3.3. ストレージ(移行先の選定)

3.3.1. ファイルストレージ

■ 選定基準

  • グローバルファイルストレージ(GFS)をご利用の場合は、ファイルストレージ スタンダードをご利用ください。
    ※本サービスは、ロジカルネットワーク経由でNFSプロトコルもしくはSMBプロトコルにより接続可能なファイルストレージです。
  • レプリケーションをご利用の場合は、Arcserve の復旧ポイントサーバー(RPS:Recovery Point Server)によるバックアップデータの遠隔転送をご検討ください。

■ 前提条件

  • ファイルストレージ スタンダードは、SDPFクラウド/サーバー上で新規作成が必要です。
  • ファイルストレージスタンダートは、1つの仮想ストレージに複数のボリュームを作成することでファイル容量の拡張を行えます。

■ 注意事項

  • Arcserve UDPのご利用については、こちらをご参照ください。
    https://sdpf.ntt.com/services/arcserve/
  • メインサイトとバックアップサイト間のネットワーク接続は、クラウド/サーバー リージョン間接続により可能です。
    ※遠隔レプリケーション構成イメージ例をご参照ください。
    ※ストレージ、ネットワークに関する構成と費用の評価が必要です。

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3.3.2. ブロックストレージ

■ 選定基準

  • ブロックストレージPremium++をご利用の場合は、ブロックストレージ(IO性能確保)の2IOPS/GB、4IOPS/GBのどちらかのご利用をご検討ください。

■ 前提条件

  • IO性能(フレーバー)、容量(サイズ)を変更することはできません。変更したい場合は、新たにボリュームを作成して、データを移行した後に古いボリュームを削除するようお願い致します。
  • ロジカルネットワークの構成検討にあたっては、ロジカルネットワーク データプレーンとロジカルネットワーク ストレージプレーンを分離した構成を推奨致します。

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