構築サポート

サービスの概要

お客さまに代わって、ECL2.0のリソース構築を実施させていだくサービスです。
NTTComのエンジニアがこれまでのノウハウをもとに効率的に構築作業を行うことによって、お客さまは基盤構築の手間を省き、いち早くアプリケーション開発を実施することが可能となります。
原則、ポータルによる設定作業の代行となるため、システムの設計責任はお客さまで持っていただく必要がございます。

構築サポートの提供範囲

  • 本構築サポートでは、お申し込みの際にお客さまに作成していただいたパラメータシートにもとづいて、弊社にてリソース作成作業を代行いたします。
  • お客さまからいただいたパラメーターシートを正しく反映したリソースが作成され、その個々のリソースが単体として正しく動作するところまでを確認して、お客さまへ引渡しをします。
  • オフィシャルテンプレートとして提供されるOSについては、該当するOSへのログインが問題なく可能な状態までを確認して引渡します。OS上のアプリケーションのインストールや動作確認、システム全体としての総合的な動作を保証するものではありません。メニュー毎の対応範囲の詳細は「各構築メニューの詳細」を参照ください。
  • 作成済のリソースを含むテナントに対しての追加・変更作業は、本メニューでは対象外とさせていただきます。
  • 引渡し後、原則2週間の期間において、構築内容についてのお問い合せわ対応、およびお客さまのご依頼にもとづく修正対応をご提供します。本構築サポートに関係しない通常のお問い合わせなどは、ECL2.0サービスの通常のサポートメニューをご利用ください。

メニュー

各構築メニューの詳細

構築サポートの対象となるリソースとそのリソースに対する構築作業の内容を以下に示します。
対象リソース 構築内容 備考
ベアメタルサーバー
ベアメタルサーバーの作成
OSのインストール(OS設定はお客さまにて実施)
インターフェイス作成(ロジカルネットワークとの接続及びIPアドレス付与)
共通機能ゲートウェイとの接続
リモートコンソールアクセスのユーザー作成
ディスクのパーティション設定は標準のものとさせていただきます
キーペア、メタデータ、パーソナリティの設定は対象外となります
仮想サーバー
仮想サーバーの作成
OSのインストール(OS設定はお客さまにて実施)
インターフェイス作成(ロジカルネットワークとの接続及びIPアドレス付与)
共通機能ゲートウェイとの接続
キーペア、メタデータの設定は対象外となります
ブロックストレージ
仮想ストレージ、ボリュームの作成
OS上でのボリュームのマウント
 
ファイルストレージ
仮想ストレージ、ボリュームの作成
OS上でのボリュームのマウント
 
インターネット接続
インターネットゲートウェイの作成
グローバルIPの取得

セキュリティの関係から停止状態としてのお引き渡しとなります
VPNゲートウェイ
VPNゲートウェイの作成

Universal OneポータルからのMCC申し込みはお客さま作業となります
ロジカルネットワーク
ロジカルネットワークの作成
IPアドレス設定
 
共通機能ゲートウェイ
共通機能ゲートウェイの作成

 
ファイアウォール(vSRX)
ファイアウォール(vSRX)の作成(シングル構成もしくは冗長構成)
インターフェイス作成(ロジカルネットワークとの接続及びIPアドレス付与)
ルーティング設定
ファイアウォールポリシー設定
※ 設計サポートを合わせてお申込みいただくとConfig作成がスムーズです
Managed Firewall
マネージドファイアウォールの作成(シングル構成もしくは冗長構成)
インターフェイス作成(ロジカルネットワークとの接続及びIPアドレス付与)
ルーティング設定
ファイアウォールポリシー設定
※ 設計サポートを合わせてお申込みいただくとConfig作成がスムーズです
Managed UTM
マネージドUTMの作成(シングル構成もしくは冗長構成)
インターフェイス作成(ロジカルネットワークとの接続及びIPアドレス付与)
ルーティング設定
ファイアウォールポリシー設定
※ 設計サポートを合わせてお申込みいただくとConfig作成がスムーズです
ロードバランサー
ロードバランサーの作成(シングル構成もしくは冗長構成)
インターフェイス作成(ロジカルネットワークとの接続及びIPアドレス付与)
対象サーバー、および、サービスグループの登録、振分方式、SSLオフロードの設定は対象外となります
※ 設計サポートを合わせてお申込みいただくとConfig作成がスムーズです
コロケーション接続(CIC)
ロジカルネットワークとの接続
VLAN設定
書面のお申し込みによる物理接続が事前に完了している必要があります
Enterprise Cloud 1.0接続(EIC)
ロジカルネットワークとの接続
VLAN設定
書面のお申し込みによる物理接続が事前に完了している必要があります
DNS
ゾーンの作成、レコードセットの設定

 

申し込み〜構築~引き渡しの流れ

本メニューをご利用いただく際のおおまかな流れは以下のようになります。

申し込み → 構築 → 試験 → 引き渡し → 検査期間 → 納品

申し込み

Enterprise Cloud 2.0申込書をご提出いただきます。詳細は弊社営業担当にお問い合わせください。

この際、付属するパラメーターシートへお申し込みされる対象リソースのパラメーターを記載いただく必要がございます。
また、構築に必要となる権限をもつユーザーを新規に作成していただき、これを借用させていただきます。このユーザーの情報も申し込みの際に併せてご提供ください。
事前にECL2.0契約を作成していただき、構築する対象のテナントの作成まで実施いただいた上でお申し込み下さい。
お申し込み単位は、1テナント毎のお申し込みとなりますので、テナント単位での申込書・パラメータシートが必要となります。

構築

借用させていただいたユーザーの権限で、パラメータシートにもとづいて構築作業を実施します。
お申し込み後、弊社による構築/試験作業中は、該当テナントへのアクセスはご遠慮下さい。

