2.1. Enterprise Cloud カスタマーポータル

 お客様がサービスを管理するためのEnterprise Cloud カスタマーポータル(以下、カスタマーポータル)が提供されます。カスタマーポータルを利用すると、仮想サーバーの作成やネットワーク環境の設定をリアルタイムで実施することができます。
 Enterprise Cloud カスタマーポータルver2.0の利用イメージは以下のとおりです。
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注釈

  • カスタマーポータルは、WebブラウザでHTTPS通信を利用してアクセスします。カスタマーポータルにアクセスするには、開通時にご案内しているIDとパスワードによる認証が必要です。
NTTコミュニケーションズビジネスポータル
 Enterprise Cloud サービスは、NTTコミュニケーションズビジネスポータル対応サービスです。ビジネスポータルと連携して利用するには別途申し込みが必要です。
 なお、ビジネスポータル経由でご利用になる場合、認証方式およびユーザー管理の方法が本書で説明する内容と異なります。詳しくは別途「NTTコミュニケーションズビジネスポータルご利用ガイド」を参照してください。

2.1.1. 利用できる機能

 カスタマーポータルでは以下の機能が利用できます。
機能 概要
複数データセンターの一括管理機能 複数のデータセンターを一括管理することができます。
ポータル機能 ユーザー管理 カスタマーポータルにアクセスするためのユーザーアカウントを作成、管理することができます。
チケット機能 ※1 サポート対応や故障連絡、問い合わせなど、お客様と弊社の間で情報を共有することができます。
権限管理 各種権限を組み合わせることで適切にリソースを管理することができます。
操作ログ カスタマーポータルの操作履歴の参照と、ダウンロードができます。
コントロール機能 バーチャルリソース制御

以下のリソースを制御できます。

  • コンピュートリソース(CPU、メモリーなど)の追加、削除
  • 仮想サーバーの構築、変更、削除
  • コンピュートリソースや仮想サーバーの監視/グラフ表示
  • ファイアウォールやロードバランサーのリソース変更やポリシー設定など
  • インターネット接続の構築、変更、削除 ※2
  • サーバーセグメントの追加、削除 ※2
  • VPN接続の変更 ※2
コンソール接続 Webブラウザを使用して、仮想サーバーにコンソール接続することができます。
バックアップ制御 データセンター間のプライマリストレージ/バックアップ用ストレージ間のデータ同期処理(ブースト処理)を制御できます。
※1 海外データセンター利用をする場合、チケット機能が利用できないケースがあります。詳しくは「10.2.1 サポートセンター窓口/テクニカルヘルプデスク窓口/チケット機能」を参照ください。
※2 カスタマーポータル対応環境の場合ご利用可能です。

