9.5. ブロックストレージ(Cloning)


9.5.1. 概要

 ブロックストレージ(Cloning)は、仮想サーバーから高度なバックアップ機能・コピー機能を利用可能なストレージ領域を提供するサービスです。
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 (利用イメージ)

9.5.2. 提供機能について

 以下の機能を提供します。
提供機能 機能概要
高機能ストレージ領域の提供 高度なバックアップ等の機能を備えたストレージ(以下、高機能ストレージ)領域を提供します。
仮想サーバーの構築 高機能ストレージ領域と接続可能なコンピュートリソース(以下、高機能ストレージ接続用コンピュートリソース)を設定し、当該コンピュートリソース上に、高機能ストレージと接続可能な仮想サーバーを構成します。仮想サーバーは、「9.5.3 利用・設計時の注意点について」の「本サービスの利用にあたり必要となるサービスについて 」に記載される各サービスに基づき提供されます。

高機能ストレージ領域の提供
 以下のサービスを提供します。
メニュー 内容 データセンター
ブロックストレージ(Cloning) プライマリ 本番データおよびその同一筐体内でのバックアップとして利用可能なストレージ領域。仮想サーバーから認識可能な外部ストレージ領域としての利用が可能です。 横浜第1
同一DC保管 本番データの筐体外バックアップ領域として利用可能なストレージ領域。仮想サーバーから認識可能な外部ストレージ領域としての利用はできません。 横浜第1
遠隔DC保管 本番データの遠隔拠点バックアップ領域としてのストレージ領域。仮想サーバーから認識可能な外部ストレージ領域としての利用が可能です。 関西1

  • 高機能ストレージ領域は、申し込みにて指定いただいた個数、容量のボリュームを提供します。各ボリュームにおいて、仮想サーバーから認識可能な個別の論理領域(Logical Unit(以下、LU))を設定する作業については、お客様にて実施いただきます。
 1の契約におけるボリュームの個数に関する申込単位および下限値・上限値は以下のとおり。
  申込単位(個) 下限値(個) 上限値(個)
プライマリ 1 1 30
同一DC保管 1 1 30
遠隔DC保管 1 1 30

 1のボリューム容量に関する申込単位および下限値・上限値は、以下のとおり。
  申込単位(GB) 下限値(GB) 上限値(GB)
プライマリ 10 10 4,000
同一DC保管 10 10 4,000
遠隔DC保管 10 10 4,000

 高機能ストレージ領域において、以下のストレージ機能が利用可能です。
  概要 対象メニュー 操作・運用
スナップショット機能 バックアップイメージの取得およびこれを利用したリストアを実現する機能
プライマリ
遠隔DC保管
お客様
ミラーリング機能 データのレプリケーションおよびこれを利用したリストアを実現する機能
プライマリ
同一DC保管
遠隔DC保管
高速コピー(クローニング)機能 オリジナルデータへのポインタ情報の複製により、対象データのコピー(クローン)を高速に作成する機能
プライマリ
遠隔DC保管

仮想サーバーの構築
 申し込みにて指定いただいた情報にもとづき、高機能ストレージ接続用コンピュートリソースを設定し、当該コンピュートリソース上に、高機能ストレージ領域と接続可能な単一もしくは複数の仮想サーバーの構築を弊社にて実施します。

9.5.3. 利用・設計時の注意点について

本サービスの利用にあたり必要となるサービスについて
 本サービスを利用するためには、本サービスのほか、以下の表に示すサービスの申し込みが必要です。
サービス名 機能概要
コンピュートリソース
仮想サーバー用のリソースを提供します。利用可能なコンピュートリソース種別は以下のとおりです。この他のコンピュートリソース種別(専用機器を含む)については、ご利用いただけません。
 コンピュートクラス:Guaranteed
 ストレージクラス:Premium
OSライセンス
仮想サーバーのOSライセンスとソフトウェアを提供します。利用可能なOSライセンスは以下のとおりです。
 Microsoft Windows Server 2012 Standard (64bit)