試験

構築が完了しましたら、引き渡し前に全ての構築リソースに対してパラメーターシートの内容が正しく設定されていることを確認した上で、弊社にて以下の試験を実施し、正常性を確認した上でご提供いたします。

対象リソース 試験内容
ベアメタルサーバー
OSへのログインが問題なく可能であることを確認します。
同一のロジカルネットワークに接続されたリソースに対してICMPで疎通可能であることを確認します。マネージドファイアウォールのフィルタ設定によっては確認できない経路がある場合もあります。

仮想サーバー
OSへのログインが問題なく可能であることを確認します。
同一のロジカルネットワークに接続されたリソースに対してICMPで疎通可能であることを確認します。マネージドファイアウォールのフィルタ設定によっては確認できない経路がある場合もあります。
ブロックストレージ
OS上で正しくはマウントされ、ファイルの読み書きが可能であることを確認します。
ファイルストレージ
OS上で正しくはマウントされ、ファイルの読み書きが可能であることを確認します。
インターネット接続
同一のロジカルネットワークに接続されたリソースに対してICMPで疎通可能であることを確認します。マネージドファイアウォールのフィルタ設定によっては確認できない経路がある場合もあります。
VPNゲートウェイ
同一のロジカルネットワークに接続されたリソースに対してICMPで疎通可能であることを確認します。マネージドファイアウォールのフィルタ設定によっては確認できない経路がある場合もあります。
ロジカルネットワーク 該当ロジカルネットワークに接続されるリソース間でICMPで疏通可能である事を確認します。マネージドファイアウォールのフィルタ設定によっては確認できない経路がある場合もあります。
共通機能ゲートウェイ
該当の共通機能ゲートウェイに接続するリソースからICMPで疎通可能である事を確認します。
ファイアウォール(vSRX)
同一のロジカルネットワークに接続されたリソースに対してICMPで疎通可能であることを確認します。マネージドファイアウォールのフィルタ設定によっては確認できない経路がある場合もあります。
設定したスタティックルートが正しく機能していることを確認します
ファイアウォールポリシーについての試験は対象外とさせていただきます。
マネージドファイアウォール
同一のロジカルネットワークに接続されたリソースに対してICMPで疎通可能であることを確認します。マネージドファイアウォールのフィルタ設定によっては確認できない経路がある場合もあります。
設定したスタティックルートが正しく機能していることを確認します
ファイアウォールポリシーについての試験は対象外とさせていただきます。
マネージドUTM
同一のロジカルネットワークに接続されたリソースに対してICMPで疎通可能であることを確認します。マネージドファイアウォールのフィルタ設定によっては確認できない経路がある場合もあります。
設定したスタティックルートが正しく機能していることを確認します
ファイアウォールポリシーについての試験は対象外とさせていただきます。
ロードバランサー
同一のロジカルネットワークに接続されたリソースに対してICMPで疎通可能であることを確認します。マネージドファイアウォールのフィルタ設定によっては確認できない経路がある場合もあります。
コロケーション接続(CIC)
該当のコロケーション環境に対してICMPで疎通可能であることを確認します。コロケーション側の状況によっては確認できない場合もあります。
Enterprise Cloud 1.0接続(EIC)
該当のECL1.0環境に対してICMPで疎通可能であることを確認します。ECL1.0側の状況によっては確認できない場合もあります。
DNS
設定した内容で名前解決ができることを確認します。

引き渡し

試験完了後に構築した環境を引渡します。
引渡し後は、借用させていただいたユーザーや構築後のサーバーのパスワード変更をお願いします。

検査期間

引渡し後、原則2週間の期間において、お客さまにて受け入れ検査を実施いただき、検査不合格である場合はすみやかに修正作業を実施します。また、この期間において、構築内容についてのお問い合わせ対応をご提供します。
お客さまにて引渡し後の環境に変更を加えられた場合は、修正作業の対象とすることが出来ませんので、引渡し後すみやかにご確認をお願いします。

納品

検査期間の終了をもって、納品とさせていただきます。
借用させていただいたユーザーアカウントを返却しますので、パスワード変更、又はユーザーの削除などのご対応をお願いします。

ご利用条件

提供エリア

  • 本メニューはECL2.0を日本でご契約いただいたお客さまにご利用いただけます。
  • 日本契約のお客さまであれば、全てのリージョンのテナントが対象となります。

納期

  • 1回のお申し込みにつき、リソースの種類によらず80のリソース数量までのお申し込みは一律で、20営業日を納期とさせていただきます。
  • 納期は、弊社にて申込書、パラメータシートに不備が無いことを確認した日から起算します。

料金

初期費用

  • 構築サポートは、すべて初期費用のみでご利用いただけるサービスです。
  • リソース毎に構築費用が設定されていますので、ご確認の上、お申し込みください。
  • 料金は検査期間終了の月の翌月利用料と合算してのご請求となります。

月額費用

  • 本メニューに月額利用料金は発生しません。
  • ただし、各リソースは作成された時点でそれぞれの月額料金が発生しますので予めご承知おきください。

注意事項

  • 1回のお申し込みにつき、リソースの種類によらず80のリソース数量までのリソースの作成を承ります。これを超える数量をご希望の場合は、お申し込みの際に営業担当までご相談ください。
  • オフィシャルイメージテンプレート以外の持ち込みOSを利用したサーバー作成は対象外となります。
  • 構築作業や引き渡し前の試験実施にあたって、必要最低限の範囲でテナント内に作業用の仮想サーバーを作成させていただく場合があります。
  • 平日/営業日は、日本標準時(JST)に基づき、日本の法律に定められた祝休日および弊社が特に定めた年末年始(1/29~1/3)を除く月~金曜日を指します。