バックアップ

概要

概要

本サービスを利用すると、バックアップソフトウェアや保存先ストレージを個別構築することなく、オペレーティングシステム(以下、OS)およびデータのバックアップ・リストアを迅速に実現できます。

  • リージョン内のエージェントソフトウェア導入済サーバーのディレクトリおよびファイルをバックアップ、リストアできます。

  • バックアップの保管先は、ターゲットサーバーと同一のリージョン内に保管する(ローカル保管)か、ローカル保管に加えて更に異なるリージョンにも保管する(ダブル保管)から選択できます。

  • ダブル保管機能をお申し込みいただく場合、指定された別リージョンにデータが転送されます。本お申込みをもって、お客さまは当該データの転送に同意したものとみなします。
    当該データの転送の実施においては、個人データ保護関連法(GDPRなど)にもとづいて、お客さまにて適切にご対応ください。
  • ローカル保管のバックアップは、ターゲットサーバーと同一のリージョンでリストアできます。 (ローカルリストア)

  • ダブル保管したバックアップはターゲットサーバーと同一リージョンのバックアップデータ及び基盤に何らかの問題が生じた場合のみ、ターゲットサーバーと同一のリージョンのサーバーへリストアできます。

  • バックアップの即時実行、スケジュール実行ができます。

  • バックアップデータの最低保存期間が設定できます。

  • バックアップ対象のデータ容量で課金します。


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用途例

下記のデータ復旧に利用できます。

  • 開発/試験
  • 構築/更改
  • オペミス/ソフトウェアバグ
  • 機器故障
  • パッチ適用の失敗

特長

  • APIによるバックアップの即時実行が可能です。
  • GUIを利用したバックアップ対象の集中管理ができます。
  • 異なるリージョンへバックアップデータが保管できます。

利用できる機能

各機能の説明

対象サーバーの登録・削除

  • お客さまは、当社が指定するウェブサーバーからエージェントソフトウェアをダウンロードし、バックアップ対象サーバーにインストールいただきます。
  • GUIに表示されるエージェントソフトウェアインストール済みのサーバー一覧から、バックアップ対象を選択することでバックアップを開始できます。
  • GUIのサーバー一覧からバックアップ対象サーバーから除外すると、バックアップ対象から削除できます。バックアップデータも消去されます。
  • GUIのサーバー一覧からバックアップ対象サーバーから除外した後に、再度バックアップ対象に戻すことも可能です。

バックアップ

  • サーバー単位に、バックアップ実行タイミング(即時、スケジュール)の選択とバックアップデータの最低保存期間を7日、30日、365日から設定できます。

  • OSを含むブートボリューム全体のバックアップが取得できます。(システムバックアップ)

  • データの全体または指定した一部を対象として、バックアップが取得できます。(ファイルバックアップ)

  • 対象サーバー毎に同時に1つのバックアップのみ実行できます。

  • バックアップの実行状況、成否の情報を取得することができます。

  • 実行中のバックアップは、停止できます。停止時点からの再開はできません 。

  • 対象のサーバーは共通機能GW上にあるバックアップサーバーとの通信をご用意頂く必要がございます。(バックアップサーバーのアドレスやポート番号については共通機能GWサービス説明書をご確認ください)

  • バックアップサーバーは共通機能GWセグメントへ直接接続(L2接続)されたアドレスが持つサーバーからのみバックアップが可能です。
    共通機能GWセグメントに接続されないサーバーをバックアップされる場合にはお客さまご自身でNW装置(Managed Firewallなど)でNAT(SNAT/DNAT)を設定頂いた上で、クライアント登録時に変換後のアドレスを設定頂く必要がございます。
    本メニューにはNW装置の費用及び設定作業は含んでおりません、お客様ご自身で実施ください。

注釈

本メニューの最低保存期間は、取得したバックアップ世代の最低保存期間を保証するものです。
よって、最低保存期間を超えたバックアップがリストア可能な場合があります。
また、随時バックアップをご利用された場合には、最終取得世代のバックアップは保持され、料金が発生いたしますのでご注意ください。
クライアントの削除を実施頂くことでのみ保持されたバックアップは削除されます。