構築について

  • 本サービスでは、申し込み内容に基づき、弊社において高機能ストレージ領域からのボリュームの払い出し、仮想サーバーの構築および仮想サーバーから高機能ストレージへの接続ネットワーク(以下、ストレージセグメント)の設定を行います。
  • お客様は、高機能ストレージを管理するためのソフトウェア(以下、ストレージ管理ソフトウェア)のインストールならびにこれを用いた高機能ストレージ領域とのiSCSIプロトコルを用いた接続、各ボリュームにおけるLUの払い出し、仮想サーバーからのLUのマウント作業およびバックアップ運用を行うための設定作業等を行う必要があります。
  • 各仮想サーバーは、サーバーセグメント上に1つのPrimary vNIC用IPアドレスが必要です。割り当てるIPアドレスをご指定ください。
  • 各仮想サーバーは、サーバーセグメントの他にストレージセグメントに接続します。これは「サーバーセグメント」サービスを利用しません。本サービス基盤にてご用意します。
  • ストレージセグメントのIPアドレスの払い出しおよび仮想サーバーがストレージセグメントに接続するために必要なIPアドレスは、以下のIPアドレス帯から弊社が設定・割当てを行います。ストレージセグメントに接続するために、各仮想サーバーについて、2つのvNIC用IPアドレスの割り当てを行います。なお、ストレージセグメントのIPアドレスは、仮想サーバーが到達可能なサブネットのIPアドレス(オンプレミス環境・コロケーション等でご利用中のネットワーク)と重複して利用することはできません。
データセンター ストレージセグメントに対し割り当てられるIPアドレス帯
横浜第1 10.22.112.0/22
関西1 10.22.116.0/22

  • 仮想サーバーがサーバーセグメントおよびストレージセグメントとの接続に用いるvNICの追加、削除および設定変更を行うことはできません。
仮想サーバーのOS設定について

  • サービス引渡し時点での仮想サーバーは、ストレージセグメントへのIPレベルでの接続が可能な状態です。
  • 仮想サーバーと高機能ストレージの接続には、Microsoft iSCSI Initiator/ Microsoft Multipath I/O(MPIO)を用いたiSCSI接続を使用いただきます。
高機能ストレージ領域について

  • ボリューム容量のサイジングにあたっては、スナップショット領域や書込み保証領域等を考慮した見積もりを行う必要があります。サイジングにあたっての考え方については、弊社が別に提供するドキュメントにてご確認ください。
  • ボリュームの容量については、弊社の管理する基準に基づき払い出しを行います。管理領域用のオーバーヘッドが必要となること等により、実際に申込時に指定いただく容量と仮想サーバーから認識できる容量は異なる場合があります。

重要

  • LUの容量拡張は、初期設定LUサイズの10倍が上限となります。
スナップショット機能について

  • スナップショット機能の設定・運用は、ストレージ管理ソフトウェア等を利用し、お客様にて実施いただきます。
  • スナップショットの取得は、ボリューム単位で行われます。特定のLUのスナップショットを取得する場合、当該LUを含むボリュームの領域すべてに対して、スナップショットが取得されます。
  • 一つのボリュームについて、取得可能なスナップショットは、255世代が上限となります。
  • ファイルシステムの整合性を確実に取りたい場合には、お客様自身において、データの静止点を確保する等の運用を行うことをお勧めいたします。
ミラーリング機能について

  • ミラーリング機能の設定・運用は、ストレージ管理ソフトウェア等を利用し、お客様にて実施いただきます。
  • ミラーリングの実施は、指定いただいたボリューム間において、ボリューム単位で行われます。
  • ミラーリング機能の利用時には、元のボリュームにおいてミラーリング用のスナップショットが取得されます。本スナップショットは、当該ボリューム間において新たなミラーリングが実行されるまでの期間において保持されます。
  • ミラーリングは、プライマリと同一DC保管、同一DC保管と遠隔DC保管の組み合わせにおいて実施可能です。プライマリから遠隔DC保管へのミラーリングについては、同一DC保管を経由させる必要があります。
  • ファイルシステムの整合性を確実に取りたい場合には、お客様自身において、データの静止点を確保する等の運用を行うことをお勧めいたします。
高速コピー(クローニング)機能について

