14.3. NAT機能を利用する¶
14.3.1. NATルールの参照¶
統合ネットワークアプライアンスのNATルールの参照手順についてご紹介します。
1.統合ネットワークアプライアンス管理画面より、[1]をクリックします。
2.NATルールタブが表示されます。
各項目の表示内容については、下表(NATルールタブで参照可能な情報)をご確認ください。
※ NATルールタブで参照可能な情報
項目 | 表示内容 |
a | 本統合ネットワークアプライアンスに設定されたグローバルルール |
b | 各NATルールの対象ネットワーク |
c | 各NATルールの種別(SNATもしくはDNAT) |
d | 各NATルールの変換前IPアドレス及びポート番号(すべてのIPアドレスやポート番号を対象とする場合は「Any」) |
e | 各NATルールの変換後IPアドレス及びポート番号(すべてのIPアドレスやポート番号を対象とする場合は「Any」) |
f | 各NATルールのプロトコル |
g | 各NATルールの有効/無効 |
14.3.2. SNATルールを利用する¶
14.3.2.1. SNATルールの追加¶
以下に、SNATルールを追加する手順をご紹介します。
1.NATルール管理画面から、[1]をクリックします。
2.SNATルール追加画面が表示されます。必要パラメーターを入力後、[2]をクリックします。
各項目の入力内容については、下表(SNATルール追加画面の入力規則)をご確認ください。
※ SNATルール追加画面の入力規則
入力欄 | 入力内容 | 必須/任意 | 入力条件 | |
a | プルダウン | SNAT設定を適用したい通信の送信先のネットワーク(対象ネットワーク)を選択。 | 必須 | なし |
b | テキストボックス | SNAT設定を適用したい変換前送信元IPアドレスを入力。 | 必須 | IPv4アドレス(ドット付き十進表記)、またはIPv4アドレスサブネット |
c | テキストボックス | SNAT設定を適用後、変換後送信元IPアドレスを入力。 | 必須 | ※ 入力可能なIPは、選択した対象ネットワークによって異なります。
VPNトランジット:VPNトランジットに接続しているインターフェースのIPアドレス
インターネットトランジット:インターネットトランジットに接続しているインターフェースのIPアドレス
サーバーセグメント:サーバーセグメントに割り当てられたIPアドレスブロックのIPアドレス
|
d | チェックボックス | 本ルールを有効にするか無効にするか選択。 | 任意 | - |
14.3.2.2. SNATルールの編集¶
以下に、SNATルールを編集する手順をご紹介します。
1.NATルールタブから、編集したいSNATルールの[1]をクリックします。
2.編集したいSNATルール編集画面が表示されます。必要パラメーターを入力後、[2]をクリックします。
※ 各項目の入力規則については、「14.3.2.1 SNATルールの追加の「SNATルール追加画面の入力規則」」をご参照ください。
3.一覧に内容が反映されたことを確認し[3]をクリックします。
14.3.2.3. SNATルールの削除¶
以下に、SNATルールを削除する手順をご紹介します。
1.NATルールタブから、削除したいSNATルールの[1]をクリックします。
2.警告画面が表示されますので、確認の上、[2]をクリックしてください。
3.SNATルールが削除されたことを確認し[3]をクリックします。
14.3.3. DNATを利用する¶
14.3.3.1. DNATルールの追加¶
以下に、DNATルールを追加する手順をご紹介します。
1.NATルールタブから、[1]をクリックします。
2.DNATルール追加画面が表示されます。必要パラメーターを入力後、[2]をクリックします。
各項目の入力内容については、下表(DNATルール追加画面の入力規則)をご確認ください。
※ DNATルール追加画面の入力規則
入力欄 | 入力内容 | 必須/任意 | 入力条件 | |
a | プルダウン | DNAT設定を適用したい通信の送信元のネットワークを選択。 | 必須 | なし |
b | プルダウン | プロトコル種別をTCP/UDP/TCP&UDP/ICMP/Anyから選択。 | 必須 | なし |
c | テキストボックス | DNAT設定を適用したい変換前送信先IPアドレスを入力。 | 必須 | IPv4アドレス(ドット付き十進表記)、またはIPv4アドレスサブネット
すべての送信元IPに対して設定する場合、「Any」を入力してください。
|
d | テキストボックス | 変換前送信先ポート番号を入力。 | 必須 | 半角数字
すべてのあて先ポートに対して設定する場合、「Any」を入力してください。
|
e | テキストボックス | DNAT設定を適用後、変換後送信先IPアドレスを入力。 | 必須 | IPv4アドレス(ドット付き十進表記)、またはIPv4アドレスサブネット
すべての送信元IPに対して設定する場合、「Any」を入力してください。
|
f | テキストボックス | 変換後送信先ポート番号を入力。 | 必須 | 半角数字
すべてのあて先ポートに対して設定する場合、「Any」を入力してください。
|
g | チェックボックス | 本ルールを有効にするか無効にするか選択。 | 任意 | - |
14.3.3.2. DNATルールの編集¶
以下に、DNATルールを編集する手順をご紹介します。
1.NATルール管理画面から、編集したいDNATルールの[1]をクリックします。
2.編集したいDNATルール編集画面が表示されます。必要パラメーターを入力後、[2]をクリックします。
※ 各項目の入力規則については、「14.3.3.1 DNATルールの追加の「DNATルール追加画面の入力規則」」をご参照ください。
3.一覧に内容が反映されたことを確認し[3]をクリックします。
14.3.3.3. DNATルールの削除¶
以下に、DNATルールを削除する手順をご紹介します。
1.NATルールタブから、削除したいDNATルールの[1]をクリックします。
2.警告画面が表示されますので、確認の上、[2]をクリックしてください。
3.DNATルールが削除されたことを確認し[3]をクリックします。