3.2.1. サマリー編

3.2.1.1. 概要

はじめに

本文書の目的・位置づけ

  • この文書は、Arcserveを用いて、Enterprise Cloud 2.0上の仮想サーバーへ移行するための参考情報です。
  • Arcserve用いたダウンロード及びインストールの手順例を紹介します。
  • 本書では、Arcserve UDP 6.5 Update 3 での手順例として記載しております。

本文書のご利用にあたって

本書を参照いただくにあたって、以下の点にご留意ください。

  • 本書では、本書にて紹介する構成を、実際に当社にて構築した際の手順を一例として紹介します。実際の手順や設定内容は、お客様環境によって異なる点についてご了承ください。
  • 本書では、本書で扱う構成を構築する場合に固有の操作を中心に紹介します。Enterprise Cloud 2.0の一般的な機能の操作方法については、Enterprise Cloud 2.0 チュートリアル を併せて参照ください。
  • 本書の記載は、予告なく変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

注釈

  • 本書で提示する構成は一例であり、性能を保証するものではありません。性能、可用性、保守性などのお客様要件に応じた設計が必要です。

事前にご準備いただくもの

  • Enterprise Cloud 2.0ポータルのご利用に際し必要なもの

https://ecl.ntt.com/documents/tutorials/rsts/Introduction/preparation.html

Enterprise Cloud 2.0上で必要となる作業

Arcserveの操作を行うにあたり、Enterprise Cloud 2.0上でも必要となる作業が発生する場合がございます。 各構成ガイド内に出てくる作業は、下記リンクをご参照ください。

  • ボリューム

https://ecl.ntt.com/documents/service-descriptions/virtual-server/virtual-server.html#id10

  • イメージ保存領域

https://ecl.ntt.com/documents/service-descriptions/image-storage/image-storage.html

  • ライセンススイッチ

https://ecl.ntt.com/documents/tutorials/rsts/Image-Storage/license_switch.html

3.2.1.2. Arcserveについて

ArcserveR Unified Data Protection (以降Arcserve と表記)は、小中規模なコンピューティング環境のデータ保護ニーズに焦点を合わせた非常に「簡単」かつ「手頃」なディスクベースのシステム保護ソリューションです。
導入から運用を開始するまで、ほんのわずかな時間と設定で済むだけでなく、一度運用を始めるとほとんど専門知識や手間をかける必要がないため、バックアップ運用管理者の手薄な地方拠点や小規模な部門でも安心してお使いいただくことができます。
Arcserve は保護対象のマシンに直接インストールする製品です。
バックアップ先のディスクには内蔵・外付けのディスクの他、NASなどリモートの共有フォルダを使用できます。共有フォルダを使用する構成では、保護対象サーバーからみてWindowsの共有フォルダとしてアクセスできるのであれば、デバイスの形式は問いません。
内蔵ディスクが1本しかない構成や、サーバー内にバックアップのための容量を確保できない構成では、NASなどのリモートの共有フォルダをバックアップ先に使用する運用が効果的です。
管理GUI はWEB形式なので、ブラウザーが使用できる環境ならば、保護したいサーバーにアクセスするだけでバックアップ状況を確認することができます。

インストール

バックアップ対象とするサーバーにArcserveをインストールする必要がございます。専用サイトにアクセスしインストールファイルをこのサーバーにダウンロードして、インストールを実施します。

ライセンスキーの登録

インストール終了後、ライセンスキーをArcserve上に登録します。

バックアップ

Arcserveによるバックアップでは、バックアップ対象となるサーバーをシステムイメージごとバックアップします。バックアップ対象となるサーバーに、インストールされたArcserveが自身のシステムイメージをサーバー外部(Enterprise Cloud 2.0上のストレージ)にバックアップします(バックアップデータを転送します)。

復旧メディアの作成

Arcserveでは対象サーバーをシステムイメージをリストアする際、Arcserveの機能により復旧メディアを作成しておく必要があります。この復旧メディアをリストア時に使用します。

リストア

バックアップ対象となるサーバーを、Enterprise Cloud 2.0上の仮想サーバーとしてリストアをします。
リストアにはバックアップデータを空のディスクにシステムとして書き込み必要があります。空のディスクを一時的にリストア用サーバー(Arcserveで別途作成する復旧メディアで起動)のディスクとして起動し、このリストア用サーバーがバックアップデータのあるストレージ(Enterprise Cloud 2.0上のストレージ)にネットワーク経由でアクセスし、空のディスクにバックアップデータをシステムとして書き込みます。
書き込まれたディスクをEnterprise Cloud 2.0上の仮想サーバー(リストア先サーバー)として作成することでリストアされたサーバーとなります。

3.2.1.3. 事前にご準備いただくもの(Arcserve操作時)

下記環境や情報をご準備の上、作業を行ってください。

警告

  ・以下の注意/制限事項をご確認のうえ、Arcserveを導入してください。

バックアップ対象サーバー

※Arcserveをインストールするサーバーとなります。インストールファイルをインターネットから取得するため、インターネットに接続されている必要がございます。

Enterprise Cloud 2.0上のバックアップ先ストレージ

Enterprise Cloud 2.0上にIP通信が可能なバックアップの保存先となるストレージディスクをご準備ください。(本構成ガイドの例ではEnterprise Cloud 2.0上に構築した仮想サーバーの内臓ディスクを、バックアップ保存先ディスクとしています)

Arcserveライセンスキー

お申し込み後にメールにてお客様に届くライセンスキーです。インストール後に登録する必要がございます。

リストア先のEnterprise Cloud 2.0の仮想サーバーと空ボリューム

リストア先の仮想サーバーです。

リストア時に一時利用するEnterprise Cloud 2.0のサーバー

リストア時に一時的に利用するものです。リストア後削除します。

ドライバー類

復旧メディア作成時およびリストア後にドライバ-を認識させる必要があります。あらかじめドライバー類をダウンロードし、バックアップ対象サーバーに保存してください。
ドライバーのダウンロード先:

Arcserveをご利用方法に関しましては、以下のサイトにインストールからバックアップ、リストアまでの、詳細な説明がありますので、こちらをご参照ください。

詳細サイト

下記リンクは、Arcserve社のリンク先になります。詳細をご確認の上、作業を行ってください。

お問い合わせ先

  • Enterprise Cloud 2.0のサービス仕様やエラー事象および操作方法に関するお問い合わせ

  Enterprise Cloud 2.0 Knowledge Centerのリンク 「よくある質問」をご参照ください。

  • Arcserveの仕様やエラー事象および操作方法に関するお問い合わせ
こちらをご参照ください。