1.2. Enterprise Cloud サービスを構成する機能

 利用可能なメニューは、大きく以下の2つに分類できます。
メニュー 概要
グローバル標準メニュー
Enterprise Cloud サービスのすべてのデータセンターで共通して利用できる標準的なメニューです。
データセンターごとの提供状況は「1.3.2 提供データセンター」を参照してください。
ローカルオプションメニュー
データセンターそれぞれが独自に提供するオプションメニューです。サービス相互接続ゲートウェイ経由で接続します。
※ ローカルオプションメニューについて詳しくは、別書類を参照してください。

 Enterprise Cloud サービスの構成イメージは以下のとおりです。
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 サービスを構成する各機能を利用するためには、以下の表に示すサービスの申し込みが必要です。
構成要素 概要 申し込みが必要なサービス名
インターネットゲートウェイ インターネットと接続するゲートウェイ インターネット接続(グローバルIPアドレス)
インターネットトランジット

インターネットゲートウェイとvファイアウォールを接続

  • グローバルIPアドレスが提供されます。
VPNゲートウェイ VPNと接続するゲートウェイ VPN接続
VPNトランジット VPNゲートウェイとvファイアウォールを接続
ファイアウォール インターネットトランジット、VPNトランジット、サーバーセグメントの間のファイアウォール機能 vファイアウォール/統合ネットワークアプライアンス
ロードバランサー サーバーセグメント上の仮想的な専用負荷分散装置 vロードバランサー/統合ネットワークアプライアンス
サーバーセグメント

以下の機器などを接続するL2セグメント機能

  • 仮想サーバー
  • vファイアウォール
  • vロードバランサー
  • サービス相互接続ゲートウェイ
サーバーセグメント
仮想サーバー

仮想専用サーバー

  • コンピュートリソースプールからリソースを割り当てて作成されます。
コンピュートリソース
コンピュートリソース(専用機器)
コンピュートリソースプール 仮想サーバーを作成するためのリソース(CPU、メモリー、ディスク)
テンプレート

サーバーをコピーして作成された、仮想サーバーイメージ

  • テンプレートを使用して、仮想サーバーを作成できます。
パブリックカタログ あらかじめ登録されている、誰でも使用できるテンプレートが保存されている領域
プライベートカタログ お客様独自のテンプレートを保存できる領域 プライベートカタログ
サービス相互接続ゲートウェイ 弊社が提供している他サービスとサーバーセグメントを接続するゲートウェイ サービス相互接続
グローバルファイルストレージ
(グローバルデータバックアップ)

希望のデータを、遠隔地(国内/海外)のデータセンターへバックアップする機能

  • サービス相互接続ゲートウェイ経由で提供されます。
グローバルファイルストレージ
(グローバルデータバックアップ)
オンプレミス接続ゲートウェイ お客様の自社運用システム環境内のお客様システム環境(以下、オンプレミス環境)内のサーバーセグメントとL2接続するゲートウェイ オンプレミス接続
コロケーション接続 お客様コロケーションとサーバーセグメントをL2で接続する機能。 コロケーション接続
他サービス環境

データセンターそれぞれが独自に提供するサービス

  • Enterprise Cloud サービスと連携して利用できます。
ローカルオプションメニュー