3.5. データベースライセンス(MS-SQL)¶
注釈
- データベースライセンス(MS-SQL)では、Microsoft社のSPLAライセンス規約間で締結した契約に基づいたデータベースライセンスを、弊社で独自にサービス化して提供します。
3.5.1. 利用できる機能¶
機能 | 概要 |
データベースライセンスの提供 | コンピュートリソース上の仮想サーバーで、Microsoft SQL Serverを動作させるためのデータベースライセンスを利用する機能。 |
パブリックカタログの提供 | 上記ライセンスを提供するための、Microsoft SQL Serverインストール済みの仮想サーバーのテンプレートを利用する機能。 |
3.5.2. データベースライセンスの提供¶
OS | データベース |
Windows Server 2012 Standard | SQL Server 2014 Standard (64bit)Japanese/English |
Windows Server 2012 R2 Standard | SQL Server 2014 SP1 Standard (64bit)Japanese/English |
Windows Server 2016 Standard | SQL Server 2016 SP2 Standard (64bit)Japanese/English
SQL Server 2017 Standard (64bit)Japanese/English
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3.5.3. パブリックカタログの提供¶
重要
データベースライセンスは、提供されるテンプレートを使用して作成した仮想サーバー(以下、データベースライセンス(MS-SQL)で作成した仮想サーバー)に対してのみ提供されます。
データベースライセンス(MS-SQL)で作成した仮想サーバー1台に対し、1つのデータベースライセンスおよびOSライセンスがセットで提供されます。
OSライセンスの提供条件について詳しくは、「3.4 OSライセンス」を参照してください。
データベースライセンス(MS-SQL)で作成した仮想サーバーは、初回起動時にSQL Serverがインストールされるため、初めてログイン画面が表示されるまでに約2時間かかります。 またSQL Server 2016、SQL Server 2017は初回起動時にコンソール画面にアクセスし、操作する必要があります。 ログイン画面が表示されるまでの間、処理を中断する操作(仮想サーバーのPowered Off、Reset、Shutdown、Suspend、Restart)は実行しないでください。
詳しい手順はチュートリアルをご確認ください。
(日本語版) https://ecl.ntt.com/documents/1.0/tutorials/guide-sqlserver/
(英語版) https://ecl.ntt.com/en/documents/1.0/tutorials/guide-sqlserver/
注釈
- テンプレートはデータセンターごとに存在し、該当データセンター利用者全員がアクセスできるパブリックカタログに保存されています。
3.5.4. 注意事項¶
- プライベートカタログからの仮想サーバー作成代行を利用できないデータセンターでは、データベースライセンス(MS-SQL)で作成した仮想サーバーをプライベートカタログに保存することはできません。
SQL Server Standard Editionで利用できるvCPU数はMicrosoft社の仕様に準拠します。
SQL Server 2014 http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143760(v=sql.120).aspx5vCPU以上を設定される場合は、ソケット数を4以下、ソケットあたりのコア数を2以上に指定してください。
SQL Serverの初回起動時はメモリーサイズを32GB以下に設定してください。それ以上のメモリーサイズで起動すると、SQL Serverのインストールが失敗することがあります。インストール完了後にメモリーサイズを大きくすることは可能です。
データベースライセンス(MS-SQL)で作成した仮想サーバーのSQL Serverの種類は変更できません。
SQL Serverを再インストールする場合は、テンプレートから仮想サーバーを再作成してください。
テンプレートの仕様は、変更する可能性があります。
MS-SQLの初期パラメータには、お客様が変更できない項目があります。その項目変更を希望される場合は個別に弊社営業担当者までお問合せください。
- データベースライセンス(MS-SQL)で提供するライセンス製品を弊社が指定するクラウド環境以外で使用する行為
- カスタマーポータルの機能を使用して仮想サーバーのイメージを再テンプレート化して保存し、エクスポート機能を使用してそのテンプレートを弊社クラウド環境以外に保存し、そのファイルを基に新しい仮想サーバーを作成して、弊社が提供したライセンス製品を実行する行為
- 弊社への通知なしに、ソフトウェアを複製して利用する行為
- 弊社への通知なしに、データベースライセンス(MS-SQL)を利用して動作している仮想サーバーのイメージを複製し、別の仮想サーバーとして動作させる行為
3.5.5. Microsoft SQL Serverの初期状態¶
SQL Server 2014 Standard Japaneseの場合こちらのPDFファイル をご確認ください。
SQL Server 2016 Standard Japaneseを既定のインスタンス名であるMSSQLSERVERでインストールする場合こちらのPDFファイル をご確認ください。
SQL Server 2016 Standard Japaneseを既定のインスタンス名以外の任意のインスタンス名でインストールする場合こちらのPDFファイル をご確認ください。
SQL Server 2017 Standard Japaneseを既定のインスタンス名であるMSSQLSERVERでインストールする場合こちらのPDFファイル をご確認ください。
SQL Server 2017 Standard Japaneseを既定のインスタンス名以外の任意のインスタンス名でインストールする場合こちらのPDFファイル をご確認ください。
SQL Server 2014 Standard Englishの場合こちらのPDFファイル をご確認ください。
SQL Server 2016 Standard Englishを既定のインスタンス名であるMSSQLSERVERでインストールする場合こちらのPDFファイル をご確認ください。
SQL Server 2016 Standard Englishを既定のインスタンス名以外の任意のインスタンス名でインストールする場合こちらのPDFファイル をご確認ください。
SQL Server 2017 Standard Englishを既定のインスタンス名であるMSSQLSERVERでインストールする場合こちらのPDFファイル をご確認ください。
SQL Server 2017 Standard Englishを既定のインスタンス名以外の任意のインスタンス名でインストールする場合こちらのPDFファイル をご確認ください。
3.5.6. 照合順序¶
データベースエンジンの照合順序として選択可能な値(SQL Server 2016 ,SQL Server 2017)
こちらのPDFファイル をご確認ください。
データベースエンジンの照合順序として選択可能な値(SQL Server 2017)
こちらのPDFファイル をご確認ください。