注釈

  • カスタマーポータルにアクセスするには、IDとパスワードによる認証が必要です。

2.1.2. 操作可能な項目一覧

 カスタマーポータルでは、以下の操作が利用できます。
メニュー/機能名 作成/実行 表示 変更 削除
コンピュートリソースプール コンピュートリソース CPU - -
メモリー - -
ストレージ - -
リソースプール
監視 - - -
パブリックカタログ 仮想サーバーテンプレート/vAppテンプレート - - -
プライベートカタログ リソース(ストレージ容量)
テンプレート -
テンプレートのダウンロード - - -
仮想サーバーテンプレート(OVAファイル)の持ち込み アップロード - - -
仮想サーバー/vApp ※4 仮想サーバー/vApp作成 プライベートカタログ - - -
テンプレートの展開 - - - -
パブリックカタログ - - -
テンプレートの展開 - - - -
リソース vCPU - -
メモリー - -
ディスク数 -
ディスク容量 - 拡張 -
vNIC(配置セグメントの選択) - -
Powered On,Powered Off,Reset,Shutdown,Suspend,Restart - -
Snapshot ※5 - -
コンソール接続 - -
ISOイメージマウント機能 ※6 - - -
Install/UpdateVMware Guest Tools - - -
Set Guest Customization Enabled - - -
Windows OS SID 変更有効化機能 - - -
Check Hardware Version - - -
Upgrade Hardware Version※7 - - -
Ping監視機能 - -
イメージバックアップ
ファイルバックアップ ○ ※1
サーバーセグメント セグメント情報 ※2 - - -
IPアドレス管理 -
インターネット接続   ※2 ※2 ※2
VPN接続   - ※3 -
相互接続 サービス相互接続 - - -
コロケーション接続 -
リンクの開始・停止/
VLANの追加・削除
-
vファイアウォール ネットワーク構成 - - -
リソースレベル - -
アドレス・オブジェクト/グループ
サービス・オブジェクト/グループ
フィルタリングルール
NAT/NAPT
GIP - - -
ルーティング
監視 - - -
パフォーマンス情報 - - -
vロードバランサー vロードバランサーの設置 -
ネットワーク構成 - - -
リソースレベル - -
契約リソース - - -
ルーティング
ヘルスチェック
リアルサーバー設定
サーバーグループ設定
VIP
監視 - - -
パフォーマンス情報 - - -
統合ネットワークアプライアンス ネットワーク構成 - - -
ファイアウォール機能 -
IPsec終端機能
NAT/NAPT
ロードバランシング
GIP - - -
ルーティング
パフォーマンス情報 - - - -
グローバルファイルストレージ(グローバルデータバックアップ) ディスク容量 - - -
ブーストプラン(S、M、L) - - -
ブースト
レプリケーション
※1 リストア操作は仮想サーバー内にインストールされている専用アプリケーションから利用可能です。
※2 カスタマーポータル対応の環境でご利用可能です。vファイアウォールをご利用の場合はグローバルIPアドレス数の変更が可能です。それ以外の場合は契約情報のみ表示されます。
※3 カスタマーポータル対応の環境でご利用可能です。それ以外の環境の場合は契約情報のみ表示されます。
※4  vAppはカスタマーポータル ver2.0における新機能です。Enterprise Cloud サービスでは1台の仮想サーバーのみ所属します。
※5  Snapshot機能の提供データセンターについては「3.1.6 Snapshot」を確認ください。
※6  コンソール接続(HTML)ではISOイメージマウント機能は利用できません。
※7  Powered Offした状態でのみ実行可能です。アップグレードに伴う動作確認はお客さまにて実施いただく必要があります。アップグレード後の動作につきましては弊社サポート対象外です。事前にイメージバックアップ、もしくはSnapshot機能のご利用を推奨致します。

データセンターごとのカスタマーポータル対応機能一覧
  JP     US   UK DE FR ES SG HK MY AU TH
  横浜第1 関西1 埼玉第1 Lundy Sterling                  
サーバーセグメント(追加・削除・変更) × ×
インターネット接続(追加・削除・変更) × ×
カスタマーポータル対応VPN接続※1 × × × × × × × × × × ×
仮想サーバー/vApp(CheckHardware Version/Upgrade Hardware Version機能)※2 × × × × × × × × × × ×
※1 書面によるお申込みが必要です。
※2 2018年9月以降、全データセンターで対応予定です。

注釈

  • 仮想サーバーについては、「3.1コンピュートリソース」を参照してください。
  • カスタマーポータルの機能・利用方法の詳細については、別冊の「Enterprise Cloudご利用ガイド」を参照してください。
  • NTTコミュニケーションズビジネスポータルについては、別冊の「ビジネスポータルご利用ガイド」を参照してください。

2.1.3. 権限管理

 権限を組み合わせることで、各ポータルユーザーに対して適切な権限管理を行うことができます。
利用できる機能
 以下4つの権限を利用できます。
権限の種類 管理できる内容
ポータル管理者権限 アカウントの各種設定情報。アカウントの追加、削除等
グローバルポータル権限 各種通知(ダッシュボード情報、Email)の受信可否、APIユーザーの管理
チケット権限 カスタマーポータルチケットに関する閲覧、編集権限
機能操作権限 各設備・機器の操作可否

ポータル管理者権限
 ポータル管理者権限とは、アカウントに関する各種設定情報を管理するための権限です。ポータル管理者権限を持つポータルユーザーであれば、ポータルユーザーごとにポータル管理者権限を設定することができます。
グローバルポータル権限
 グローバルポータル権限とは、本サービスに関する通知を受信するために設定する権限のことです。グローバルポータル権限の設定は、ポータルユーザーごとに設定することができます。本サービスでは、一部のグローバルポータル権限のみ使用します。