  • 高速コピー機能の設定・運用は、ストレージ管理ソフトウェア等を利用し、お客様にて実施いただきます。
  • 高速コピー機能の利用に伴い、新たなボリューム(以下、クローンボリューム)が自動的に作成されます。クローンボリュームは、作成後30日以内の利用に限り、課金の対象外となります。作成後30日を超えて維持されるクローンボリュームについては、事前の通知によらず弊社により削除する場合があります。
  • 同時に利用可能なクローンボリューム数は、15個となります。
  • クローンボリュームをコピー元ボリュームから論理的に切り離す作業(以下、スプリット)は、別途申し込みが必要です。スプリットにより、当該クローンボリュームは、通常のボリュームとして継続利用が可能となります。この場合、弊社によるスプリット作業開始の時点より、コピー元ボリュームと同量のボリューム容量が課金対象となります。なお、スプリットは、プライマリにおいて作成されるクローンボリュームに対してのみ実施可能です。
  • 高速コピー機能は、同一メニュー内のストレージ領域でのみ実施可能です。
  • 高速コピー機能の利用時には、元のボリュームにおいてスナップショットが取得されます。本スナップショットは、クローンボリュームの削除・スプリットが行われるまでの期間において保持されます。
  • ファイルシステムの整合性を確実に取りたい場合には、お客様自身において、データの静止点を確保する等の運用を行うことをお勧めいたします。高速コピー機能が実行される操作については、弊社が別に提供するドキュメントにてご確認ください。
ストレージ管理ツールについて
 本サービスでは、高機能ストレージ領域との接続および各種操作を行うため、ストレージ管理ソフトウェアおよびコマンドラインインタフェース(以下、あわせてストレージ管理ツール)を用います。Enterprise Cloudカスタマーポータルには対応していません。ストレージ管理ソフトウェアは、仮想サーバーにインストールの上、利用を行います。また、コマンドラインインタフェースは、仮想サーバーからストレージに対するSSH接続により、利用を行います。ストレージ管理ツールは以下のとおりです。なお、これらストレージ操作ツールの設定・運用はお客様にて実施いただきます。
ストレージ管理ツール 主な機能
ストレージ管理ソフトウェア SnapDrive for Windows
  • LUの作成、変更、接続、切断
  • iSCSI接続の管理
  • スナップショットの作成、管理およびリストア
  • 高速コピー(クローニング)の作成および管理
SnapManager for Microsoft SQL Server
  • Microsoft SQL Serverデータベースと連携したスナップショットの作成、管理およびリストア
  • Microsoft SQL Serverデータベースと連携したミラーリングの実施、管理およびリストア
  • Microsoft SQL Serverデータベースと連携した高速コピーの作成および管理
コマンドラインインタフェース
  • 高機能ストレージ領域の接続認証情報(パスワード)の変更
  • ミラーリングの設定
  • 詳細設定情報の閲覧

  • SnapDrive for WindowsおよびSnapManager for Microsoft SQL Serverのインストールは、お客様にて実施いただきます。
  • SnapManager for Microsoft SQL Serverの利用にあたっては、管理用のボリューム領域が必要となります。
  • SnapManager for Microsoft SQL Serverのインストールには、仮想サーバー上にMicrosoft SQL Serverがインストールされていることが条件となります。必要となるMicrosoft SQL Serverのバージョンについては、弊社が別に提供するドキュメントにてご確認ください。
システム変更について

