2.6.2. 管理サーバーを使用したリストア

 管理サーバーを使用したリストアの手順をご説明します。対象サーバーがWindowsサーバーおよびLinuxサーバーの場合のいずれも同様の手順となります。
 リストア対象のサーバーOSが正常動作しており、管理サーバーから認識出来ている状態の場合のみ、本手順でリストアすることが可能です。

注釈

本手順では、サーバーAに対し、サーバーAで過去に取得したバックアップデータをリストアする手順を記載します。


① 管理サーバーでAcronisを実行します。
  <Windowsの場合>
   デスクトップのAcronisアイコンをダブルクリックします。
../../../_images/124.png
  <Linuxの場合>
 「アプリケーション」-「システムツール」-「Acronis Backup」を押します。
../../../_images/1-22.png

   または、管理サーバーに接続可能なコンピュータからWebブラウザで「http://<管理サーバーのIPアドレス>:<Acronis用のWebポート番号>」へ接続します。

② Windowsの場合で、Windowsにログインしているアカウントを用いてAcronisへサインインする場合は、「サインイン」を押します。異なるユーザの場合、「ユーザー名とパスワードを入力」を押し、アカウントとパスワードを入力してログインしてください。
  Linuxの場合は、アカウントとパスワードを入力してログインしてください。
../../../_images/222.png

③ 「バックアップ」タブのロケーションで、リストアしたいバックアップデータが保存されているロケーションを選択し、ダブルクリックします。
  ここでは、ストレージノードの管理対象ロケーションを選択しています。
../../../_images/313.png

④ バックアップの一覧が表示されます。上部の、「参照元のマシン」がリストア先サーバーのホスト名と異なる場合、「変更」を押します。
  ※集中管理型構成の場合で、管理対象サーバーが複数存在する場合、初期状態ではリストア先と異なるサーバーが表示されている場合があります。
  ※ここで選択されているサーバーが、後のリストア画面で表示される、リストア先のサーバーになります。
../../../_images/411.png

⑤ 一覧からリストア先となるサーバーを選択し、「OK」を押します。
../../../_images/511.png

⑥ 元の画面に戻り、上部の、「参照元のマシン」がリストア先となるサーバーに変更されたことを確認します。
  ※「参照元のマシン」のサーバー名と、ロケーションで選択したバックアップデータの「名前」に表示されたサーバー名が同じであることを確認します。

  「バックアップの表示」を押します。
../../../_images/69.png

⑦ リストアしたいバックアップデータを選択し、「復元」を押します。
../../../_images/79.png

⑧ 「マシン全体」を選択します。
../../../_images/86.png

⑨ マシンの復元画面が表示されます。復元先は「物理マシン」を選択します。
  ※ECL1.0仮想サーバーであっても「物理マシン」を選択してください。
../../../_images/96.png

⑩ ディスクマッピングは自動で行われます。確認、変更する場合は「ディスクマッピング」を押します。
../../../_images/103.png

⑪ 詳細が表示されます。確認、変更後、「完了」を押します。
../../../_images/1110.png

⑫ 元の画面に戻ります。「復元を開始」を押します。
../../../_images/125.png

⑪ 内容を確認し「復元を開始」を押します。
../../../_images/132.png

⑫ リストアが開始され、アクティビティ画面に移ります。
../../../_images/142.png
  「詳細」タブの「アクティビティ」からも確認できます。
../../../_images/152.png

⑬ リストアが完了したら、リストア先サーバーにログインし、問題なくリストアされたか確認してください。
../../../_images/162.png