重要

  • ポータルユーザーの初期作成時には、グローバルポータル権限は設定されていません。
 通知の種類とその内容、及び本サービスでの使用可否については、以下の表の通りです。
グローバルポータル権限 内容
Manage API User APIユーザーの管理ができます。
Receive Maintenance Email メンテナンスに関するお知らせを受信します。
Receive Outage Email サービス障害に関するお知らせを受信します。
Receive Marketing Email マーケティングに関するお知らせやドキュメントの更新情報を受信します。
Receive Security Email セキュリティに関するお知らせを受信します。
※ 上記以外の権限がポータル上に表示されますが、本サービスでは使用しません。

チケット権限
 チケット権限では各データセンターに対するチケットの閲覧権限及び編集権限を設定することができます。チケットパーミッショングループに所属するポータルユーザーは、チケットパーミッショングループに付与された権限の範囲で、チケットに関わるポータル操作を行うことができます。権限設定にはグローバルチケット権限の「ポータル管理者権限」をもつポータルユーザーである必要があります。

注釈

  • 新たにポータルユーザーを追加した場合、定期的なバッチ処理によりチケットシステムとの連携を行います。チケットパーミッショングループにポータルユーザーを追加する際、新たに追加したユーザーが表示されない場合は、しばらく時間を置いてから設定を実施ください。
  • チケットグループには、デフォルトで「Automatic Group – Full  Ticketing Permissions」というグループが登録されています。このグループは、全ての機能操作権限が付与されたユーザーグループで、所属するポータルユーザーの追加・削除以外の操作(識別名・説明の編集、ユーザーグループの削除)を行うことはできません
機能操作権限
 機能操作権限とは、各設備・機器への操作を制御するための権限のことです。
 カスタマーポータル上で、ユーザーグループ毎にひとつひとつの設備・機器単位に、それぞれの機能を操作する権限を付与することができます。例えば、1台1台の仮想サーバーに対して操作権限を付与することができます。
 各設備・機器の機能操作権限を付与されたユーザーグループに所属するポータルユーザーは、権限が付与されている各設備・機器を操作することができます。
■権限の内容
 各設備・機器に対して、「参照」「Edit(2.0)」「Add(2.0)」「アラーム」の権限設定ができます。
区分 説明
参照 設備・機器の設定情報を閲覧することができる権限
Edit(CP2.0) 設備・機器の設定情報を編集(設定変更・削除)することができる権限
Add(CP2.0) 設備・機器の設定情報を追加することができる権限
アラーム 設備・機器のアラートメールを受信することができる権限

 既存の各設備・機器に対する機能操作権限に加え、新規に作成される各設備・機器に自動で付与するデフォルトの機能操作権限を設定することもできます。お客様の必要に応じて、各ユーザーグループに機能操作権限を付与することができます。本操作を実施するには、ポータル管理者権限が付与されているポータルユーザーが実施する必要があります。ポータルユーザーが複数のユーザーグループに所属した場合は、所属したグループで付与されている機能操作権限すべてが付与されます。
 機能操作権限はデータセンターが所属するエリア単位で実施する必要があります。契約が無い場合は不要です(表示されません)。
 エリア情報は以下の通りです。
エリア データセンター名
Japan 横浜第1、関西1、埼玉第1、Hong Kong Tai Po
Europe Hemel Hempstead2, Frankfurt2, Spain Madrid2, France Paris2
US San Jose Lundy, Virginia Sterling
APAC Singapore Serangoon, Malaysia Cyberjaya3, Thai Bangna, Australia Sydney1

注釈

  • ユーザーグループには、デフォルトで「Automatic Group – Full Permissions」というグループが登録されています。このグループは、全ての機能操作権限が付与されたユーザーグループで、所属するポータルユーザーの追加・削除以外の操作(識別名・説明の編集、ユーザーグループの削除)を行うことはできません
■権限対象メニュー
 機能操作権限を直接付与することが可能な設備、機器とその詳細は以下の通りです。
区分 説明
Service 契約中の各サービスの参照/編集権限付与が可能
Enterprise Cloud Service
個々のEnterprise Cloud Service にて利用中のデータセンター毎に各種リソースの参照/編集/追加権限付与が可能。

