6.6. 移行元リソースの停止/削除・解約¶
6.6.1. 移行元リソースの削除¶
■ 作業内容
- 不正アクセスの標的とならないよう、不要になった ECL の各種サービス コンポーネントを停止し、最低限、以下のリソースの削除を実施します。
- サーバーを削除する際に、内部に保存されているデータが削除されますので、移行作業を先に実施したうえで削除を実施してください。
- 各種リソースの削除には、従属関係がございますので、本手順書の記載順に実施してください。
- 記載内容は前項の移行手順実施後の環境を元に作成しておりますので、必要に応じ手順の省略を行う必要がある場合がございます。
① vファイアウォールの設定削除
- セキュリティリスクの観点から、外部からアクセスできないようにするため、vファイアウォールのフィルタルールおよびNATルールを削除します。
- その他の設定についても、任意で削除を実施してください。
- フィルタルールの削除手順について、詳細はこちらをご参照ください。
https://ecl.ntt.com/documents/1.0/tutorials/userguide/rsts/12_vfirewall/12_1_filter_rule.html#id5 - NATルールの削除手順について、詳細はこちらをご参照ください。
https://ecl.ntt.com/documents/1.0/tutorials/userguide/rsts/12_vfirewall/12_2_natnapt_rule.html#id4
- vロードバランサーを利用していた場合は、vロードバランサーの削除を実施してください。
vロードバランサーの削除手順について、詳細はこちらをご参照ください。
https://ecl.ntt.com/documents/1.0/tutorials/userguide/rsts/13_vlb/13_1_vload_balancer.html#id6
- コンピュートリソースプール上のvApp(仮想サーバー)を削除し、コンピュートリソースプールを削除します。
コンピュートリソースプールを削除する際は、コンピュートリソースプール内のvAppをすべて削除している必要があります。
※vファイアウォールをご利用の場合、削除対象のvAppについて、記載しているvファイアウォールのフィルタルールおよびNATルールを削除する必要がございます。
※INAをご利用の場合は、削除対象のvAppについて、記載しているファイアウォールルールおよびNATルールを削除する必要はございません。
※vAppを削除すると、内部のデータも削除されますので、事前に移行・バックアップ等を行ってください。 - vAppの削除については、こちらをご参照ください。
https://ecl.ntt.com/documents/1.0/tutorials/userguide/rsts/4_vapp/4_1_use_vapp.html#id8 - コンピュートリソースプールの削除については、こちらをご参照ください。
https://ecl.ntt.com/documents/1.0/tutorials/userguide/rsts/3_resorce_pool/3_1_compute_rp.html#id9
6.6.2. 契約の廃止¶
■ 作業内容
- ECLサービスの廃止手続きは、弊社営業担当にご利用中のECL代表申込書(廃止)をご提出頂きますようお願い致します。
- 各種リソースの削除後、ECLサービスの廃止手続きを実施してください。
- 各種メニューの廃止手続きと廃止にかかる所要時間は、以下表をご参照ください。
- サービス終了日の翌日以降は課金が停止されます。
- ネットワーク、ライセンスメニューをご利用の場合は、上述のECL代表申込書(廃止)とは別に廃止申請が必要なものがございます。
詳細は各メニューのサービス仕様をご確認頂くか、弊社営業担当までお問合せください。 - 廃止後、該当リソースなどは全て削除され、サービスのご利用ができなくなります。
- 廃止申込受付後のお取り消しにつきましてもお受けできかねますのでご注意ください。
メニュー | 廃止手続き | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
Acronis ライセンス |
オプションポータルから廃止申込み | 申請後、翌日 | |
CIC | ECL1.0 DC変更申請書(廃止)にてCICの廃止を記入して提出 | 5営業日 |
|
セキュリティ オプション |
ECL1.0 セキュリティ・パラメータシート(新規・変更)にて 廃止対象のリソースを記入して提出 |
5営業日 | |
RCC | ECL1.0 RCCパラメータシート(廃止)を記入して提出 | 5営業日 |