5.4. ネットワーク(移行先)¶
5.4.1. インターネット接続¶
■ 選定基準
- ECL1.0の利用帯域を確認の上、ベストエフォートと帯域確保のどちらかのメニューを選択してください。
- インターネット接続ゲートウェイを新設して頂く必要がございます。
- グローバルIPアドレスは、同一のアドレスをご利用頂くことはできません。
- サーバー・ストレージ、データ等各リソースの移行完了後、DNSの切替を実施頂きますようにお願い致します。
- また、必要に応じてお客さまのドメインを管理する事業者間に権威ネームサーバーの変更を依頼することもお忘れないようにお願い致します。
- プライベートIPアドレスは、原則、下記の仕様により、同一のアドレスをご利用頂くことはできません。
- UNO利用時:セグメント単位の重複禁止
- インターネット接続に関する詳細は、こちらをご参照ください
https://sdpf.ntt.com/services/docs/vmware-platform/service-descriptions/mvp-internet-gw.html
5.4.2. コロケーション接続¶
■ 選定基準
- ECL1.0のコロケーション接続サービスの代替サービスは、IPVではFIC IPV Connectionとなります。
- IPVとNexcenter間の接続はL3接続での構成となります。
5.4.3. VPN(Arcstar Universal One)との接続¶
■ 選定基準
- ECL1.0の外部接続環境と同様の環境をIPVに新規に構築して頂く必要がございます。
- ECL1.0のVPN接続サービスの後継サービスは、IPVではFIC IPV Connectionとなります。
- ECL1.0ではポータルもしくは、申込書によるVPN接続の申し込み、設定ができましたが、SDPFネットワークではFICのポータルにて申し込み、設定をお願い致します。
- FIC接続の申し込みについては、こちらをご参照ください。
https://sdpf.ntt.com/services/docs/vmware-platform/tutorials/order/usecase_order-new_jp7.html - FICゲートウェイは、ポータルからの申し込みは、現在行っておりません。
- FICゲートウェイについては、こちらをご参照ください。
https://sdpf.ntt.com/services/docs/vmware-platform/service-descriptions/mvp-fic-gw.html - FIC-Connection Arcstar Universal Oneのご利用方法に関してご説明は、こちらをご参照ください。
https://sdpf.ntt.com/services/docs/fic/tutorials/HowToConnectUNO/index.html
5.4.4. ネットワーク機能(ファイアウォール、ロードバランサー)¶
5.4.4.1. ファイアウォール(NSX Edge Node)¶
■ 選定基準
- ECL1.0 vファイアウォールの移行に際しては、ファイアウォール(NSX Edge Node)をご利用ください。
※NSX Edge Nodeはこちらをご参照ください。
https://sdpf.ntt.com/services/docs/vmware-platform/tutorials/guide/functions/create_edge_jp7.html - NSX Edge構成のフレーバーはEdge Node性能諸元(※)を目安として、Standard、Middleのどちらかを選択してください。
※Edge Node性能諸元は、後述の参考:IPV機能性能諸元(1)をご参照ください。
- ECL1.0上のvファイアウォールに設定頂いた情報(コンフィグ情報)をそのまま移行するツール等はございませんので、移行先環境において新規に設定・構築して頂く必要がございます。
参考:IPV機能の性能諸元(1)
IPV ファイアウォール(NSX Edge Node)性能諸元
サイズ | 規模 | 内容 |
---|---|---|
Standard | 小規模用途 | NAT、ルーティング、L4 ファイアウォール、L4 ロード バランサなどの L4 機能を使用した L2 機能のみが必要な場合に適しています。 |
Middle | 中規模用途 | NAT、ルーティング、L4 ファイアウォール、L4 ロード バランサなどの L4 機能を使用した L2 機能のみが必要な場合や、スループットの合計要件が 2 Gbps 未満の場合に適しています。 |
機能 | 内訳 | 性能 |
---|---|---|
OvDCネットワーク[経路指定] | DHCPプール数 | 5 |
EdgeGateway | NATルール数 | 4,000 |
Firewallルール数 | 5,000 | |
IPセット数(IPアドレス) | 4,000 | |
IPセット数(グループベース) | 10,000 |
5.4.4.2. ロードバランサー(NSX Advanced LoadBalancer)¶
■ 選定基準
- ECL1.0 vロードバランサーの移行に際しては、 ロードバランサー(NSX Advanced LoadBalancer)をご利用ください。
※NSX Advanced LoadBalancer)はこちらをご参照ください。
https://sdpf.ntt.com/services/docs/vmware-platform/tutorials/guide/functions/lb_jp7.html
- ECL1.0上のロードバランサーに設定頂いた情報(コンフィグ情報)をそのまま移行するツール等はございませんので、移行先環境において新規に設定・構築して頂く必要がございます。
- ロードバランサー(NSX Advanced LoadBalancer)の性能諸元は後述の参考:IPV機能性能諸元(2)をご参照ください。
参考:IPV機能の性能諸元(2)
IPV ロードバランサー(NSX Advanced LoadBalancer)性能諸元
帯域 | コネクション数 | 同時コネクション数 | 仮想サーバー数 | サーバープール数 | サーバープールメンバ数 |
---|---|---|---|---|---|
L4 5Gbps | 40,000 | 846,000 | 20 | 60 | 300 |
L7 3Gbps | |||||
SSL 1Gbps |