対象:リソースプールの追加、vAppの追加、プライベートカタログの追加、vロードバランサーの追加、イメージバックアップの管理、サーバーセグメントの管理
vファイアフォール 個々のvファイアフォールの参照/編集権限付与が可能
vロードバランサー 個々のvロードバランサーの参照/編集権限付与が可能
統合ネットワークアプライアンス(INA) 個々の統合ネットワークアプライアンスの参照/編集権限付与が可能
vApp(仮想サーバー) 個々のvApp(仮想サーバー)の参照/編集/テンプレートの追加/アラーム権限付与が可能
仮想サーバーテンプレート 個々の仮想サーバーテンプレートの参照/編集権限付与が可能
コンピュートリソースプール 個々のコンピュートリソースプールの参照/編集/vAppの追加権限付与が可能
プライベートカタログ 個々のプライベートカタログの参照/編集/vAppテンプレート(ova形式)の追加権限付与が可能
コロケーション接続 個々のコロケーション接続ゲートウェイの参照/編集権限付与が可能
VPN接続 個々のVPNゲートウェイの参照/編集権限付与が可能
インターネット接続 個々のインターネットゲートウェイの参照/編集権限付与が可能

 下記のサービスについては、ご使用にあたり留意点がございます。
区分 説明
イメージバックアップ
イメージバックアップ全体の権限(バックアップジョブ登録、リストア、バックアップイメージの削除):Enterprise Cloud Serviceに含まれます。ただし、サーバーのバックアップにかかわる操作は各vAppのEdit(CP2.0)権限が必要です。

バックアップにかかわる通知の受信にはvAppでEdit(CP2.0)もしくはアラートにチェックを入れる必要があります。
サーバーセグメント サーバーセグメントの追加、削除、編集はEnterprise Cloud Serviceに含まれます。表示はされず、各セグメントの個別権限設定はできません。
グローバルファイルストレージ Serviceに含まれます。契約がある場合にのみ表示されます。
Acronis ライセンス ※
HULFT ライセンス ※
Oracle SE/EE RAC ※