バックアップの提供リージョン
L:ローカル保管先
D:ダブル保管のリモートリージョン
  バックアップ保存先のリージョン
    JP1 JP2 JP4 JP5 US1 UK1 SG1 AU1 DE1 HK1
バックアップ対象サーバーの リージョン JP1 L D - - - - - - - -
JP2 D L - - - - - - - -
JP4 - - L - - - - - - -
JP5 - - - L - - - - - -
US1 - - - - L - - - - -
UK1 - - - - - L - - - -
SG1 - - - - - - L - - -
AU1 - - - - - - - - - -
DE1 - - - - - - - - L -
HK1 - - - - - - - - - L


バックアップの実行

即時
  • 即時バックアップは、対象サーバー毎に24時間で最大5回まで実施できます。(スケジュールのバックアップ実行回数を含む)
スケジュール
  • バックアップ実行の周期を日次、週次から選択できます。
  • 日次は、UTC午前0時起点とした開始時刻枠(3時間単位)を指定できます。
  • 週次は、開始する曜日およびUTC午前0時を開始時刻枠(8時間単位)として指定できます。
  • 曜日・開始時刻枠は、利用開始後でも変更できます。
  • 対象サーバーに対してスケジュールは1回の実行分のみ指定できます。(1クライアントに対して複数のスケジュールは設定できません。)
  • バックアップが、次のスケジュールまでに完了しない場合、次のバックアップはキャンセルされます。
  • スケジュールのプランでも、対象サーバー毎に即時バックアップを実行可能回数まで実施できます。(スケジュールのバックアップ実行回数を含む)

リストア

  • システムバックアップで取得したデータから、指定したサーバーにOS環境を復元できます。(システムリストア)

  • ファイルバックアップで取得したデータから、指定したサーバーに、全体、特定のディレクトリ、特定のファイルを指定して、データを復元できます。(ファイルリストア)

  • ローカル保管の場合、システムリストアとファイルリストアは、ローカルリストアに限られます。

  • ダブル保管の場合には、ローカル保管側のバックアップデータ/バックアップ基盤に問題が生じた場合にダブル保管データを利用してローカル保管側へリストアできます。

  • リストア先サーバーがバックアップ元サーバーと同じプラン、フレーバーの場合のみ、リストアできます。

  • フルシステムリストア先サーバーは、バックアップ元と同じOS種別、バージョンに限ります。

  • ベアメタルサーバーにおけるフルシステムリストアをご利用の場合には、NW設定(IPアドレス,ルーティング設定,DNSは設定等)がリストアされません。
    お客さまご自身で再度設定頂く必要がございます。
  • リストア先サーバーは共通機能GWセグメントへ直接接続(L2接続)されたアドレスが持つサーバーへのみリストアが可能です。
    共通機能GWセグメントに接続されないサーバーへリストアされる場合にはお客さまご自身でNW装置(Managed Firewall等)でNAT(SNAT/DNAT)を設定頂いた上で、クライアント登録時に変換後のアドレスを設定頂く必要がございます。
    本メニューにはNW装置の費用及び設定作業は含んでおりません、お客様ご自身で実施ください。

注釈

リモート保管先の環境へのリストアは実施できません。ご注意ください。

リストアの実行

  • リストア先サーバーに対して、リストアを即時実行することができます。
    (1つのリストア先サーバーに対して、複数のリストアを同時に実行することはできません。)
  • リストアの成否等の情報が閲覧できます。

  • 実行中のリストアは、停止できます。


レポートの表示

  • テナント内のすべてのバックアップ対象サーバーのバックアップ成否、詳細情報(開始時刻、終了時刻、バックアップ対象データの容量など)を一覧で閲覧できます。
  • レポート情報は、外部ファイルに出力できます。(CSV形式)
  • 表示対象の期間はバックアップを実行した直近14日分、2000件が最大となります。

APIによる操作

  • APIを利用した操作は、即時バックアップの実行に限られます。
  • APIで実行可能な内容は、バックアップの実行、バックアップの実行状況確認および停止です。