1) 仮想サーバーの追加
 お申込みに基づき、高機能ストレージ接続用コンピュートリソース上に、高機能ストレージ領域と接続可能な仮想サーバーを構成します。

2) 仮想サーバーの削除
 お申込みに基づき、高機能ストレージ接続用コンピュートリソース上の仮想サーバーを削除します。

3) ボリュームの追加
 お申込みに基づき、弊社にて高機能ストレージ領域上にボリュームを新たに作成し、引き渡します。
 追加ボリュームの申込条件は、「高機能ストレージ領域の提供」項に準じます。

4) リュームの削除
 お申込みに基づき、高機能ストレージ領域上の指定のボリュームの削除を行います。

5) ボリュームの拡張
 お申込みに基づき、高機能ストレージ領域上の指定のボリュームの拡張を行います。
 ボリューム拡張の申込条件は、「高機能ストレージ領域の提供」項に準じます。

6) クローンボリュームのスプリット
 お申込みに基づき、指定のクローンボリュームのスプリット作業を行います。

9.5.4. 本サービスの保守運用について

 本サービスの保守運用については、「10. Enterprise Cloudサービスの保守運用(日本契約の場合) 」に準じます。ただし、カスタマーポータルへの掲載は行われません。
 ストレージ管理ツールを用いた操作については、弊社が別に提供するドキュメントにて記載する環境条件・操作手順のみサポートの対象となります。また、必要に応じ、ゲストOSのイベントログ等について開示いただきます。

9.5.5. 制約事項

契約について

  • 本サービスの利用にあたっては、プライマリおよび同一DC保管の両メニューについてお申し込みが必要です。いずれか一方のみのお申込みはできません。
  • 同一DC保管におけるボリュームのお申込みにあたっては、ミラーリングの対象とするプライマリのボリュームを指定いただきます。ボリューム容量については、当該プライマリボリュームと同一のボリューム容量となります。また、お申込み時に指定いただいたボリューム間以外でのミラーリング機能の利用はできません。
  • 遠隔DC保管のボリュームのお申込みにあたっては、ミラーリングの対象とする同一DC保管のボリュームを指定いただきます。ボリューム容量については、当該同一DC保管ボリュームと同一のボリューム容量となります。また、お申込み時に指定いただいたボリューム間以外でのミラーリング機能の利用はできません。
  • プライマリ、同一DC保管および遠隔DC保管の利用にあたっては、それぞれ当該ストレージ領域が存在するデータセンターの申し込みが必要です。
  • 高機能ストレージ領域との接続可能を行う仮想サーバーは、高機能ストレージ接続用コンピュートリソース上に構築する必要があります。高機能ストレージ接続用コンピュートリソース以外のコンピュートリソース上の仮想サーバーについては、高機能ストレージ領域との接続設定を行うことができません。
  • 高機能ストレージ接続用コンピュートリソースおよび当該コンピュートリソース上の仮想サーバーの削除は、お申込に基づき、弊社にて実施します。お客様にて削除は行わないでください。また、お客様操作により、カスタマーポータルを通じ、本サービスの利用にあたり構成される仮想サーバーのリソース変更を行うことは可能ですが、高機能ストレージ接続用コンピュートリソース上において、お客様ご自身による仮想サーバーの作成は行わないでください。
  • 本サービスは「エンタープライズクラウドサービス利用規約/エンタープライズクラウドサービスレベル合意書」に定めるサービスレベルの適用対象外となります。
  • 弊社提供のデータベースライセンス(Microsoft SQL Server)をご利用の場合には、別途申し込みが必要となります。また、お客様にてデータベースライセンスをご用意いただく場合には、別途Microsoft社の定めるライセンスモビリティにかかる所要の手続きをお客様にて実施いただきます。
利用が制限される機能、サービスについて

