ずフルバックアップが取得されます。
目次
- 1. 大規模基幹系システム
- 2. 中規模基幹系システム
- 3. 小規模基幹系システム
- 4. IT(Office)基盤系システム
- 5. インターネットGWシステム
- 6. 社外向けシステム
- 7. マルチクラウドマネジメント
- 8. SAP HANAを活用した基幹系システム
- 1. クラスター構築シナリオ別ガイド
- 2. クラスター構築サンプルスクリプト別ガイド
- 3. クラスターアーキテクチャガイド
- 1. Oracle RAC構築手順例
- 2. Oracle RAC構築支援ツール利用ガイド
- Arcserve UDP 7.0を用いたEnterprise Cloud 2.0 でのバックアップリストア運用例
- Arcserve UDP v6.5 から 7.0 へのアップグレード手順
- Arcserve UDP(旧バージョン) を用いたEnterprise Cloud 2.0仮想サーバーへの移行例
- 1. Arcserve UDP Version 6.5 update1を用いたEnterprise Cloud 2.0仮想サーバーへの移行例(Windows)
- 2. Arcserve UDP Version 6.5 update1を用いたEnterprise Cloud 2.0仮想サーバーへの移行例(Red Hat Enterprise Linux)
- 3. Arcserve UDP Version 6.5 update3を用いたEnterprise Cloud 2.0仮想サーバーへの移行例(Windows)
- 4. Arcserve UDP Version 6.5 update2を用いたEnterprise Cloud 2.0仮想サーバーへの移行例(Red Hat Enterprise Linux)
- Arcserve UDP Version 6.5 update4を用いたEnterprise Cloud 2.0仮想サーバーへの移行例(Windows)
- 5. Arcserve UDP Version 6.5 update4を用いたEnterprise Cloud 2.0仮想サーバーへの移行例(Red Hat Enterprise Linux)
- 6. Arcserve UDP Version 6.5 における Arcserve UDPコンソールを用いたEnterprise Cloud 2.0でのバックアップ・リストア運用例
- バックメニューのArcserveUDPへの移行手順
- 1. 同一リージョン内でコロケーションラックとAmazon Web Services(VPC)を接続する場合の構成例
- 2. 異なるリージョンのコロケーションラック同士を接続する場合の構成例
- 3. 異なるリージョンのコロケーションラックとECL2.0仮想サーバを接続する場合の構成例
- 1. ファイアウォール(vSRX)構成ガイド