メニュー

  • 本メニューはバックアップの実行タイミングとして即時とスケジュールが選択でき、更にスケジュールはバックアップ取得の周期と最低保存期間から選択できます。
  • 最大世代数は、1日あたり実行可能なバックアップ回数に最低保存期間を乗じた数となります。
Menu   プラン   実行可能回数 [1] バックアップ実行タイミング
    周期 最低保存期間 (24時間あたり)  
ローカル保管 即時 7日 5回/24時間 即時
      30日 5回/24時間  
      365日 5回/24時間  
  スケジュール 日次 7日 3回/24時間 開始時刻枠(3時間単位)
      30日 3回/24時間  
      365日 3回/24時間  
    週次 7日 3回/24時間 開始時刻枠(8時間単位)
      30日 3回/24時間  
      365日 3回/24時間  
ダブル保管 即時 7日 5回/24時間 即時
      30日 5回/24時間  
      365日 5回/24時間  
  スケジュール 日次 7日 3回/24時間 開始時刻枠(3時間単位)
      30日 3回/24時間  
      365日 3回/24時間  
    週次 7日 3回/24時間 開始時刻枠(8時間単位)
      30日 3回/24時間  
      365日 3回/24時間  

注釈

即時バックアップをご利用された場合において、最低保存期間経過後も最後に取得したバックアップデータは保存され続け、料金が発生致します。
バックアップデータが不要となった場合には、一度クライアントの削除を実施ください。
[1]即時バックアップの実行回数を含む最大値です。

申し込み方法

  • 対象サーバーにエージェントソフトウェアをインストールいただくことで、ご利用開始できます。

ご利用条件

他サービスとの組み合わせ条件


最低利用期間

  • 本サービスでは最低利用期間は設けておりません。

料金

初期費用

  • 本サービスの利用には初期費用は不要です。

月額

  • バックアップの選択されたメニューに対して課金します。
  • 当社が定めた方法により、利用月のバックアップ対象データの平均データ量を算出し、それに料金表に記載の単価を乗じたものを月額料金として適用します。
  • 測定期間あたりの平均データ容量は、当社の定めた方法により算定します。
  • 利用開始日または解約日が料金月の途中の場合でも上記の算出方法に準じ月額料金を算出します。
  • 料金月の間に利用プラン変更があった場合は、利用プランの利用期間毎に算定を行い、各料金を合算した額を月額料金として適用します。

サービス提供の品質


サポート範囲

  • インストールしているバックアップAgentソフトのVerによってサポートOSが異なります。
    AgentのVerの確認方法については、チュートリアルを参照してください。
  • サービスで使用するエージェントソフトウェアは、ECL 2.0提供の下記サポートOS環境にてのみご利用いただけます。

  • お客さま持ち込みテンプレートのオペレーティングシステムはサポート対象外です。

  • サービスで提供する機能は、エージェントソフトウェアが正常にインストール、起動している状態が前提での提供となります。

  • エージェントソフトウェアのインストール、バックアップ、リストアなどの操作方法はチュートリアルとして提供いたします。

  • その他はSupportのサービス説明書を参照してください。


ファイルバックアップ/ファイルリストア
オフィシャルイメージ ベアメタルサーバー 仮想サーバー 専用ハイパーバイザー ゲストイメージ
Windows Server 2016 Standard/Datacenter Edition Y [1] Y [1] N N
Windows Server 2016 Standard/Datacenter Edition For BYOL N - - -
Windows Server 2012 R2 Standard Edition Y Y N N
Windows Server 2012 R2 Standard Edition For BYOL Y - - -
Red Hat Enterprise Linux 7.1 Y Y - N
Red Hat Enterprise Linux 7.1 For BYOL N N - -
Red Hat Enterprise Linux 7.3 Y Y - N
Red Hat Enterprise Linux 7.3 For BYOL N N - -
Red Hat Enterprise Linux 7.5 Y [1] Y [1] - N
Red Hat Enterprise Linux 7.5 For BYOL N N - -
Red Hat Enterprise Linux for SAP Applications - N - -
Cent OS 7.1-1503 Y Y - -
Cent OS 7.3-1611 Y Y - -
Cent OS 7.5-1804 Y [1] Y [1] - -
Ubuntu 14.04.1 Y Y - -
Ubuntu 16.04.1 Y Y - -
Ubuntu 18.04.1 N N - -
CoreOS 835.9.0 N - - -
VMware ESXi 5.5 update3a N - N -
VMware ESXi 5.5 update3a For BYOL N - - -
VMware ESXi 6.0 update2 N - N -
VMware ESXi 6.0 update2 For BYOL N - - -
Y:サポート有
N:サポート無
-:利用不可
[1] Agent SP8から対応。