  • 本サービスの利用にあたり構成される仮想サーバーについては、「コンピュートリソース」サービスおよび「OSライセンス」サービスの制限事項が適用されます。また、本サービスにおいて利用する「コンピュートリソース」については、Zone機能はご利用いただけません。
  • 本サービスの利用にあたり構成される仮想サーバーについて、ゲストOSカスタマイゼーションが実行された場合、ゲストOSの設定が変更されるとともに、高機能ストレージ領域との接続が失われます。このため、本サービスの利用にあたり構成される仮想サーバーにおいては、vNICのIPアドレスの変更など、ゲストOSカスタマイゼーションを実行させることとなる操作(「3.1 コンピュートリソース」参照)を行わないでください。なお、お客様の操作に起因して、ストレージセグメントとの接続の再設定等が必要となった場合の対応については、「9.6.3 利用・設計時の注意点について」の「システム変更について」の「1)仮想サーバーの追加 」に準じた変更手続きとして承ります。
  • 本サービスの利用にあたり構成される仮想サーバーについては、以下の制限があります。
イメージバックアップ バックアップ対象仮想サーバーとしてのご利用は行わないでください
ファイルバックアップ バックアップ対象仮想サーバーとして指定することはできません。
プライベートカタログ テンプレート取得対象仮想サーバーとしてのご利用は行わないでください。プライベートカタログに保存されたテンプレートから仮想サーバーを作成した場合、動作が保証できません。
OSマネジメント 「OSマネジメント(J060101)」の利用ができません。
ブロックストレージ(Premium++) 本サービスの利用にあたり構成される仮想サーバーからの利用はできません。
データベースライセンス 本サービスの利用にあたり構成される仮想サーバーにおいては、「MS SQL SE」以外のデータベースライセンスメニューの利用はできません。

故障復旧について

  • 本サービスの高機能ストレージは、RAID(RAID-DP)により信頼性を高めていますが、万が一のデータ欠損に備え、お客様ご自身で定期的にバックアップを取得することをお勧めします。
  • 故障により仮想サーバーの復旧が困難な場合、仮想サーバーの再作成が必要になる場合があります。この場合、仮想サーバーに格納されたお客様ソフトウェアおよびデータが失われる可能性があります。重要データについては、定期的にバックアップを取得することをお勧めします。
性能について

  • 本サービスは、リソース共用型サービスであり、収容状況によっては、十分な性能を得られない可能性があります。
納期、課金に関する制約

  • 納期は、申込をいただいた各サービスのうち、最も長いものに合わせます。
  • ブロックストレージ、コンピュートリソースおよびOSライセンスの課金期間は、弊社による構築期間内のコンピュートリソース作成時からリソース削除時までとします。

9.5.6. ご利用にあたって

提供データセンター
 日本(横浜第1データセンター)
標準納期および最低利用期間について
 作業対象となる仮想サーバー数が3台以下かつボリューム数が10個以下であり、新たに利用を開始するボリューム容量の合計が4,000GB以下の場合の標準納期は下記のとおりです。
新規申込 15営業日
システム変更申込 15営業日
廃止(サービス) 1~15営業日
 最低利用期間については、「エンタープライズクラウドサービス利用規約」に基づきます。

※ SnapDrive for Windows およびSnapManager for Windows SQL Serverは、米国、その他の国、またはその両方におけるNetApp,Inc.の商標または登録商標です。
※ Microsoft、WindowsおよびMicrosoft SQL Serverは、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。

9.5.7. サービスレベル合意書(SLA)

本メニューには、エンタープライズクラウドサービス利用規約第28条に定めるサービスレベル合意書(以下、「SLA」といいます。)が適用されます。
本メニューのサービスレベルが月間利用可能率において99.99%を下回った場合に、エンタープライズクラウドサービスレベル合意書の3.3.5.1項「返金率一覧(ECL1.0及びECL2.0に係るもの。なお、3.3.5.2以降に追加される個別の対象メニユーを除く)」に基づく返金率により算出された額を返金するものとします。
なお、本メニューのSLA適用は、表‐1に定める場合について対象となります。

  • 表‐1 サービスレベルを適用する対象事象
メニュー 対象事象
プライマリ/同一DC保管 プライマリに存在する全ボリュームへ接続不可となった場合に対象とします。
遠隔DC保管 遠隔DC保管に存在する全ボリュームへ接続不可となった場合に対象とします。