権限設定はできません。参照権限のみのアカウントでも操作可能です。
※ 契約国、データセンターにより利用可能なメニューは異なります。

重要

  • カスタマーポータルver2.0へのアップデートに伴い、一部サービスの「編集」権限がEdit(CP2.0)およびAdd○○(CP2.0)に細分化されました。現在も「編集」は両者を含む強い権限として機能するため、新たにグループを作成し権限設定を行う場合はすべての「編集」チェックを外した上で、(CP2.0)の記載がある権限のみご利用ください。
 カスタマーポータル上の表示および内容説明
ポータル表示(エリア) 対象 権限設定項目 内容
Per Service Permissions
(エリア)
契約中のサービス 参照 クラウド、コロケーション、コロケーション接続、グローバルファイルストレージサービスにおける参照権限。
編集 クラウド、コロケーション、コロケーション接続、グローバルファイルストレージサービスにおける編集権限。
アラーム 利用しません。
Per Enterprise Cloud Service Permissions
(エリア)
Enterprise Cloud 参照 Enterprise Cloudポータルの参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) Enterprise Cloudポータル編集権限。
Add Compute Pool (CP2.0) コンピュートプール追加権限。
Add vApp(CP2.0)※2 vApp(仮想サーバー)追加権限
Add Private Catalog(CP2.0) プライベートカタログ追加権限。
Add vLB(CP2.0) vLB追加権限
アラーム 利用しません。
Per Enterprise Cloud vFW Permissions
(エリア)
vファイアウォール 参照 vファイアウォール参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) vファイアウォール編集権限。
アラーム 利用しません。
Per Enterprise Cloud vLB Permissions
(エリア)
vロードバランサー 参照 vロードバランサー参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) vロードバランサー編集権限。
アラーム 利用しません。
Per Enterprise Cloud vApp Permissions
(エリア)
vApp(仮想サーバー) 参照 vApp(仮想サーバー)参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) vApp(仮想サーバー)編集権限。
Add vAppTemplate(CP2.0) vApp(仮想サーバー)の仮想サーバーサーバテンプレート作成権限。
アラーム vApp(仮想サーバー)およびそのイメージバックアップに関するアラーム通知メール受信権限。
Per Enterprise Cloud VM template Permissions
(エリア)
仮想サーバーテンプレート
(プライベートカタログ)
参照 仮想サーバーテンプレート参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) 仮想サーバーテンプレート編集権限。
アラーム 利用しません。
Per Enterprise Cloud Compute Pool Permissions
(エリア)
コンピュートリソースプール 参照 コンピュートリソースプール参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) コンピュートリソースプール編集権限。
Add vApp(CP2.0) ※2 vApp(仮想サーバー)追加権限。
アラーム 利用しません。
Per Enterprise Cloud Private Catalog Permissions
(エリア)
プライベートカタログ 参照 プライベートカタログ参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) プライベートカタログ編集権限。
Add vAppTemplate(CP2.0) 仮想サーバーテンプレート(OVAファイル)追加権限。
アラーム 利用しません。
Per Enterprise Cloud vCIC GW Permissions
(エリア)
コロケーション接続 参照 コロケーション接続参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) コロケーション接続編集権限。
Per Enterprise Cloud vVPN GW Permissions
(エリア)
VPN接続 参照 VPN接続参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) VPN接続編集権限。
Per Enterprise Cloud INA Permissions
(エリア)
統合ネットワークアプライアンス 参照 INA参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) INA編集権限。
アラーム 利用しません。
Per Enterprise Cloud vInternet GW Permissions
(エリア)
インターネット接続 参照 インターネット接続参照権限。
編集 ※1 利用しません。
Edit(CP2.0) インターネット接続編集権限。
※1 「編集」はEdit(CP2.0)+Add(CP2.0)に近似する権限としてシステム的には有効な状態であるため権限設定を行う場合は、必ずチェックを外してください。
※2 vApp(仮想サーバー)の追加権限付与を行う場合は、Enterprise Cloud およびコンピュートリソースプール両方のAdd vApp(CP2.0)を設定する必要があります。
※3 アラームはvAppでのみ有効です。
※4 統合ネットワークアプライアンス、vファイアウォールはいずれか契約があるサービスで使用します。
※5 データセンターによっては「Per Enterprise Cloud vLB2 Permissions」が表示されますが、本サービスでは利用しません。

2.1.4. 操作ログ

 カスタマーポータルのログインや各種操作およびAPI利用にかかわる履歴の閲覧及びダウンロードを行うことができます。
 以下の機能を提供します。
機能 内容
履歴の表示
カスタマーポータルに最大2日分の履歴を表示します。対象は以下のとおりです。
  • 機器、機能に関わる操作履歴
  • カスタマーポータルのログイン履歴
  • アカウント情報の変更履歴
  • 機能操作権限の変更履歴
ログファイルのダウンロード
保存された履歴を、ポータル上からお客様環境にCSV形式でダウンロードすることができます。履歴は直近の3ヶ月間分が保存されています。文字コードはUnicode(UTF-8)です。

機器、機能にかかわる操作履歴
 カスタマーポータルの操作メニューにある「Task」から機器、機能にかかわる操作履歴を参照、ダウンロードすることができます。各機器、機能の参照権限が必要です。
 操作ログを取得可能な対象機器、機能は以下のとおりです。
  • コンピュートリソースプール
  • 仮想サーバー(vApp)
  • プライベートカタログ
  • インターネット接続(カスタマーポータル対応版)
  • VPN接続(カスタマーポータル対応版)
  • サーバーセグメント(カスタマーポータル対応版)
  • vファイアウォール
  • vロードバランサー
  • 統合ネットワークアプライアンス
 Taskの表示内容は以下の通りです。
項目 内容
内容(Summary) 機器、機能の操作内容
ステータス(Status) 機器、機能の操作状況
Progress 操作の進捗状況
Started 操作の開始時間
所有者(Owener) 操作の実行者(ログインID)
Ref 操作の管理番号
Accepted 操作の受付状況

 ダウンロード時のCSVファイルの内容は以下の通りです。
項目 内容
jobid 操作の管理番号
owner 操作の実行者種別
user ログインID
Started 操作の開始時間
%complete 操作の進捗状況
status 機器、機能の操作状況
title 機器、機能の操作内容
description 説明
finished 完了時間

