4.4. 移行作業用サーバーの構築


■ 前提条件

■ 構築手順

  1. 移行作業用サーバーの構築
    1. サーバーインスタンスの構築
      ※Arcserve UDPのバックアップ作業用サーバーのご利用はWebブラウザでのポータル操作であることから、OSはWindows Serverを選択することを推奨しています。
      サーバーインスタンス構築手順は、こちらをご参照ください。
      https://sdpf.ntt.com/docs/quick-start-guide/ecl/rsts/pattern_1/model_a1_SV.html
    2. バックアップデータ保管用ボリュームの作成及びマウント
      ※ボリューム容量の検討にあたっては、バックアップ対象のデータ容量だけでなく、バックアップするごとに増えるデータ容量、および保存する世代数によって必要となる容量の総量を検討が必要となります。
      目安としては、(フルバックアップ時の容量①+増分バックアップ時の容量((①×10%)×保存世代数))×圧縮後容量目安 (70%))を1つの指標としてご検討ください。
      ボリューム容量の検討については、こちらをご参照ください。
      ※参考:Arcserve Unified Data Protection 8.xサーバー構成とスペック見積もり方法
      https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/udp-80-serverspec-guide.pdf
      ボリュームの作成については、こちらをご参照ください。
      https://sdpf.ntt.com/services/docs/server-instance/tutorials/setting/add_disk.html
      ※ボリュームのアタッチ後、OS側の操作にてデータボリュームのフォーマット、マウントが必要となります。
  2. パッケージのダウンロードおよびバックアップ作業用サーバーへの配置
    • ※Arcserve UDPのソフトウェアバージョンは、8.xをご利用ください。
      (本ガイドでは、Arcserve UDPのソフトウェアバージョンは8.1での検証結果を元に記載しております。)
      ライセンス選択時には、エージェントを利用するOSごとに選択頂く必要がございます。
    • 事前にArcserveアカウントを作成しておく必要がございます。
      ※参考: Arcserve 新サポートポータル ユーザー登録
      https://supportftp.arcserve.com/zendesk_attachments/360000882403/Registration_Process_J.pdf
    • 移行作業用サーバーは、インターネットに接続されていることを前提としております。
      ダウンロードについては、こちらをご参照ください。
      https://sdpf.ntt.com/docs/solution-guide/rsts/arcserve/v8/download/index.html
      ※作成したArcserveアカウントにてログイン後、ダウンロードが可能となります。
      ※Windowsの場合は、Arcserve UDP 8.0およびArcserve UDP 8.1のパッケージが必要となります。
      ※Linuxの場合は、 Arcserve UDP 8.1のパッケージが必要となります。
  3. 移行作業用サーバーのバックアップデータ保管用のフォルダを作成、および共有設定
    • 移行作業用サーバーのバックアップデータ保管用のフォルダを作成します。
    • 移行作業用サーバーのバックアップデータ保管用のフォルダをアクセス可能にするため、共有設定をします。

  4. 1.作成したデータ保管用のフォルダを右クリックし、プロパティ画面を開く
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    2.共有タブを選択し、共有設定画面を開く
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    3.「Administrator」に「読み取り/書き込み」が付与されていることを確認し、「共有」を選択し、終了を選択
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