5.1. ケーススタディ¶
- 本章では、ECL1.0からIPVへのマイグレーションによるシステム移行を想定して、移行前と移行後のシステム構成イメージを例に移行サービスの選定基準や前提条件、注意事項について説明します。
【サービス/機能の比較表】
分類 | ECL1.0 | IPV |
---|---|---|
ネットワーク | インターネット接続ゲートウェイ | インターネット接続ゲートウェイ |
グローバルIPアドレス | グローバルIPアドレス | |
VPN接続GW | FIC IPV Connection | |
Server segment | OvDCネットワーク/vApp | |
サーバー | コンピュートリソースプール(vCPU, Memory) | vApp(仮想マシングループ) |
(Disk) | (Disk) | |
有料OS(Win/RHEL) | 有料OS(Win /RHEL) | |
Private Catalog | Private Catalog | |
NFV | vファイアウォール | NSX Edge GW |
vロードバランサー | NSX Advanced LoadBalancer | |
INA | ー | |
セキュリティ | ホスト型 | Managed Anti-Virus, Managed Virtual Patch, Managed Host-based Security Package |
ネットワーク型 | ー | |
その他 | プライマリDNS/セカンダリDNS | ー |
Backup (Acronis) | Backup(Cohesity) |
★留意事項:システム可用性要件によるアプリケーション、データベースの分離及び冗長構成設計等は設計構築段階での検討事項として上記のシステム構成には含まれていません。
★移行後のシステム構成は、1Org、1OvDCでの構成としております。(複数OvDC構成例は本ガイド内、『参考:複数OvDC構成例』を参照してください。)