カスタマーポータルのログイン履歴
 カスタマーポータルの「ユーザー管理」からログイン履歴を参照、ダウンロードすることができます。ポータル管理者権限をもつアカウントである必要があります。ログインID間違いにかかわるログイン失敗の履歴は取得されません。
 カスタマーポータルにおけるログイン履歴の表示内容は以下の通りです。
項目 内容
Timestamp 認証日時
実行者 ログインユーザーの種別
ソース 操作実行者のIPアドレス
ユーザー ログインユーザー名
イベント 認証にかかわるイベントの内容
リモートIP ログイン時の接続元IPアドレス

 ダウンロード時のCSVファイルの内容は以下の通りです。
項目 内容
Recorded At 認証日時
実行者(Actor) ログインユーザーの種別
Actor UUID ログインユーザー種別の識別ID
ソース(Source) 操作実行者のIPアドレス
ユーザー(User) ログインユーザー名
User UUID ログインユーザー識別ID
イベント(Event) 認証にかかわるイベントの内容
リモートIP(Remote IP) ログイン時の接続元IPアドレス
プライマリ認証システム(Primary Mechanism) プライマリ認証方式(Password もしくは One Time Password)
セカンダリ認証システム(Secondary Mechanism) セカンダリ認証方式(利用しません。)
User Agent 接続元のブラウザ情報

 認証にかかわるイベント内容詳細は以下の通りです。
イベント 操作内容
認証成功 正常ログイン
ログイン完了 正常ログイン
認証済みログイン 正常ログイン
認証失敗:無効な認証情報です。 パスワード間違い
認証失敗:削除されました。 削除したログインIDを使ったログイン失敗
認証情報がリセットされました。 ユーザーの追加
認証情報が発行されました。 ユーザーの追加
認証情報がリセットされました。 パスワードのリセット実施
認証失敗:認証情報の提供に失敗しました。 パスワード未入力によるログイン失敗
セッション削除によりログアウトしました。 ログアウト・ボタンによるログアウト実施
正常にログアウトしました。 ログアウト・ボタンによるログアウト実施
全ユーザーのセッション削除によりログアウトしました。 ユーザーの「停止」をポータルアドミンが実行したことによるよるログアウト
関連したセッション削除によりログアウトしました。 セッション・タイムアウトによるログアウト
セッション削除によりログアウトしました。 セッション・タイムアウトによるログアウト
正常にログアウトしました。 セッション・タイムアウトによるログアウト
認証情報が変更されました。 パスワードの変更
認証失敗:停止されたアカウントです。 停止(サスペンド)されたユーザーのログイン失敗
認証情報がリセットされました。 パスワードのリセット実施
読み取り専用ログイン 弊社オペレーターによる読み取り専用でのログイン

アカウント情報の変更履歴
 カスタマーポータルの「ユーザー管理」からアカウント情報の変更履歴を参照、ダウンロードすることができます。ポータル管理者権限をもつアカウントはすべてのユーザーの履歴を参照、ダウンロードすることができます。管理者権限を持たない場合は、自身の履歴のみ参照、ダウンロードが可能です。
 カスタマーポータルにおけるアカウント変更履歴の表示内容は以下の通りです。
項目 内容
Timestamp(Recorded At) 変更日時
実行者(Actor) ログインユーザーの種別
ソース(Source) 操作実行者のIPアドレス
操作(Action) ユーザーの追加、削除いずれか
対象(Who) 変更を加えたユーザー名
フィールド(Fields) 変更対象の一覧

 ダウンロード時のCSVファイルの内容は以下の通りです。
項目 内容
Recorded At 変更日時
実行者(Actor) ログインユーザーの種別
Actor UUID ログインユーザー種別の識別ID
ソース(Source) 操作実行者のIPアドレスまたはホスト名
操作(Action) ユーザーの追加、削除いずれか
Customer (利用しません。)
Customer UUID Customer識別ID(利用しません。)
ユーザー(User) ログインユーザー名
User UUID ログインユーザー識別ID
Fields 変更対象の一覧
Before State 変更前のfield情報
After State 変更後のfield情報