システムバックアップ/システムリストア

オフィシャルイメージ ベアメタルサーバー 仮想サーバー 専用ハイパーバイザー ゲストイメージ
Windows Server 2016 Standard/Datacenter Edition N N - N
Windows Server 2016 Standard/Datacenter Edition For BYOL N - - -
Windows Server 2012 R2 Standard Edition Y Y N N
Windows Server 2012 R2 Standard Edition For BYOL Y - - -
Red Hat Enterprise Linux 7.1 Y Y - N
Red Hat Enterprise Linux 7.1 For BYOL N N - -
Red Hat Enterprise Linux 7.3 Y Y - N
Red Hat Enterprise Linux 7.3 For BYOL N N - -
Red Hat Enterprise Linux 7.5 Y [1] Y [1] - N
Red Hat Enterprise Linux 7.5 For BYOL N N - N
Red Hat Enterprise Linux for SAP Applications - N - -
Cent OS 7.1-1503 Y Y - -
Cent OS 7.3-1611 Y Y - -
Cent OS 7.5-1804 Y [1] Y [1] - -
Ubuntu 14.04.1 Y Y - -
Ubuntu 16.04.1 Y Y - -
Ubuntu 18.04.1 N N - -
CoreOS 835.9.0 N - - -
VMware ESXi 5.5 update3a N - N -
VMware ESXi 5.5 update3a For BYOL N - - -
VMware ESXi 6.0 update2 N - N -
VMware ESXi 6.0 update2 For BYOL N - - -
Y:サポート有
N:サポート無
-:利用不可
[1] Agent SP8から対応。

SLA

  • 本サービスにSLAは適用されません

制約事項

  • バックアップデータのリストアはお客さまの責任で実施してください。リストアしたファイルでリストア先のサーバーに不具合が発生しても弊社では一切の責任を負いません。

  • サービスの故障やメンテナンスによりバックアップが取得できない場合があります。バックアップの取得状況についてはお客さま自身にてご確認ください。

  • バックアップ対象サーバーが起動していない、対象サーバー上でエージェントが停止している、バックアップ対象サーバーに不具合が発生している等の事象が発生している場合、バックアップが取得できません。バックアップの取得状況はポータルから確認し、取得できていない場合は必要に応じて復旧処理を実施してください。

  • 本機能はバックアップデータの正常性を保証するサービスではありません。バックアップデータからのリストアをお客さま任意のタイミングで実施し、バックアップデータが正常であることをお客さまにてご確認ください。

  • バックアップ取得中にデータ更新が発生すると、バックアップデータの整合性が失われてしまう可能性があります。お客さま側で安全な静止点を確保してからバックアップを取得するようにして下さい。

  • バックアップ取得開始時刻をお客さまが指定することはできません。

  • サービスの混雑状況やバックアップ取得容量により、バックアップ取得時刻が設定時刻からずれたり、開始から終了までの時間が変動する場合がございます。

  • 本サービスを解約すると保管されているお客さまのバックアップデータは自動的に削除されます。

  • プランを変更すると、変更前に取得したバックアップデータの最低保存期間は、変更前プランに従います。

  • リージョン外のサーバーはバックアップ、リストア実行の対象にはできません。

  • システムバックアップとファイルバックアップを同時に実行することはできません。

  • システムリストアとファイルリストアを同時に実行することはできません。

  • ダブル保管をご利用の場合において、バックアップデータに国及び地方外への持ち出しを禁ずるデータが含まれていた場合に発生した各種罰則や損害についてサービス側は一切の責任を負いません。
    お客さまご自身でローカル保管先およびダブル保管先の法令及び条例、規則をご確認ください。
  • ダブル保管先へのデータ転送はベストエフォートとなります(24時間以内の同期を目標にしております)、リアルタイムでの同期を保証するものではありません。

  • テナントを切り替える場合は、一旦ログアウトし、再度ログインしてください。ログアウト行わないと操作対象のクライアントが表示されない場合があります。