2.3.3. アップグレード手順(Linuxエージェント)¶
2.3.3.1. アップグレード手順(Linuxエージェント)¶
本手順を実施する前に、Acronis 15ライセンスキーを確認し、Acronis 15インストーラーをアクロニスカスタマーサイト(マイアカウント)よりダウンロードし、アップグレードを行うサーバーの任意の場所へ配置してください。
※インストーラーは約1.72GBです。サーバーの空き容量にご注意ください。
※本作業に伴うOS再起動は発生しません。しかし、レジストリおよびファイルなどに追記、変更が発生しますので、再起動の実施を推奨します。
注釈
v12.5からv15にアップグレードするにはv12.5のUpdate5(12.5.16180) である必要があります。v12.5のUpdate4以前のものは、v12.5のUpdate5(12.5.16180) にアップグレードしてください。なお、アクロニスの既知のバグがあり、アップグレード先のv15は Update 1のビルド26172以降にアップグレードをされることを推奨します。https://kb.acronis.com/content/67992
① Acronis15のインストーラ―を対象サーバーに配置し、実行権を付与します。
$ chmod 755 AcronisCyberProtect_15_64-bit.x86_64
② 実行可能になったことを確認します。
$ ls -l
-rwxr-xr-x 1 root root 1726039737 3月 1 22:25 AcronisCyberProtect_15_64-bit.x86_64
③ Acronis15のインストーラ―を実行します。
$ ./AcronisCyberProtect_15_64-bit.x86_64
④ 以下の画面が表示されるので「次へ」を押します。
⑤ 「使用許諾契約書」画面で「同意する」を選択します。
⑥ 「コンポーネントの選択」画面で「次へ」を選択します。
※本編では、アップグレード手順のため、デフォルトのまま次へ進みます。Monitoring Serviceは必要に応じて選択してください。アップグレード後にもインストール可能です。
⑦ アップグレードが完了するまで待ちます。
⑧ 「インストール完了」画面で「終了」を選択します。
⑨ 「アプリケーション」→「システムツール」に新しいアクロニスアイコンが表示されていることを確認します。
⑩ 新しいアクロニスアイコンを実行するとブラウザが立ち上がり、Webコンソールが表示されます。
アカウントとパスワードを入力してログインしてください。
※アップグレード後初めてサインインする場合は、「Acronis Cyber Protectへようこそ」画面が表示されます。「次へ」を押して画面操作を続けてください。