 フィールドの内容は以下の通りです。
Field 内容
comments comment (コメント欄)
customer_id customer ID (カスタマーID)
email email address (メール)
is_deleted state of deleteing user (ユーザーの削除のステータス)
job_title job title (役職)
language (tag) language (言語)
location location (ロケーション)
login login ID (ログインID)
manually_unsuspended_at 操作によるユーザー停止の解除時間
mcop_id setting of Biziness Portal user ID (ビジネスポータルのユーザー登録内部ID)
mobile_number mobile number (携帯)
name name (名前)
password_changed_at time of password changed (パスワード変更時刻)
password_has_changed パスワードの変更の有無
password_is_set password setting (パスワード設定の有無)
permitted_networks_only_exempt setting of permitted network (アクセス制限の適用の有無)
phone_number phone number (Tel)
portal_access setting of portal access (ポータルへのアクセスの有無)
portal_admin setting of portal admin (ポータル管理者権限の有無)
state_tag state of user (ユーザのステータス)
suspended_until time of unsuspended (停止解除時刻)
terms_agreed_at time of (T&C 承諾時間)
terms_agreed_version 承諾 T&Cのバージョン
tfa_required (利用しません。) setting of TFA (Two factor authentication) (二要素認証の設定の有無)
tfa_secret_key_is_set setting of TFA searet key(二要素認証のシークレットキー設定の有無)(利用しません。)
tfa_secret_key_validated validating of TFA searet key(二要素認証のシークレットキー設定の有有効・無効)(利用しません。)
timezone_name setting of timezone (タイムゾーンの設定値)
uuid user UUID (ユーザーのUUID)
Permitted_networks add / edit /delete Permitted networks (アクセス許可ネットワークの編集)
cc_authn_policy setting of permitted networks only (認証ポリシー 「IPアドレスへのロックセッション」の変更)
permitted_networks_only setting of permitted networks only (認証ポリシー 「許可ネットワークからのログインのみ」の変更)

操作機能権限の変更履歴
 カスタマーポータルの「権限管理」から操作機能権限の変更履歴を参照、ダウンロードすることができます。ポータル管理者権限をもつアカウントが利用可能です。権限グループごと、もしくは全ての権限グループの一括参照、ダウンロードが可能です。
 カスタマーポータルにおける操作機能権限の変更履歴の表示内容は以下の通りです。
項目 内容
Who ユーザー名
When 変更日時
Event イベント内容
Type イベントタイプ
Name 操作機能権限グループの名称

ダウンロード時のCSVファイルの内容は以下の通りです。
項目 内容
Who ユーザー名
When 変更日時
Event イベント内容
Type イベントタイプ

2.1.5. 注意事項

  • カスタマーポータルには、インターネットを経由してWebブラウザでアクセスする必要があります。別途インターネットへアクセスできる環境を準備してください。

  • カスタマーポータルにアクセスする際は、以下のWebブラウザを推奨します。

    32bit版 Mozilla Firefox 45以降

  • コンソール接続を利用する際は、Windows上で動作している「Mozilla Firefox 45.0以降及び51.0以前」「Mozilla Firefox 45.0 for ESR」「Internat Explorer11」のいずれかをご利用ください。また、コンソール接続(HTML)をご利用の場合は、 VMware Plug-in の追加 を実施施いただく必要はございません。また、本機能はISOイメージマウント機能を提供しないため、ご留意いただくようお願い致します。

  • Mozilla Firefox 30以降をお使いの場合、プラグインを「常に有効化する」に設定してください。

  • 履歴に表示される日時のタイムゾーンは以下のとおりです。

履歴種別 タイムゾーン
機器、機能に関わる操作履歴
機能操作権限の変更履歴
ユーザーアカウントに設定したタイムゾーン
カスタマーポータルのログイン履歴
アカウント情報の変更履歴
UTC

  • ポータルの無操作時間15分でセッション・タイムアウトします。

重要

  • お客様に発行したパスワード情報の漏えい紛失などによるカスタマーポータルの不正利用に関して弊社は責任を負いません。
  • 複数のデータセンターを1つのカスタマーポータルで一括管理する場合は、利用開始時に弊社にお申し付けください。別々のカスタマーポータルで利用を開始すると、後で1つに統合することはできません。

注釈

  • コンソール接続を利用する際は、WebブラウザのJavaScript機能を有効にしてください。
  • 1つのデータセンターを複数のカスタマーポータルから管理することはできません。